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NBA、NCAAカレッジバスケットボール現地観戦情報-オレゴン州

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NIKEのお膝元。バスケットボールは盛んと言える。

Portland(ポートランド)エリア

シアトルからインターステイト5号南下で3時間弱。

このルートはブルズ時代のフィル・ジャクソンが飛行機ではなくバスで移動させたことで知られる。東に富士山より高いマウントレーニア、1980年の大噴火で有名なマウントセントヘレンを眺めるこの移動は車がおすすめ。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

ポートランドは町唯一のメジャースポーツチームがブレイザーズ。人気は当然高い。2006-07シーズン新人王のブランドン・ロイ、”怪我が無ければ”のグレッグ・オデンなどの獲得以降、ラマーカス・オルドリッジ、2013年の新人王ダミアン・リラードらの活躍で盛り上がっている。

創設は1970年。その歴史では中堅球団といえる。1977年に名センターの一人ビル・ウォルトンを擁して優勝。1990年、1992年にクライド・ドレクスラーらがファイナルまで導くも、それぞれアイザイア・トーマスのデトロイト、マイケル・ジョーダンのシカゴに敗れている。

ウォルトンとはまたタイプの全く違うビッグマン、オデンにかかる期待は非常に大きいものだったが。。。

   

ホーム、ローズガーデンは収容2万人近い大型アリーナだが、毎回ほぼ満員で、特に良い席のチケット確保はやや困難。
観戦難易度(2009-2010アリーナ平均稼働率)は102.6%(全体2位)と非常に高い、というより異常値。*ただしロードでは平均87.2%(同22位)と大きく下がる。地元ポートランドが他にメジャースポーツを持たないため、極端な地域密着型チームと言える。

   

空港から20分ほどのダウンタウンエリアに所在。バイパス30号を西へ。フリーウェイ5号線SOUTHにのってすぐ右手がローズガーデン。本当に近く、地図を読み込めば一般道でも難なく到着できる。混雑はするが、駐車場も問題なし。

   

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ディビジョン1カレッジは2校存在。

ポートランド大学パイロッツ

まずポートランド大学(University of Portland)パイロッツ。松井"KJ"啓十郎につづく、日本人で2人目のD1プレイヤー、伊藤大司が所属した。残念ながらNCAAトーナメント出場はならなかったが、2人は田臥選手以上の開拓者であった。ヘッドコーチのエリック・レベノはスタンフォード大学出身で、日本でもプレーした経験を持つ親日家。通算でわずか2度という、NCAAトーナメント出場回数を増やせるか。ここでの成績によれば、母校を含めたさらなる強豪校へスカウトされるだろう。

   


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*ゴンザガ大学などと同じWCCカンファレンスのメンバー。

   

ホーム、Chiles Center(チャイルズセンター)は5,000人収容。ポートランドはブレイザーズが存在するので、全米クラスの強豪校、ゴンザガを迎えてもチケットは何とかなりそう。ローズガーデンから、ウィラメット川沿いに北上したところにキャンパス。

   

ポートランドステイト大学バイキングス

もう一校はポートランドステイト(Portland State University)バイキングス。こちらはBig Skyというカンファレンスに属する。NCAAトーナメント出場はやはり2回のみ。
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ダウンタウン南にキャンパスがある。ホーム、スコットセンターは収容1,500人。

   

ポートランドエリアの高校バスケットボール

ポートランドの高校はシアトルに勝るとも劣らない、高いレベルにある。

↓とりあえずこちらをチェック。Jesuit、Lake Oswegoあたりは全米級の強豪校。
地元紙

レイク・オズウィーゴからはUCLAに進んだケビン・ラブ。別の高校だが、ターレル・ブランドン、フレッド・ジョーンズ、AC・グリーンにデイモン・スタウダマイヤー らがポートランドエリアの出身。

   

   

Eugene(ユージーン)

車でポートランドからインターステイト5号線を南下。2時間ほどで到着する。

   

オレゴン大学ダックス

この町もナイキにとっては聖地。創業者フィル・ナイトもOBである、陸上が有名なオレゴン大学(University of Oreogn,UO、ダックス)の所在地。

フットボールも人気だが、バスケットボールチームも古豪。1939年、イリノイ州エバンストンで行われた、第1回NCAAトーナメントの優勝校(ただし当時は真のベストチーム決定大会ではなかった)。これを含めてトーナメント出場は計11回。

近年なかなかの活躍を見せており、2004年ににNBAダンクコンテストでwinnerとなったフレッド・ジョーンズや、ルーク・リドナー、突如元気が出てきたアーロン・ブルックスなどを輩出。懐かしのターレル・ブランドンも。

シアトルのワシントン大学や、ワシントンステイトなどと同じPAC10カンファレンスに所属。そのシーズンの成績によるが、チケット入手はけっこう難しい(特にUCLA戦など)。学生の応援が熱狂的なのは全米有数。

   


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Corvallis(コーバリス)

オレゴンステイト大学ビーバーズ

ゲイリー・ペイトンやブレント・バリー、A.C.グリーンらの母校で、オレゴン大学の最大のライバル、オレゴンステイト大学(Oregon State University,OSU、ビーバーズ)の所在地。ユージーンからポートランド方面へ車で1時間ほど北上。インターステイト5号線から西へ外れたところにある町。人口5万人ほどの、ユージーンよりさらに田舎。OSUキャンパス以外に何も無いといってもいいほど。

Beavers(ビーバーズ)もパックテン所属。ゾーンディフェンスの伝説的コーチで、ペイトンも指導した、ラルフ・ミラー引退後は長らく低迷しているが、復活の兆しもあり。

NCAAトーナメント出場は16 回とUOのやや上をいく。が、1990年、ペイトンのチーム以来、出場なし。1949、1963年のファイナルフォーが最高成績。現コーチのクレイグ・ロビンソンはプリンストン大学出身(元プレイヤー)の知将で、オバマ大統領の義兄として知られる。

   


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ホームのギルコロシアムも歴史あるアリーナで、10,400人収容。建て替えの予定は今のところ無し。現在は楽々観戦できるが、他に娯楽の少ない田舎町だけに、成績次第でチケット入手難易度が変わってくる。

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