Bリーグ/日本国内

Bリーグの選手個人成績・スタッツ-得点とシューティング<2017年2月>

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Bリーグのスタッツ

開幕早々に一度書きましたが、これも先日書いた通り、外国人選手の大幅な入れ替えもありましたし、久しぶりにながめてみました。

*いわゆるベーシックスタッツのみです。2月20日時点でBリーグオフィシャルページの数字をベースにしています。ここでは新加入間もない選手も含みました。

   

得点(1試合平均)トップ20


   

得点王は開幕直後と同じく、川崎のニック・ファジーカス。2位の昨季NBL得点王、ダバンテ・ガードナー(当時は西宮所属)を大きく引き離し、ダントツです。ガードナーが新潟へ移籍し、これもスコアリング能力が高いクリント・チャップマンと分け合っている側面もありますが、それにしてもファジーカスの得点力は呆れるほどです。早々に、Bリーグ初代得点王(おそらくはMVPも)は決まってしまったと言っていいのではないでしょうか。


さすがに外国籍選手の名前が並び、新加入のジョッシュ・チルドレスやロバート・サクレ、クレイグ・ブラッキンズらも暴れています。その他は開幕時と比べて大きな変動は見られません。渋谷の帰化選手、アイラ・ブラウンの名前がありませんが、これは当然同じゴンザガ大学出身のロバート・サクレ加入によるものです。


金丸、川村の、新旧日本代表シューターのトップ20入りはさすがとしか言いようがありません。怪我もあってか代表に定着していないイメージの金丸ですが、彼は絶対に必要な選手でしょう。かつての川村同様、アジアトップレベルの好シューター。


*外国人選手は出場時間に制約があるため、一応”1分ごとにおける得点(PointsPerミニッツ)”も出してみました。

ただ日本人選手の出場時間最多は秋田の安藤選手でおよそ22時間ですから、そこまで大きな差は無いのかなと考えています。もちろん川崎のファジーカスに限らず、球団は外国籍選手を40分出したいと思っているかもしれませんが・・・↓

   

   

当然”その時間帯の重要性”は異なりますが、効率の良い選手たちです。

やはり外国人選手たち。ここでも川崎・ファジーカスがトップ。1クォーターで9点強取る計算です。

そしてここでランキング上位に顔を出してきているのが琉球のレイショーン・テリーや富山のドリュー・ヴァイニー。彼らはバスケットボールIQが高いと言えるでしょう。

*ちょっと比較するのはアレなのですが、、、現在のNBA得点王、ラッセル・ウェストブルックは平均34.6分の出場で31.1ppg。単純に言えば1分間に0.898点取っていることになります、一応。

   

フィールドゴール%トップ20

   


   

三河の外国籍および帰化選手の名前が出てきます。金丸という日本人シューターがいる分、バスケットに近い位置でシュートを打てていることが想像できます。

2位川崎のライアン・スパングラーはファジーカスの影に隠れていますが、203cmでそこまで幅があるわけでもないのにこの高確率は、さすがにNCAAファイナルフォーチームのスターターというところ。

他、京都の2選手もランクイン。良いシュート、いわゆるショットセレクションが優れている印象です。


ここは基本、リングに近い位置で打てる、サイズのある外国籍選手が強いカテゴリーですね。

   

スリーポイント%トップ20


   

個人的に、スリーポイントには注目しています。少々甘い(?)かもしれませんが、まずは試投70本以上で抽出しました。


折茂選手、さすがです。試投が少ないとはいえ、50%!

そしてここでも顔を出すファジーカスにはもう脱帽。RT・グインはサクレ加入で外がさらに活きてくる可能性ありますね。


日本人選手、興味深い名前が並びます。代表強化に活かせる選手、いると思うのですが。。。


チーム別ではこのトップ20に三遠、三河そして大阪から3人が入っています。*大阪は試投がチームダントツのジョッシュ・ハレルソンも38.3%で22位につけています。


注目している数字ですので、試投ベースでも載せておきます↓



   

千葉の日本代表、小野の数字は素晴らしい。チームメイトにも恵まれていますが、もっとスポットライトを浴びるべき選手。ストーン、富樫に石井も加え、天皇杯優勝の、千葉のスリーポイント多投と悪くない確率が目立ちます。勝敗ともども、そのスタイルが注目のチーム。他方、ギャレットと琉球・岸本の確率は・・・

   

フリースロー%トップ20

   


   

こちらは少々きびしい(?)抽出で、試投80本以上。

語られることが少ないカテゴリーですが、非常に重要な数字。特にサイズの小さい日本人選手にとっては生命線とも言えるもの。が、ペイントでの被ファウル場面に乏しく、試投が少ないとはいえ、全員日本人選手とならないのは寂しい。

フリースロー成功率で、サイズのある外国人選手に劣るのであれば、日本のバスケットボールレベルが向上することなどないでしょう。


試投が圧倒的に多い、ファジーカスやガードナーの高い成功率を、再度見つめなおす必要がありそうです。

例えば竹内公輔の、74.1%はきびしい。試投わずか54本でこの数字はふがいない。スリーの名手、小野もフリースローに限っては68%とひどい数字(試投97本)。

よりプレッシャーのかかる国際大会で、これ以上の成功率を望めるでしょうか。奮起に期待!

リバウンド、アシスト、スティール、ブロック

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