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NBAドラフト2017における勝者はまたしてもゴールデンステイト・ウォーリアーズ?

2017NBAドラフト結果

NBAドラフト当日。初めてリアルタイムで選手が指名されていくのをずっと眺めていました。
マーケル・フルツ、ロンゾ・ボール・・・いくつかサプライズもありましたが、特に上位はほぼ順当と言ってよかったのではないでしょうか。

2017 NBA Draft full results
1.76ers: Markelle Fultz (G) – Washington
2.Lakers: Lonzo Ball (G) – UCLA
3.Celtics: Jayson Tatum (F) – Duke
4.Suns: Josh Jackson (F) – Kansas
5.Kings: DeAaron Fox (G) – Kentucky
6.Magic: Jonathan Isaac (F) – Florida State
7.Bulls: Lauri Markkanen (F) – Arizona
8.Knicks: Frank Ntilikina (G) – France
9.Mavericks: Dennis Smith Jr. (G) – NC State
10.Trail Blazers: Zach Collins (F/C) – Gonzaga
11.Hornets: Malik Monk (G) – Kentucky
12.Pistons: Luke Kennard (G) – Duke
13.Jazz: Donovan Mitchell (G) – Louisville
14.Heat: Bam Adebayo (C) – Kentucky
15.Kings: Justin Jackson (F) – UNC
16.Bulls: Justin Patton (C) – Creighton
17.Bucks: DJ Wilson (F/C) – Michigan
18.Pacers: TJ Leaf (F/C) – UCLA
19.Hawks: John Collins (F) – Wake Forest
20.Kings: Harry Giles (F/C) – Duke
21.Thunder: Terrance Ferguson (F) – Australia
22.Nets: Jarrett Allen (C) – Texas
23.Raptors: OG Anunoby (F) – Indiana
24.Nuggets: Tyler Lydon (F) – Syracuse
25.76ers: Andzejs Pasecniks (C) – Latvia
26.Trail Blazers: Caleb Swanigan (PF) – Purdue
27.Lakers: Kyle Kuzma (F) – Utah
28.Jazz: Tony Bradley (C) – North Carolina
29.Spurs: Derrick White (G) – Colorado
30.Lakers: Josh Hart (G) – Villanova

31.Pelicans: Frank Jackson (PG) – Duke
32.Suns: Davon Reed (SG) – Miami
33.Magic: Wesley Iwundu (SF) – Kansas State
34.Kings: Frank Mason III (PG) – Kansas
35.Grizzlies: Ivan Rabb (PF) – California
36.76ers: Jonah Bolden (PF) – Australia
37.Celtics: Semi Ojeleye (SF) – SMU
38.Warriors: Jordan Bell (C) – Oregon
39.Clippers: Jawun Evans (PG) – OSU
40.Hornets: Dwayne Bacon (SF) – FSU
41.Hawks: Tyler Dorsey (SG) – Oregon
42.Lakers: Thomas Bryant (C) – Indiana
43.Rockets: Isaiah Hartenstein (C) – Lithuania
44.Knicks: Damyean Dotson (SG) – Oregon
45.Rockets: Dillon Brooks (SF) – Oregon
46.Bucks: Sterling Brown (SG) – SMU
47.Pacers: Ike Anigbogu (C) – UCLA
48.Clippers: Sindarius Thornwell (SG) – South Carolina
49.Nuggets: Vlatko Cancar (SF) – Slovenia
50.76ers: Mathias Lessort (PF) – France
51.Nuggets: Monte’ Morris (PG) – Iowa State
52.Pacers: Edmond Sumner (PG) – Xavier
53.Celtics: Kadeem Allen (SG) – Arizona
54.Suns: Alec Peters (PF) – Valparaiso
55.Jazz: Nigel Williams-Goss (PG) – Gonzaga
56.Celtics: Jabari Bird (SG) – California
57.Nets: Aleksandar Vezenkov (PF) – Spain
58.Knicks: Ognjen Jaramaz (PG) – Serbia
59.Spurs: Jaron Blossomgame (SF) – Clemson
60.Hawks: Alpha Kaba (PF) – France

サバイバルはこれからが本番とはいえ、NBAドラフトで名前を呼ばれるのは格別の気分でしょう。選手はもちろん、その家族、コーチの喜びを爆発させる様は、見ていて思わず笑ってしまうものでした。
当然、中には「呼ばれるはずと思っていながら呼ばれなかった」選手も大勢。プロキャリアにおける生き残りをかけた戦いはここからですね。

二巡目38位指名、ジョーダン・ベル

さて指名が進む中で、一人気にしていた選手がなかなか呼ばれません。個人的には一巡目でもおかしくないと思っていたのですが、呼ばれません。

38位。

オレゴン大学の3年生、ジョーダン・ベルがようやく指名されました。

ロサンゼルス出身の6-8、102kg。昨季NCAAファイナルフォーまで進んだオレゴン大学におけるスタッツは、10.9ppg(チーム4位)、8.8rpg(〃1位)、2.3bpg(〃1位)、FG%636(〃1位)、FT%701、3P%214。

比較:ドレイモンド・グリーンのミシガンステイト4年時→ 16.2ppg、10.6rpg、FG%449、FT%723、3P%388

指名したのは・・・ゴールデンステイト・ウォーリアーズでした。




ドラフトにおける勝者は?

