八村塁が所属するゴンザガ大学が、AP(記者投票)、USA TODAY(コーチ投票)の両ランキングで1位につきました!
2013年以来、史上2度目のことですが、前回はNCAAトーナメント開幕直前の3月。2か月早い快挙です。
そして開幕から続く22連勝。素晴らしいです。
4年前と異なるのは、、、いつも以上に各チームの力が拮抗していることと、ゴンザガのスケジュールがやや楽であったことです。1月中旬にはゴンザガ以外に全勝校がなくなり、そのゴンザガはランキングTop5はおろかTop10チームとの対戦さえありませんでした。悪く言えば”棚ぼた”感は否めません。
こうなったら、全勝で進んでほしいですね!
WCCカンファレンスの評価は低いため、1敗でもすれば大きくランキングを落とすことになり、3月のNCAAトーナメントにおけるシード順位に影響しかねません。理想はWestリージョナル1位シード。ソルトレイクシティ(もしくはサクラメント)で2戦、サンノゼで2戦⇒フェニックス(ファイナルフォー)が理想です。
次は現地2月3日にアウェイでブリガムヤング(BYU)、2月5日にホームでサンタクララ。
NCAAトーナメントでWest1位の座を争いそうなのは名門PAC12の3校、アリゾナ、UCLAとオレゴンです。特にアリゾナ!12月初めにステープルズセンターでゴンザガに敗れて以来、14連勝で通算20勝2敗、PAC12では9-0で単独1位。エース、アロンゾ・トリアが薬物テストをクリアして戻ってきたのも大きい。殿堂入りコーチ、ルート・オルソンの後を見事に継ぎながらも、いまだにファイナルフォー進出が果たせていないコーチ、ショーン・ミラーにとって、地元フェニックスでのファイナルフォー開催は願ってもないチャンスです。
このペースであれば、WestにはPAC12優勝校とゴンザガがふられる可能性大。ゴンザガにとっては3校どこがきても嫌な相手です。現地2月5日、アリゾナ@オレゴンからも目が離せません。
PAC12に限らず、ハイメジャーカンファレンスの争いは激化。
前週1位でディフェンディングチャンピオンのビラノバは、アウェイでのマーケット大学戦で敗退。ホームでのバージニア戦は劇的ブザーで勝利。前週2位カンザスはアウェイでのウェストバージニアを落とし、全米が注目したこれもアウェイのケンタッキー戦に勝利・・・ハイレベルなゲームを、緊迫した雰囲気の中で展開しています。
バージニア@ビラノバのラスト↓
どうしようもないですが、ゴンザガにもこういう経験が必要でしょうね。。。
ほか、前週にちらっと書いた、シカゴの名門私立ノースウェスターンがついにランク入り!予想外の快挙に、AP通信もノースウェスターンのロゴを用意できなかったようです(笑)
そして実力伯仲と言えば、渡邊雄太のジョージワシントンが所属する、準ハイメジャーカンファレンスのアトランティック10。
リッチモンドが予想外の1位。これを開幕前3強とされたVCU、デイトンにロードアイランドらが追いかけます。
4勝4敗のジョージワシントンも追随。リーグ3位以内は依然狙える位置です。前週は難しいアウェイでのジョージメイソン戦に続き、ホームでセントルイスにも勝利。これで今季3度目の3連勝。
渡邊選手については、ジョージメイソン戦。このプレイで魅せました↓
6-10が、利き腕とは違う、右手でのスピンムーブ。どんどん上手くなります!
ジョージワシントンの次はアウェイ2戦。大きなヤマ場を迎えます。
まず現地2月1日に、プレシーズンで優勝候補だった、対ロードアイランド。続いて2月5日に、現在リーグ首位のリッチモンド戦。タフですが、ジョージワシントンは上り調子!ここで上位2校を食えば、NCAAトーナメント出場の可能性が上がります。期待です。