NBAもNCAAカレッジも、バスケットボールシーズンは真っただ中ではありますが、2017年のNBAドラフト指名選手についてもそろそろ絞り込んでくる時期です。
指名候補選手について書いていきます。
*冒頭の比較対象選手は複数のモックドラフトサイトから拾いました。
*予想順位は主観です。あまり気にしないでください(笑)
マーケル・フルツ
6-4(193cm)86kg ガード ワシントン大学1年生
比較対象:ラッセル・ウェストブルック
現時点でのスタッツ:23.2ppg、6.0rpg、6.0apg、FG%479、FT%644、3P%421
NBAドラフト予想。昨季はシーズン通して1位指名はベン・シモンズでほぼ”固定”されてましたが、今季2017年に関してはやや変化があります。
中でもガードが豊作で、マーケル・フルツ、ロンゾ・ボール(UCLA)、そしてデニス・スミスJr(ノースカロライナステイト)の1年生3人がトップ指名争い。
現段階で、各メディアのモックドラフトでややリードしているのがワシントン大学のマーケル・フルツ。
昨夏のU18アメリカ大陸選手権優勝の立役者の一人で、大会MVP。メリーランド州の超名門私立デマッサカトリックからシアトルのワシントン大学へ進みました。
特徴・プレイスタイル
まず評価されているのはサイズ。公式では6-4ですが、6-5?という発表もあり、NBAでもガードとしては十分な大きさ(ウィングスパンも6-9で体重86kgはより上背のあるロンゾ・ボールと同じ)。
加えてクイックネスとスキルも併せ持ち、そのスコアリング能力は折り紙付き。フローター、ミッドレンジなどシュートのバリエーションも豊かで、かつディフェンス、リバウンドにアシストも非凡。
ポイントガードとしても十分とNBAスカウトに認められています。
唯一、スリーポイントは「並」とされていますが、そこを補って余る能力を備えている選手です。*個人的にはフリースローの方が問題ではないかと思います。7割はほしい。
多くのアナリストが言うように、トランジションの際そのままダンクやレイアップまで持っていくのはもちろんですが、パスも上手にさばきます。「トランジションでボールを持たせたら終わり」の、ラッセル・ウェストブルックが比較対象というのは少々言い過ぎかもしれませんが、それに近い存在であることは間違いないでしょう。
”少なくとも”ロサンゼルスレイカーズのジョーダン・クラークソンの進化版という評価。個人的にはポートランドのダミアン・リラードが近いのではないかと思います。
所属のワシントン大学が勝てておらず(現在9勝16敗、PAC12カンファレンスで2勝11敗)、昨季のベン・シモンズ同様、NCAAトーナメントという大舞台でその姿を見れそうにないのが残念ですが、その鬱憤をNBAキャリアで晴らすことになりそうです。もちろんそれも球団によりますが。。。
NBAドラフト指名順位予想
1位指名の可能性は十分で、3位以内はまず間違いないという評価ですが、もう少し落ちてしまうのではないでしょうか。5位以内はかたいとは思いますが・・・