NCAA、高校/プレップ

ゴンザガが4年連続9回目のスウィート16!!-NCAAトーナメント2018

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68校が52ゲームを消化。あっという間に16強が出揃いました。
いつもながら、勝者には何と甘美で、敗者には何と残酷な6日間だったでしょうか。

見ている者には贅沢で、もったいない期間でもあります。

 

リージョナルセミファイナルの日程と予想

手っ取り早く予想を知りたければ、”その類の”サイトが役に立ちます。
今回はESPN系のFiveThirtyEightに沿って。とは言っても、こういった予想ほど当てにならないものはないのですが。。。


*全て日本タイム。ティップオフ時間は変更の可能性あり

 

ファーストフォー・1回戦・2回戦レビューとリージョナル(地区準決勝・決勝)プレビュー

あまりに衝撃的なゲームが連発され、心身ともに疲れましたので、あえて淡々といきます(笑)

 

SOUTHリージョナル

最も荒れた地区。

1位シードの中の1位、バージニアがトーナメント史上初めて、16位シードに屈するという歴史的敗北を喫して散りました。
メリーランド大学ボルティモアカウンティ(UMBC)の11番、173センチのプエルトリコ人、KJ・モーラに注目

CBSの名物アナリスト、ジョン・ロスタインは"This is beyond March."コメント
16位が1位に勝つ。いつかその日がくるとは思っていましたが、、、
ただ、ゲーム後のバージニア大学ヘッドコーチ、トニー・ベネットのコメントは見事でした。

願わくば、このままずっとバージニアに残ってほしいと思います。

その16位、UMBCを下してスウィート16に進んだのは9位カンザスステイト。ここまで11敗。BIG12で4位に甘んじた伏兵。

対するは5位シードのケンタッキー。今年も若いチームであるUKも不安定。10敗を喫しており、SEC4位タイ。しかしカンファレストーナメントを制し、ここまで5連勝中。#12デビッドソンにやや苦しめられましたが、#13バッファローはブロウアウト。勢いにのっています。

2014年に、#8からファイナルまで駆け上がった(コネティカットに敗退)実績のあるケンタッキーには有利な状況となっています。

もう片方の山も大荒れで、#7ネバダと#11ロヨラ(シカゴ)が進出。2位シンシナティはじめ、3位テネシー、6位マイアミ(フロリダ)が、相変わらずトーナメントでの脆さを露呈。

また、1回戦でネバダをあと一歩まで追い詰めたテキサス大学は、注目のモハメド・バンバが後半終了間際にファウルドアウト。
↓こんなものを見せつけられては「どうぞ(NBAに)行ってください」としか言えません(笑)

シード#どおり、ケンタッキーのファイナルフォー進出予想が多いですが、対抗はBリーグ川崎、ニック・ファジーカスの母校ネバダ。今季度々TOP25に顔を出していたこのチームは侮れません。平均得点83.0が全米14位と、西部らしいオフェンスのチームですが、ターンオーバーが平均9.6と少ない(全米4位)。アシストとTO比率1.7で全米2位と堅実。平均身長が16強中14番目というサイズのなさが懸念されますが、それを補う戦い方は日本人にも参考となるチーム。いまやネバダと言えばラスベガスではなくリノ、ウルフパックと言えばNCステイトではなく・・・となりました。


*NCAA公式サイトより

しかし、会場であるアトランタはややケンタッキーに有利と言えそう。




 

EASTリージョナル

#4ウィチタステイトが#12マーシャルにアップセットを食らいましたが、もっとも順当に進んでいるのがイースト。

ビラノバの優勝可能性22%は16校中最高の数字。
上の表のとおり、ビラノバは決して大きくないチーム。では、その強みは何なのか。
NOVAもディフェンスではなく、オフェンスでの良い数字が目立ちます。
まず86.9という平均得点は堂々の全米1位。特に後半の45.1という得点が際立ちます。ほか、eFG%59.8も全米1位であり、ネバダ同様ターンオーバーが少ないチーム(平均10.4で全米14位)で、アシスト/ターンオーバー比率が1.61で全米3位。

もう間違いないでしょう。
サイズや能力で劣るチームの戦い方。この大きな秘密の一つはターンオーバーを少なくすることです。

もちろん、ビラノバの強みはそれだけではありません。マイカル・ブリッジスをはじめ、プロ候補も数人。
「勢揃いするタレントを、いかに丁寧にプレイさせるか」。これこそが、アーリーエントリー全盛である現代カレッジバスケットボールを勝ち抜く秘訣であると言えます。

