現地観戦/WatchLive

NBA、NCAAバスケットボール現地観戦情報-ニュージャージー州

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*ネッツが去ったものの・・・お隣ニューヨーク州に比べてマイナーにとられがちだがバスケットボールは盛ん。

   

Newark(ニューアーク)エリア

マンハッタンにも近い、ニューアーク国際空港に、成田からコンチネンタル航空の直行便が到着する。

このニューアークエリアが州の北端。ニューヨーク州の南端にマンハッタンなどのニューヨークシティがあり、ハドソン川が州境となる。JFK空港も近いので、ニックスとセットで観戦するケースが多いだろう。

*ネッツはブルックリン移転ただしマンハッタンなどの交通渋滞は覚悟する必要がある。ニックスのマジソンスクエアガーデンなどへは地下鉄利用が必須だが、ニュージャージー側は地下鉄は走っていない。

他の大都市だとフィラデルフィアから95号線(有料)で2時間、州きっての観光地アトランティックシティからなら、大西洋岸のガーデンステイトパークウェイ(これも有料)で2時間半ほど。

ニュージャージー・ネッツ

   

シートンホール大学パイレーツ

カレッジは空港のすぐ東、サウスオレンジにこじんまりとキャンパスが佇むシートンホール大学(Seton Hall University)パイレーツが有名。

小規模校ながら1989年NCAA準優勝(当時のヘッドコーチはPJカーリシモ)などなかなかの実績を持つ。

メジャーカンファレンス、Big East所属。

カレッジバスケットボール界随一の名物コメンテイター、ディック・バイテルも卒業生。

ホールオブフェイマーを2名出すなど、歴史はあるが、NCAAトーナメント出場は9回と多くない。

ビッグイーストには設立時の1979年から参加しているメンバー。

'89年準優勝の立役者の一人、オーストラリア人シューターのアンドリュー・ゲイズは長年母国で代表をつとめた国民的英雄。

ホームはプルデンシャルセンターを使用。ビッグイーストにしては観戦が容易な方。2007年完成と新しく、収容は18,000人。ニューアーク空港のすぐ北側に立地。ニュージャージートランジットという鉄道のペンシルバニア駅が近く、この線はニューヨークのマジソンスクエアガーデン直結の”これも”ペンシルバニア駅に通ずる。が、駐車場はあるので車での訪問をすすめる。*もしマンハッタンの、それもMSG近くに宿をとった場合は迷わず列車。間違いなくホテル代が高いが・・・。

   

ニューアークエリアの高校バスケットボール

ニューヨークシティに近い、この人口密集エリアはハイスクールも全米トップレベルにある。

↓とりあえず、3つの”St”校を。

・セントパトリックSt. Patrick Celtics High School:
ここははずせない。全米でもトップレベルのプログラム。まずは地元シートンホールから76ERSへ進んだSamuel Dalembert。あとはアル・ハリントンが最近では大成功したOB。加えて、カイリー・アービング!

・セントベネディクトSt. Benedict's Prep Gray Bees High School :
最近ではカレッジをスキップしてNBA入りしたJR・スミスが有名。

・セントアンソニーSt. Anthony Friars High School :
Dukeに進んだボビー・ハーリーを筆頭に、ノートルダムからユーロでも大活躍したデイビッド・リバースなど、多数のスターを生んでいる。ハーリーの父、ボブが名コーチとして長年君臨。ちなみに弟ダニーは地元シートンホールに進学した。

   

   

Princeton(プリンストン)

プリンストン大学タイガース

ニューヨークとフィラデルフィアのほぼ中間に位置する大学町。フリーウェイ95号線沿いではないので、それぞれの都市まで1時間半ほどかかる。

アイビーリーグ所属の名門、プリンストン大学(Princeton University、タイガース)の所在地。

フィラデルフィアのPennと双璧を成す存在で、学業のみならずバスケットボールも強い。

1965年にはファイナルフォーに進出しており、その時のエースが後にニックスで大活躍し、引退後は政治家へ転身。民主党から大統領候補にまでなったビル・ブラッドリー。

そして何と言ってもピート・キャリル。通算514勝でプリンストン史上最高のコーチとされる彼は、日本でもトレンドになった”プリンストンオフェンス”を考案。多くのアップセットをおこしたが、中でも1996年NCAAトーナメント、前年覇者のUCLAを下したゲームは語り草。この時のエース、シドニー・ジョンソンが現在のヘッドコーチである。

キャリルは現在もNBAキングスでコーチとして活躍。その知将ぶりを生かしている。ジョンソンのみならず、ジョージタウンのジョン・トンプソンⅢなど、多くの名将を生むのもプリンストンの伝統。

   


Official Site

   

ホームはジャドウィンジム。1969年完成で、収容は7,000人弱。成績によるが、ファンはかなりうるさい。ペンあたりとアイビーの優勝を争う場合はチケット入手が困難。アイビーはどの学校もアリーナの雰囲気が独特で素晴らしい。

   

New Brunswick(ニューブランズウィック)

ラトガース大学スカーレットナイツ

こちらはニューアークからプリンストンへ向かう途中にある。NYCエリアから40分ほど。
重要な大学がある。NBAコミッショナーのデイビッド・スターンの母校、州立ラトガース大学(Rutgers University)。

Big East所属だが苦戦中で、女子の方が有名。男子はNCAAトーナメント出場6回と寂しい。

1976年にファイナルフォーに進んでいるが、1991年を最後にトーナメント出場なし。

OBには'80年代に活躍したフォワード、ロイ・ヒンソン。最後は地元ネッツでキャリアを終えた。

   


Official Site

   

ホームはルイスブラウンアスレティックセンターで、収容8,000人ほど。厳密には隣のピスカタウェイという町にある。低迷中のためAACの中では狙い目のアリーナだが、キャパが小さいので、相手が人気チームだと観戦は難しくなる。

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