何か密約でもあったのかと思わざるを得ない、「遅い」指名順位、「出来過ぎの」指名球団。。。多くのアナリストが驚いていました。

以下、フォーブスの記事要約です。
元記事

Golden State Warriors Defy Norm Again By Not Selecting One-And-Done In NBA Draft
ゴールデンステイト・ウォリアーズがまた逆をいった。ONE&DONE(大学1年生)を指名しなかった。

◆今回のNBAドラフト一巡目においては、史上最も多くの大学1年生(16人)、最も少ない4年生(2人)が指名されました。その一方、ゴールデンステイト・ウォーリアーズがまた逆を行きました。若さとポテンシャルよりも、”経験”を取ったのです。

◆2016-2017NBAチャンピオン・ウォーリアーズは今ドラフトで指名権は持っていませんでしたが、シカゴ・ブルズに$3.5ミリオン(日本円約3.9億)支払うことで、38位指名権を得ました。そして、オレゴン大学の3年生パワーフォワード、ジョーダン・ベルを獲得。

ウォーリアーズの大きな成功はある部分、大学1年生選手を取らず、大学でスキルを磨いた上級生を獲得することによるものと言えるでしょう。

◆これは、大きな可能性を秘める大学1年生を指名するという最近のトレンドとは逆行するものです。今回のドラフトでは、史上初めてトップ5位指名、そしてトップ11位指名までの選手の中で10人が大学1年生となりました。*9位ニューヨーク・ニックスに指名されたフランス人、フランク・ントリキナが例外ですが、彼も若い!

◆このONE&DONEというものは、2006年に誕生。NBAでプレイするには19歳以上であるか、少なくとも高校卒業から1年以上経過している必要があるというルールです。しかし、このルールは本来の目的(大学で時間を過ごすこと)にとっては逆効果となりました。トッププレイヤーたちが、しょっちゅうドロップアウト(落第)するのです。
このことは、年齢制限を取り除くか、または制限を上げるか、多くの議論を引き起こしました。

The Warriors Don’t Follow The Trend

◆一方で、ウォーリアーズGMのボブ・マイヤーズは週初めに「”残っている中でベストな選手”を指名したい」(ここだけを聞けば、当たり前のコメントですよね)と強調。そこには間違いなく、彼らのドラフト戦略が存在しました。ジョーダン・ベルを指名したことにより、ウォーリアーズが指名した直近11人のうち10人が、NCAAで1年より多くをプレイした選手でした。(ステファン・カリーとクレイ・トンプソンは3年、ドレイモンド・グリーンは4年間全うしました。)
ゴールデンステイト・ウォーリアーズの指名選手一覧

◆今回指名したジョーダン・ベルもオレゴン大学で3年プレイ。昨季はPAC12カンファレンスの最優秀ディフェンス賞を受賞。自身も比較してる通り、NEXTドレイモンド・グリーンであることを証明しているようです。

◆グリーン同様、ベル(6-9とも言われる)もアンダーサイズのフォワードで、2人ともカレッジで複数年プレイ。二巡目でウォーリアーズに指名されました。

◆ドレイモンド・グリーンが2012年に35位で指名された時、誰もこの無名選手が2度のオールスター出場、2度のオールディフェンシブ1stチーム選出、2017年ディフェンシブプレイヤーオブジイヤーのファイナリストになろうとは予想できませんでした。

◆おそらくはグリーンのように、ベルのカレッジでの複数年のプレイは「配当をもたらす」でしょう。それは、彼が”無名のスター”となる時です。

↑ ↑ ↑
要約ここまで

出来過ぎです。
何故みすみすジョーダン・ベルを、最強球団ゴールデンステイト・ウォーリアーズに渡してしまったのか。

大学最後のシーズンに、134本中52本を沈めたドレイモンド・グリーンに対して、わずか14本の試投中3本しか決められなかったジョーダン・ベルのスリーポイントだけが気になるところですが、どうやらウォーリアーズはこの点を”クリア”したようです。

*現代バスケットボールにおいて、プロデビューしてからスリーポイントが向上する選手がどれほど多いことか!

もう一人のドレイモンド・グリーンを手に入れてしまったかに見える、ウォーリアーズとジョーダン・ベルに注目しようと思います(まぁ、ハズレになる可能性もありますね)。

シューティング次第!

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