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NBA、NCAAバスケットボール現地観戦情報-オハイオ州

レブロンの抜けた穴が大きいが(?)、やはりバスケットボールが盛んな地域。それなりの規模の都市が多く、州全体の人口は全米ベスト10に入る。そしてやはり、冬の運転注意。

Cleveland(クリーブランド)

日本からの直行便は無し。州北端、エリー湖畔の町。デトロイトが3時間で着いて便利。75号線南下、トレドで80/90東行き。インディアナポリスはフォートウェインを経由して4時間半。シカゴは6時間かかる。ペンシルバニア州ピッツバーグへは80/76号線東へ2時間半と近い。南方では州都コロンバスへ71号線使用で2時間半。さらに下ってシンシナティへは4時間半かかる。

クリーブランド・キャバリアーズ

レブロンショックから立ち直りつつあるか。ヒート戦などを除き、観客数は大幅に減ってそう。
球団は1970年創設。スパーズにスイープされたが、2007年のファイナル進出が最高成績。レブロンはチームの限界をどこかで感じたか。当初から苦労した。創設以降の15シーズンでプレイオフ進出がわずかに4回。弱小球団であった。光が見えたのは1986年。1巡1位でノースカロライナ出身のブラッド・ドアティ。8位で地元オハイオ出身のロン・ハーパー。そして2巡目25位で、ジョージアテックのマーク ・プライスをドラフトで指名。さらにトレードでベテラン、ラリー・ナンスを得た。ここから’90年代はプレイオフの常連チームに変貌。ターレル・ブランドン、ショーン・ケンプ、アンドレ・ミラーにカルロス・ブーザー、そしてリッキー・デイビスらが輝いた。しかしこのブルズとジョーダンの黄金時代、決め手を欠いたキャブスは常連とは言っても、プレイオフでは1回戦敗退が目立った。レブロン入団は2003年。直近5シーズンは連続でカンファレンスセミファイナルまで進んでいたが・・・・・・・・・リセットとなった。
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ホーム、クイッケンローンズアリーナは2万人を超える収容で、デトロイト(パレス)、シカゴ(ユナイテッドセンター)、DC(ベライゾンセンター)に次ぐ、リーグ4番目の規模を誇る。

レブロン効果で、2009-2010の観戦難易度(アリーナ稼働率)
堂々の100%(しかしリーグ3位)。アウェイでも 100.2%
(しかし2位)と高い数字だったが・・・激減必至。

↓立地はやはりダウンタウン。MLBインディアンズのプログレッシブフィールドに隣接。周辺ふくめて駐車場の数は十分。

 

クリーブランドステイト大学バイキングス

”Q”アリーナすぐ東にあるのはクリーブランドステイト大学(Cleveland State University、バイキングス)。完全にキャブスの影に隠れているが、ディビジョンⅠプログラムの中堅校。所属はバトラー率いるホライズンリーグ(加入は1994年)。1972年にディビジョンⅠ加盟の新興チームで、NCAAトーナメント出場がわずか2回だが、1986年、初出場でいきなりベスト16に残った。立役者は最多得点記録保持者で、その#10が永久欠番となっているケン・マクフェイドゥン。ほかのOBは後にブラッドリー大学に転校後NBAに進んだジム・レス。
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ホームはキャンパス内のウォルステインセンター。稼働率はともかく、収容13,000人超と立派。”Q”が近い。

クリーブランドエリアの高校バスケットボール

それほど大都市ではなく、人口がシカゴやデトロイトあたりとは比較にならないが、高校のレベルはそれなり。最も有名なのはセント・ジョセフだろう。ディポールから
NBAにも進んだケビン・エドワーズ、オハイオステイトに進み、現在バスケットボールコメンテイターのクラーク・ケロッグらの母校。ほかに、2010年夏に他界したマヌート・ボルがクリーブランドの英語学校に在籍したことは有名で、イースタンミシガン大学のアール・ボイキンス、シンシナティ大学の(問題児)ルーベン・パターソン。クリーブランド西隣のエリー湖畔のレイクウッド出身で、ノースカロライナ大学から日本の北海道でも活躍した、ジャワッド・ウィリアムスの故郷でもある。

Akron,Kent(アクロン、ケント)

アクロンはクリーブランドから南へわずか30分ほど。ファイヤーストンやグッドイヤーなど、ゴム産業の地方都市として知られていたが、レブロンの生まれ故郷として、さらに世界的に名が知れた。北郊外クリーブランド寄りのバスという町にレブロンの家があった(マイアミ移籍後、どうなったか不明)。

