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比江島慎vs中国・グオアイルン<比較!どっちがスゴイ?>

ジョーダンブランドと契約した初の中国人選手、グオ・アイルン

大きなニュースとなりました。中国代表のガードで、リオ五輪にも出場したグオ・アイルンが、中国人選手としては初のジョーダンブランド契約選手に。
”ラッセル・ウェストブルックの隣にロッカーが用意される”という、破格の待遇!↓

これはもちろん、人口が日本とは比べものにならないほど多い大市場・中国において、バスケットボールが日本で言う野球やサッカー並みに人気があるというビジネス算段があってのこと。グオの中国での知名度は、日本プロ野球の大谷あたりと同等と考えていいでしょう。
ですが、ジョーダンブランドによるここまでの扱いは、イメージもあるので並みの選手にはできません。大きな期待がうかがえるのは間違いないです。
リオ五輪においては、アジアナンバーワン選手で元NBAのイー・ジャンリンに次ぐ8.6ppg、10.2rpg(!)に、チーム1位の4.8apgを記録。5戦全敗に終わったものの、23歳のグオは、中国バスケットボール史上最高のガードと評価されています。
日本が4位に終わった2015年アジア選手権で中国は優勝。この時グオは21歳。

このグオアイルンに、日本人選手はとても敵わないのか?決してそうは思いません。
個人的に、この中国人スター選手に一番近い存在なのは、(ポジション的に)Bリーグ三河の比江島慎であると思います。渡邊雄太vs八村塁同様、ネタみたいになっちゃいますが、、、2人の比較をしてみました。

グオアイルンvs比江島慎

*NBAと”親しい”中国CBAは12分クォーター

比江島に辛く採点したつもりです。その”点差”、17。ただこれは主に、昨年のリオ五輪出場はじめ、中国CBAというタフな場所に身を置ける、グオアイルンとの「環境の差」と考えています。37.6ppgという、Bリーグではとても考えられない数字を叩き出したジマー・フレデッテをはじめ、37.5ppgのエリック・マカラム、36.2ppgのマーション・ブルックスなど、ペイント以外に怪物がひしめいているCBAと、始まって間もないBリーグとでは、その”タフさ”に大きな違いがあります(Bリーグで思い浮かべる強烈な外国籍アウトサイドプレイヤーは、ディアンテ・ギャレットくらいでしょう)。
「環境」さえ変えれば、比江島はグオアイルンと大きくは変わらない、むしろ潜在能力は比江島の方が上なのではないかと思うのです。

ただ、比江島を1対1で抑えられるような選手はBリーグには存在しない。この環境で競技を続ける以上、グオアイルンとの差は開いてしまうと言わざるを得ません。→プレイオフ見る限り、完全にリーグのレベルが上がってますね。もうちょっとPLAY HARDが必要だとは思いますが。。。

BJ・アームストロングをスタッフに持ち、顧客にアンソニー・デイビスらのスターを抱える強力なエージェント、ワッサーマンがバックに控えるグオアイルンは、ジョーダンブランドと契約したことで、NBA挑戦を含めた、より競争的な環境を手に入れやすい状況にあると言えます。
*「行く」ようです↓

遼寧フライングレパーズ所属のグオアイルン。キャリアハイの43得点↓

2017アジアカップで激突?

グオアイルンと比江島慎。2人のマッチアップが見られる可能性があるのは8月のアジアカップ。組み合わせどころか、厳密にはまだ出場さえ決まっていませんが、今回からオーストラリアとニュージーランドが参戦する、”新アジア”の王者を決めるイベントで、2人の対決が見たい。ここで大きなアピールが出来れば、同じくナイキと契約している比江島も、カワイ・レナードやクリス・ポールと同じCMに出る可能性だってあるのではないでしょうか(笑)。

比江島はグオアイルンより3歳年上の26歳。のんびりしていられません。アジアカップでの爆発を期待したいと思います。

*ヤオミンがCBAのトップに就いた中国は、レッドとブルー、2つの代表ロスターをリリース。これまでと違って両チームに明確な一軍、二軍の別をしておらず、レッドには2016年NBAドラフト43位で指名されたゾウ・キ、ブルーにはイー・ジャンリンとグオ・アイルンと、トッププレイヤーが分けられています。

*A Star Is Born.-グオアイルン(2010年)
*ギリシャ・パナシナイコスへの移籍の噂を報じる記事(実現せず。2012年)
*グオアイルンに関するFIBAの記事(2015年)

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