”それっぽい”学校が並びます*ハイライトがNCAAトーナメント出場校。濃い黄色はSweet16チーム。↓

昨年のトーナメントでゴンザガをさんざん苦しめた、#5ウェストバージニアは今年も不気味な存在。ビラノバはターンオーバーが少ないチームですが、WVUはそれを誘発させるチーム(16.5で全米5位)。チームスティール平均8.1(全米8位)と、ディフェンスが光るウェストバージニアとビラノバの対戦は見もの。

反対側も順当に#2パデューvs#3テキサステック。今季トップランクをうろうろしていたパデューも2年連続の16強。意地でリージョナルファイナルには出てきそうですが、ここにきてビッグマン、アイザック・ハースが負傷による離脱。ビラノバorウェストバージニアにはやや劣るように思えます。

会場はボストン。最も大きな声援をうけそうなのはやはりビラノバ。




 

MIDWESTリージョナル

ビラノバに次いで優勝の可能性が高い(18%)とされているのがデューク。プレシーズンランクは1位だったものの、シーズン中はやはり不安定さが目立ったデュークはここまで7敗。コーチKの長いコーチングキャリアを振り返っても、7敗以上しながらファイナルフォーに進んだチームは、1988年と初優勝した1991年の2度だけ。
しかし過去の記録は過去のものでしかないことを、UMBCリトリーバーズが証明しました。#3ミシガンステイトがまさかの敗退を喫し、デュークの前に立ちはだかるのは同じACCの#11シラキュース。2月末のカンファレンスゲームでは60-44とデュークがホームで完勝。果たして。

もう一方は#1カンザスが、これもACC校#5クレムゾンを迎えます。カンザスは何と14年連続でBIG12カンファレンス制覇。とんでもない記録です。が、今季はKUも不安定。結局1度もランキングで1位に立つことはありませんでした(ちょこちょこと不祥事が起きていることも残念)。
ACC3位に入ったクレムゾンはディフェンスのチーム。平均失点65.5は全米23位。平均得点81.4のカンザス相手にロースコアに持ち込めば勝機は十分。

FiveThirtyEightの予想どおり、1位カンザスではなくデュークの勝ち抜けとなりそうな気配。しかし会場オマハはKUに有利な町。




 

WESTリージョナル

今回もゴンザガのいるWESTは下記で。

 

ゴンザガ大学と八村塁

SOUTH同様、1位と2位が姿を消してしまった地区。
最もファイナルフォー進出の可能性が高いのは、、、ゴンザガ。

間違いありません。
ジョッシュ・パーキンス、サイラス・メルソンにジョナサン・ウィリアムズ3世。昨季準優勝の経験を持つ上級生の面々に、キリエン・ティリ、ザック・ノーベルJr、コリー・キスパート、そして八村塁。
WESTに残った顔ぶれで、その力が抜けているのはゴンザガです。ティリの調子がなかなか上がってこないことは気がかりですが、八村塁を含めた下級生たちは徐々にその才能の片鱗を覗かせながらも好不調の波があり、いまだに全てを出し切っていない。中でも最も能力の高い八村塁は、2回戦オハイオステイト戦以上のパフォーマンスをリージョナルズで見せ、チームを2年連続のファイナルフォーに導くのであれば、無いと思われていた2018年NBAドラフトへのエントリーの可能性が高くなると言っていいでしょう。

その舞台はロサンゼルスのステープルズセンター。やはり「八村塁はもっている」と言わざるを得ません。NBAスカウトはもちろん集結。世界でも有数の、この注目が集まりやすいアリーナで、ゴンザガと八村塁が大きな戦いに挑みます。

勝ち上がった場合の、地区決勝の相手は読めません。上の予想でもわかるとおり、力が拮抗しています。実力的にはミシガンですが、ディフェンディングチャンピオン・ノースカロライナをやぶったテキサスA&Mは勢いあり。

シーズン序盤、上級生から全くパスが入らなかった状況がウソのようです。システムに慣れ、攻守ともに完全にその能力を"UNLEASH"↓

ゲームハイの28得点も、要所で八村に圧倒されたオハイオステイトの33番、ケイタ・ベイツ-ディオップは、ディアンジェロ・ラッセルやジャリル・オカフォー、カール・アンソニー-タウンズらと同期のClass of 2014。ESPNランキングで全体22位評価された5つ星選手。夢ではありません(笑)。

 

しかし、です。八村塁は渡米してわずか2年弱の大学2年生。「矛盾することは重々承知の上ですが」プレッシャーなど一切感じず、楽しくプレイすることが最優先でしょう。結果よりも、その姿を見ることこそ、我々ファンが一番楽しみにしていることです。

書いておきたいことが山ほどありますがこのへんで。

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