アクロン大学ジップス

カレッジはアクロン大学(University of Akron)ジップス。アリーナが有名になってしまったが、MAC(ミッドアメリカンカンファレンス)所属の中堅校。決して弱小ではない。NCAAトーナメント出場が4回だけというのは寂しいが、ディビジョンⅠ加入が1980年という若いチーム。’84年に現ウェストバージニア大学コーチの名将、ボブ・ハギンズが着任。’86年、すぐにトーナメント初出場へ導いた。現コーチはレブロンの高校時代のコーチ、キース・ダンブロット。レブロン卒業の翌年に着任し、以降、好成績を収めている。

ハイスクールのジムが収容が追いつかず間借りしたことで、レブロンの高校時代に有名になってしまったホーム、ローズアリーナは6,000人収容。キャンパス内にあり、今でもレブロンの練習場の一つ。

アクロン大学よりも有名かもしれないのはセントビンセント_セントメアリハイスクール。レブロンの母校。アクロン大学のすぐ北側にあり、ジェローム・レーンという、ピッツバーグ大学からNBAへ進んだ選手も輩出している。(彼はNBAでは大成しなかったが、大学時代は好フォワードで鳴らした。速攻からかましたダンクでバックボードを粉々にしたシーンは今でもハイライトに使われる。)こちら(アシストが現アリゾナ大学HCのショーン・ミラー)
↓  ↓  ↓

ケントステイト大学ゴールデンフラッシーズ

さて、アクロン北東にはケントという町があり、こちらにもディビジョンⅠスクール、ケントステイト大学(Kent State University、ゴールデンフラッシーズ)がある。1970年、ベトナム戦争時の学内反戦デモで、4人の学生が州兵に射殺されるという、いたましい事件で有名。バスケットボールでは、キャンパスが非常に近いこともあって、アクロン大学と激しいライバル関係にある。カンファレンスも同じMAC。実績ではやや上回り、NCAAトーナメント出場は5回。2002年にベスト8まで進み、旋風を起こした。
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ホームはMACセンターで、やはり6,000人ほどの収容。
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Columbus(コロンバス)

オハイオ州都で州最大の都市。四方に大都市がある交通の要衝。71号線を2時間半北上でクリーブランド、2時間南下でシンシナティ。70号線を西へ3時間でインディアナポリス、東へ3時間でピッツバーグと非常に便利。

オハイオステイト大学バックアイズ

このコロンバスにあるのが全米でも有数の巨大カレッジ、オハイオステイト大学(Ohio State University,OSU、バックアイズ)。名門ビッグテンの所属。バスケットボール、フットボールともに古豪として知られていたが、近年両スポーツとも完全復活。2007年、グレッグ・オデンを擁したチームがNCAAファイナルまで進出したのは記憶に新しい。2012年もファイナルフォー。長らくセントジョンアリーナという古い施設を使ってきたが、大学が’98年、NBA並みのアリーナを建設投資。これに合わせるように強化に躍起になった。1999年、マイケル・レッドのチームがファイナルフォーに進むも、コーチのスキャンダルでプログラムを維持できず。現コーチ、サッド・マッタを迎え入れ、ようやく一流校の仲間入りとなった。あのバトラー大学出身のマッタはそのBUで成功し、シンシナティのゼイビアへ。ここでも実績を上げるとOSUより声がかかるという、とんとん拍子の出世となった。オデンのことをあげるまでもなく、コーチングのみならず、リクルートでもその手腕を発揮。1960年以来、2度目のNCAA優勝をもたらすか。OSUはトーナメント出場27回の名門。優勝は1回だけだが、’60、’61、’62年と3年連続で決勝まで残った実績を持つ。
OBをみると凄まじい。オデン、マイク・コンリーJr.、マイケル・レッドのほか、2010年ドラフト2位指名のエバン・ターナー。さかのぼって’90年代はじめにはローレンス・ファンダーバークやジム・ジャクソン。そしてジョン・ハブリセク、ニール・ジョンソン、ジェリー・ルーカスに、アーニー・ライゼンと、4名のホールオブフェイマーを輩出している。コーチでも、あのボブ・ナイトはOSU出身である。期待を一身に背負った、マッタの全米制覇はそう遠くないはず。
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ホームはバリューシティアリーナ。2万人近く入る、NBA顔負けの巨大施設。器がデカイのでalways sold outとまではいかないが、カードによればチケット入手が困難。

広大なキャンパス内にある。フットボールスタジアムはなんと10万人超の収容。

Cincinnati(シンシナティ)

