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日本代表、連敗スタート-FIBAワールドカップ2019アジア予選



FIBAワールドカップ2019アジア1次予選スタート!

こちらもいよいよ始まりました!
日程*もちろん1次予選の順位は暫定です↓

日本協会公式サイト
日本の1次予選は2017年11月24日にvsフィリピン(ホーム)、11月27日vsオーストラリア(アウェイ)、2018年2月22日にvsチャイニーズタイペイ(ホーム)、2月25日にvsフィリピン(アウェイ)、6月29日にvsオーストラリア(ホーム)、7月2日にvsチャイニーズタイペイ(アウェイ)。

大きく変わりました。
まずはこれまで一か所に集まって行われていたこの予選を、ホーム&アウェイとしたこと。当然これまでどおり夏の短期集中開催は不可で、NBA、NCAA、ユーロリーグ、そしてBリーグなどのレギュラーシーズンの最中にも実施されることになりました。Bリーグは中断(この11月は天皇杯実施)という対応を取りましたが、NBA、NCAA、そしてFIBAと”揉めている”ユーロリーグは中断せず。渡邊雄太や八村塁の例をあげるまでもなく、各国ベストの代表チームというわけにはいかなくなりました。
FIBAにすれば、ホーム&アウェイにすることでより多くの観客、収益が見込めることにはなりますが、各国リーグはBリーグのように対応することは難しい。将来的にどうなるかわかりませんが、NBAやNCAA、そしてユーロリーグを中断してまで代表戦が魅力あるコンテンツになりうるかどうか。個人的にはそうはならないと思います。国対国の対戦に魅力は感じますが、そこはどうしても急造チーム。必ずクォリティの高いゲームが展開されるとは思いません。また、これにより発生する選手の移動は大変でしょう。これではたしてプレイヤーズ1stと言えるでしょうか。日本協会・東野委員長は渡邊、八村さえもNCAAシーズン中の代表合流を望んでいるようですが、それが大学生である選手本人のためになるでしょうか。2人の「将来」のことを考えても、現状ではNBAスカウトはアジア予選ではなくNCAAに注目しているでしょう。
この変更は、あまりにも多くの混乱を引き起こしてしまうと思います。再考が必要でしょう。

次に変わった点は、ワールドカップの結果がそのまま2020年の東京オリンピックにつながること。ワールドカップにおいて、各大陸の最上位国は自動的に東京五輪出場権獲得です。アメリカとヨーロッパ大陸は上位2か国、アジア1、オセアニア1という出場権振り分けにも注目です。これにアフリア1を加えた計7か国の出場がワールドカップの結果により決定。残り5つは世界最終予選を勝ち抜いた4か国と開催国(つまり日本)となるのですが、日本が開催国にふさわしくないと判断されれば計5か国が最終予選の結果に委ねられます。そして世界最終予選の出場枠は、ワールドカップで五輪出場権を獲得した国以外の上位16と、各大陸から推薦された8つの計24か国。*この推薦ではオセアニアがアジア枠に組み込まれるという複雑さ。。。

ではアジア・オセアニア各国のFIBAランキングをあらためて↓



 

以下、より素晴らしい解説をNHK-BSの番組で佐々木クリスさんがされていましたが・・・

フィリピン77-71日本@東京

当然、日本はグループBで上位3か国に入りたい。客観的に見れば、3位の座をチャイニーズタイペイと争うこととなりますが、あわよくばフィリピンに1勝はしたい。その可能性があったゲームでした。

痛い1敗。

振り返れば、10-18という1クォーターの差が全てでした。

これまでにないホームゲームの雰囲気。日本はもちろん、格上フィリピンでさえも、序盤のシューティングタッチはひどいものでした。この1Qにおいて、フィリピンが”定石通り”バスケット付近とスリーポイントショットに徹したのに対し、日本はタフなミドルレンジを連発。これがことごとく外れ、ベンチから出てきたエース・比江島慎のインスタントオフェンスに頼らざるを得ない状況となってしまいました。
1Qのショットチャート↓

2Q以降は互角に近い展開も、ゲームを通じてフィリピンが誇るワンツーパンチ、アンドレイ・ブラッチェとジェイソン・カストロ・ウィリアムを抑えることは出来ず。特に、やや効果が見られたゾーンディフェンスを採用した際、ボールを持ったカストロにやすやすとバスケット直結のドライブを許したことは痛かった。
決して好調には見えなかったものの、要所で存在感を発揮したブラッチェも13点、12リバウンド。ペイントでのスコアはフィリピンの34-24。
ボックススコア

仮に1Qも対等に渡り合えていたとしても、まだまだカストロとブラッチェには余力があったように感じました。

そして勝敗が決した4Q残り4秒。不用意なパスミスを犯したゲイブ・ノーウッドとアンドレイ・ブラッチェのプレイに、フィリピンHCのビンセント・レイエスが激怒。

得失点差を意識しての怒りでしたが、同様の展開だとして、例えば日本人コーチにこの場面でレイエスと同じような対応ができたかどうか。バスケットボールが国技である、フィリピンとの差を感じさせる一場面ではなかったでしょうか。



 

日本58-82オーストラリア@アデレード


ボックススコア

比江島をスタート起用。1Qはじめゲーム通して健闘したものの敗退。
端的に言って、日本と同じようなことを「背の高い」人間がやっているように見えました。むしろ、大きいオーストラリアの方がバスケットから遠い、前からプレッシャーをかけるディフェンスをしていたのではないでしょうか。健闘とはいえ、これで勝つのは難しい。

連敗した日本。特にホームでのフィリピン戦を落としたことで、得られたはずの”自信とゆとり”を逃したことは大きな痛手ですが、グループ3位以内確保の可能性は十分。再度、ラマスジャパンの成長、躍進に期待です。

同じように、フィリピンに惜敗、オーストラリアに大敗したチャイニーズタイペイですが、アウェイのフィリピン戦で接戦を演じたことは見逃せません。得失点差を考えれば、2月22日、横浜での直接対決はただ勝つだけでは厳しい。大差が必要。

予選スタート前の、フリオ・ラマスコーチのインタビュー記事。少し失望しました。今さら「平均身長」に言及するのでしょうか?サイズ不足を補って勝つために招いたコーチではなかったのでしょうか?渡邊雄太、八村塁の招集で解決されるのでしょうか?

「小さい日本」のまま、世界に通用するバスケットボールを展開するものと思っていただけに、残念です。

再度、こちらを考えずにはいられません→日本バスケットボールの戦い方・一つの見本
Bリーグではまず見ることが出来ないスタイルですが、フルコートプレッシャーディフェンスとスリーポイントしか、日本が生き残る道はないように思います。

代表チームで、このスタイルが簡単に構築できないとは理解していますが、、、
2連敗スタート、やはりショックです。。。

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