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日本人NBAバスケットボール選手への道<注意点>

更新日:

   

これは変わっていません↓

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何となく、一つひっかかることがあります。

サッカーが専門のライター、金子達仁さんの本をよく読んでいたことがあったのですが、

その中で、

「これから進んでいく環境について変に憧れ、知り過ぎてはいけないのではないか」

というような内容が載っていました。

比較として、、、

イタリアサッカーに憧れ、セリエでのプレイを夢見て渡ったジェノアであまり結果を残せなかった三浦和良と、初めから”通過点”と捉え、セリエについて大した知識を持ち合わせていないまま移籍したペルージャで大活躍した中田英寿。
これは、三浦がイタリアサッカーを自分の中で変に「ものすごいもの」と憧れ過ぎていたのではないか、と。

   

同じようなことを、ずっと前ですが本田が中田と対談した時に言っていたと思います。
中田に対する質問で、
「ヒデさん、ペルージャ行く前にチームとかリーグのこととかよく調べたり、よく知ってたりしてました?」
「いや、あまり。」
「ですよね。」<納得>

   

   

金子氏はこの見解について、ずっと憧れていた海外でも結果を出した騎手、武豊を引き合いに出し、「やっぱり違うのか?」ということも書かれてましたが。。。

   

個人的に、これは一理あると思います。
あまり知り過ぎ、自分で勝手に「すごいもの」「すごいレベル」と捉えてはいけない。

   

ここで大事になってくるのが目標設定であると思います。

MLBでとんでもない活躍をしてきたイチロー。彼も日本にいるときからメジャーリーグに憧れ続け、”よく知っていた”。けれども、自分がそのフィールドに立っても、夢見心地でありながら結果を出した。これは「メジャーに行くこと」ではなく「メジャーで活躍すること」を目標としていたから出来たことではないかと思うのです。

   

2014年ワールドカップはぼろぼろでしたが、、、
サッカーの本田は僕たちバスケファンの耳にさえ残るほど、インタビューで
「ワールドカップで優勝することが目標です。」と言い続けてきています。
「アホか」と思う人も未だにいるでしょう。残念ながら。。。

   
でも本当にアホなのは多分「アホか」と思う人なのです。
変にアメリカのバスケットボールを見てきた僕はアホでした。

日本人のNBA選手なんて永久に出ない。

日本はオリンピックに永久に出れない。

そう思っていました。アホでした。

   

まず断固たる決意を持って、
(身体能力的に無理とか、アホな人にアホかと言われようとも)
「NBA選手になって、日本代表としてオリンピックで金メダルを取ることが目標です」
と言うような選手が出てきてほしい。

   

実現不可能ではないです、たぶん。
「アホ」で終わってもいいと思います。
本当のアホではありませんから。

言い続けられるのは、(少なくとも努力の)「天才ですから。」

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