州南端の町。コロンバスから71号線南下で2時間。74号を使って、インディアナポリスへも2時間。そしてオハイオ川の向こうはもうケンタッキー州。ケンタッキー大学のあるレキシントン、ルイビル大学のあるルイビルがともに2時間以内で行ける。ぜひ周るべき。MLBレッズ、NFLベンガルズがある大都市だが、NBAチームなし。カレッジが非常に盛んである。

シンシナティ大学ベアキャッツ

まずはシンシナティ大学(University of Cincinnati,UC,Cincy)ベアキャッツ。こちらも古豪で、1961、’62年と連覇。*決勝の相手はともにオハイオステイト。1960年から’62年はUCとOSUが3年連続でファイナルフォー。まさにオハイオ州の独壇場であった。
UCのNCAA出場は24回。ファイナルフォーは6回進出で、優勝2回という輝かしい成績だが、最近は1992年のニック・バン・エクセルらによるチーム以降、ファイナルフォーに進めていない。OBはまず何と言っても殿堂入りのガード、オスカー・ロバートソンとジャック・トァイマン。現役ではケニョン・マーティンとジェイソン・マキシール。それにペイサーズのランス・スティーブンソン。少し前だとダニー・フォートソンとルーベン・パターソン。少々やんちゃな面々であるのが特徴的。
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ホーム、フィフスサードアリーナは1万3千人ほどの収容。応援はかなり熱狂的。

ゼイビア大学マスケッティアーズ

UCと激しいライバル関係にあるのがゼイビア大学(Xavier University)マスケティアーズ。キャンパスも近く、カンファレンスは違うが毎シーズン行われる定期戦は全米中継される。大学の規模はCincyに劣る私立校だが、成績はより安定していると言える、優良校。
ジェイムス・ポジーとデビッド・ウェストが現役NBAプレイヤーのOB。ほかにブライアン・グラントにデレック・ストロング、アーロン・ウィリアムスにタイロン・ヒルと、しぶいフォワードを輩出するのが特徴。現コーチもOBのクリス・マック。見事にプログラムを維持している。
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ホームはシンタスセンターで1万人強の収容。人気は非常に高く、チケット入手が困難な学校。

Dayton(デイトン)

デイトン大学フライヤーズ

コロンバスの西、シンシナティの北にある地方都市。いずれも1時間で行ける。アトランティック10カンファレンス所属のデイトン大学(University of Dayton,UD、フライヤーズ)の所在地。中堅だが、かなりの強豪。学業レベルの高い、私立校である。1967年のNCAA準優勝(UCLAに敗退)をはじめ、トーナメント出場は14回を数える。
元々は同じカンファレンスだった、シンシナティのゼイビア大学とライバル関係にある。
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ホームはUDアリーナ。13,000人超収容。度々NCAAトーナメントの会場にあり、2001年からはいわゆるプレイ_インゲームをホストしている。

Oxford(オックスフォード)

マイアミ大学レッドホークス

こちらはシンシナティから北へ行ったも、人口2万人ほどの田舎町。フリーウェイも走っていないので1時間近くかかる。マイアミ大学オハイオ(Miami University,Miami、レッドホークス)の所在地。*フロリダ州のマイアミ大学と混同しないよう、マイアミ・オハイオと呼ばれる。公立だが学業レベルが非常に高いと有名。バスケットボールのなかなかの強豪で、所属はアクロンやケントステイトと同じMAC。17回のNCAAトーナメント出場中、4回のベスト16進出。1999年、ウォーリー・ザービアックのチームは記憶に新しい。他のOBでは、得点、リバウンド、スティール、ブロックショットのカテゴリーでスクールレコードを持つロン・ハーパー。彼は1985年の神戸ユニバーシアードで、アメリカ代表のエースとして来日している(旧ソ連に決勝で敗退)。
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ホームは9,200人収容のミレットホール。成績によるが、カンファレンスを超えて行われるシンシナティやゼイビア、デイトン戦は観戦難易度が上がる。MAC内ではオハイオ大学戦が盛り上がる。

Athens(アセンス)

オハイオ大学ボブキャッツ

こちらも田舎。道路状況良くなく、コロンバスから南東へ2時間弱かかる。オハイオ大学(Ohio University、ボブキャッツ)の所在地。マイアミ(オハイオ)と同じMAC所属。NCAA出場は13回。最高成績は1964年のベスト8。近年のOBではゲイリー・トレントが有名。

ホームはコンボケーションセンター。キャンパス内で、14,000人収容となかなか立派。よほどでないと、観戦が難しいことはない。

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