須藤タイレル拓選手、ノーザンイリノイ大学への進学を表明です!
15人目の、日本人NCAAディビジョン1バスケットボール選手。
須藤タイレル拓選手、ノーザンイリノイ大学へコミット
2021年12月11日 | ノーザンイリノイ大学がオファー |
2022年2月26日 | コロラドステイト大学がオファー |
※※※ | ※※※ |
〃 3月2日 | 須藤選手がノーザンイリノイ大学にコミット |
※※※須藤タイレル拓選手がコロラドステイトからオファーを受け、ノーザンイリノイにコミットするまで、悩んだ様子もうかがえました。
ノーザンイリノイ大学(Northern Illinois University,NIU)概要
タイプ | 公立 |
ロケーション | イリノイ州デカルブ |
ニックネーム | ハスキーズ |
チームカラー・スクールカラー | 赤、黒 |
カンファレンス | ミッドアメリカンカンファレンス(MAC) |
バスケットボールアリーナ | コンボケーションセンター(10,000人収容) |
フットボールスタジアム | ハスキースタジアム(23,595人収容) |
オフィシャルサプライヤー | アディダス(2022年3月時点) |
ノーザンイリノイ大学のバスケットボール
NCAAディビジョン1全体でのポジションは、ミッドメジャー下位。
NCAAトーナメント出場は3回だけで、そのトーナメントでの勝利はありません。
しかし、所属するMAC(ミッドアメリカンカンファレンス)は名門。
ビッグテンと重なるエリア、ミシガン州、オハイオ州、インディアナ州、そしてイリノイ州あたりの中堅校が集まるこのカンファレンスは、たびたびハイメジャーを脅かすことがあります。
リーグのレベルが高いがゆえに、ノーザンイリノイはなかなかNCAAトーナメント出場を果たせない。
メンバーの1つ、ロンハーパーやジュリアンマブンガらを輩出した公立の雄・マイアミ大学(オハイオ州)あたりは特に有名です。
ノーザンイリノイ大学出身のNBA選手
ほぼいません。
転出組で有名なのがケニーバトル。州ナンバーワン校・イリノイ大学に移り、1989年に、ニックアンダーソンやスティーブンバード、ケンドールギルらとファイナルフォーに進出しています。
近年では、エジプト出身のアブデルネイダーが、アイオワステイトへの転校を経てNBA入り。
NIUヘッドコーチ、ラショーンブルーノ
44歳と若いブルーノは、今季2021-2022シーズンにノーザンイリノイ大学でヘッドコーチデビューを果たしたばかり。>Bio
シカゴのディポール大学で選手として活躍しており、2000年に、"Q"ことクエンティンリチャードソン、ボビーシモンズ、そしてスティーブンハンターらとともに、NCAAトーナメントへ出場しています。
出身はニュージャージーで、地元の伝説的なハイスクール、セントアンソニーへ進んでいます。
この高校の殿堂入りコーチ、ボブハーリーの息子で、やはり同高校からデュークへ進んだのがボビーハーリー。彼がヘッドコーチを務めるハイメジャー、アリゾナステイトで、2015年からアシスタントをしていたのがブルーノです。
その前4季は、フロリダ大学でビリードノバンのアシスタントを務めたということですから、それなりの経歴の持ち主であるとは言えます。
ヘッドコーチデビューの今季は9勝21敗。
まぁこんなところ、合格点と言えるのではないでしょうか。
須藤選手が、ブルーノのこれまでの経歴、そして若さや可能性などに惹かれた面はあると思います。
ノーザンイリノイ大学バスケットボールの未来と須藤タイレル拓選手
正直に書きます。
もったいない。
著名リクルーティングアナリストが、「残り少ないPGの中で、最大のスリーパーの1人だった」とまで評した須藤タイレル拓選手は、間違いなくハイメジャーの器。
ただこれは、逆に言えば、来季2022-2023のフレッシュマンシーズンから、圧倒的な活躍が期待できるということでもあります。
須藤選手が、1年生時から暴れまわり、ノーザンイリノイをおおよそ30年ぶりにNCAAトーナメントに導く姿が今から楽しみです!
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