<追記>
投稿が遅れました。先ほどアナウンスがあり、ジョージワシントンはNITへの出場も成りませんでした。
残念ですが、大健闘のシーズンだったと思います。
CBIという、別のポストシーズントーナメントに出場決定です。
まだ”終わらない”のは素晴らしいことです。*Bリーグ栃木の、トミー・ブレントンの母校ストーニーブルックの名前もありますね。
渡邊雄太選手のジョージワシントンはどうなる?
アトランティック10カンファレンストーナメント準々決勝で惜敗した、渡邊雄太選手のジョージワシントン大学。
NITも絶望的と書いてしまいましたが、まだ望みはあります。
準決勝、9位シード校デビッドソンは4位ロードアイランドの前に力尽きました。
そしてもう1試合、ジョージワシントンをやぶった3位リッチモンドは2位VCUにオーバータイムの末に敗退。
先ほどVCUを下してロードアイランドの優勝が決定。
これにより、NCAAトーナメントにはデイトン、VCUとロードアイランドの3校出場が濃厚。NITに、3位シードだったリッチモンドと5位シードのセントボナベンチャーと・・・6位ジョージワシントンの出場の可能性が出てきました!
NCAAトーナメント出場校決定
AMERICA EASTアメリカイースト:バーモント
知られざる名門校。
パブリックアイビーの1つで学力も優秀。
ジョージワシントンの前コーチ、マイク・ロネガンの前任地で、現暫定コーチのモーリス・ジョセフやクリス・ホルムの母校。
出場は5年ぶり6回目。
今季はカンファレンス無敗の完全優勝(通算29勝5敗)。
ローシードが予想されるがアップセット期待。
ニックネームはキャタマウンツ。
AMERICANアメリカンアスレティック:SMU(サザンメソジスト)
レギュラーシーズン17勝1敗、通算30勝4敗で制圧。
ラリー・ブラウンの解任トラブルを乗り越えた。ダラスにある有力私立で、出場は2年ぶり12回目の古豪。
日本での公式戦経験あり。注目のチーム。
ATLANTIC10アトランティックテン:ロードアイランド
A10優勝はロードアイランド!4位シードからの制覇。プレシーズン優勝候補が終盤8連勝で復活。
ヘッドコーチ、ダニー・ハーリーはアリゾナステイトHCのボビー・ハーリーの弟。
NCAAトーナメント出場は意外に少なく、18年ぶり9回目。
カッティーノ・モブリーがいた1998年のエリートエイトが最高成績。
ラマー・オドムの母校でもある。
ACCアトランティックコースト:デューク
やはり強かった。ACCトーナメントに5位シードで出場。決勝でノートルダムを下し、優勝。
22年連続41回目の出場!
NCAAトーナメントには2位シードが濃厚。
デューク過去5回の優勝において、#2から優勝したのは初優勝時の1991年のみ(ほか4回は#1シード)。
今回のようなチーム状況は過去にないと言える。
ノースカロライナ州にある学校らしく、タバコ王デューク家による創設。学業も超名門。
ニックネーム、ブルーデビルズは第1次世界大戦時のフランス軍に因む。
BIG EASTビッグイースト:ビラノバ
連覇を狙うNOVAは昨季ビッグイーストトーナメント決勝で敗れているが、今季は雪辱。
28勝3敗。
これにより、次の最終ランキングで1位に躍り出る可能性大。
フィラデルフィア郊外にある私立校。1985年NCAA決勝で、ユーイング率いるジョージタウンをやぶっての初優勝があまりにも有名。
5年連続37回目の出場。
ニックネームはワイルドキャッツ。
5つ星選手がなかなか獲れない中、ヘッドコーチ、ジェイ・ライトの手腕は高く評価されている。連覇の可能性も大きい。
BIG12:アイオワステイト
決勝で2位シードのウェストバージニア撃破。23勝10敗。
Bリーガー、ディアンテ・ギャレット、クレイグ・ブラッキングらの母校。
ビクター・アレキサンダーがいたチームは日本で公式戦を戦っている。
6年連続26回目の出場。ニックネームはこの地域らしい”サイクロンズ”。
BIG SKYビッグスカイ:ノースダコタ
こちらも2012年にディビジョン1加盟の新興校。
ビッグスカイは簡単なリーグではないが、レギュラーシーズンも14勝4敗で制しての優勝。
ミネアポリス北東、ファーゴのさらに北、カナダ国境に近いグランドフォークスにキャンパス。
ニックネームはファイティングホークス。
BIGTENビッグテン:ミシガン
8位シードからミシガンが制覇。通算24勝11敗。
ノースウェスタン躍進に隠れるが、ミシガンも好チーム。
2年連続27回目の出場で、1989年に優勝、準優勝5回、ファイナルフォー7回の名門。
デトロイト西方のアナーバーにキャンパス。
BIG WESTビッグウェスト:カリフォルニア大学(UC)デイビス校
これまた新興校で、2004年からディビジョン1。もちろん初出場。
UCLAやバークリーなど、10校から成るUniversity of Californiaの一つで、サクラメントの近くに所在。
今季は11勝5敗でレギュラーシーズン2位(通算22勝12敗)。
決勝で1位UCアーバインを撃破。
ヘッドコーチは元NBAプレイヤーのジム・レスが務める。ニックネームはアギーズ(Aggies)。
COFERENCE USAカンファレンスUSA:ミドルテネシーステイト
昨年のシンデレラがバック。2年連続9回目の出場。
カンファレンス17勝1敗、通算30勝4敗と制圧。
テネシー州都ナッシュビル南東のマーフリーズボロにキャンパス。ニックネーム、レイダースは「警察」*日本とは組織が異なる。
上位シード校は当たりたくない学校。
日本でもお馴染み、ジョン”ヘリコプター”ハンフリーズらの母校。
IVYアイビー:プリンストン
カンファレンスを無敗で制しての復活。
6年ぶりの出場(25回目)。
プリンストンオフェンスは健在。
MID AMERICANミッドアメリカン:ケントステイト
6位シードからトーナメント制覇。通算22勝13敗。
9年ぶり6回目の出場。
2002年に進出したエリートエイトが最高成績。
オハイオ州ケントにある公立。
ニックネーム”フラッシュ”は文字通り”閃光”。
サプライズ。
MID EASTERN ATHLETICミッドイースタンアスレティック:ノースカロライナセントラル
デュークと同じノースカロライナ州ダーラムにキャンパスのあるブラックカレッジ。
3年ぶり2回目の出場。
レギュラーシーズンも13勝3敗で制した。
ヘッドコーチ、ラベル・モートンはOB。
ニックネームはイーグルス。
MOUNTAIN WESTマウンテンウェスト:ネバダ
ご存知、ニック・ファジーカスやモー・チャーロの母校。
出場は意外にも10年ぶりで、7回目。
完全に州ナンバーワン校の座をUNLVから奪い取った。
レギュラーシーズンも14勝4敗で優勝。
現ヘッドコーチはNBAでキャリアが長いエリック・マッセルマン。アシスタントにUNLV出のデイブ・ライスや、元NBA選手のロナルド・デュプリー。
キャンパスはリノにあり、ニックネームはノースカロライナステイトと同じウルフパック。
PAC12パック12:アリゾナ
不安定とされながらも、デューク同様きっちり”合わせて”きた。
5年連続34回目の出場。
名将ルート・オルソンの後継が見事に成功しているエリートプログラム。
デイトンのヘッドコーチ、ライアン・ミラーの兄であるショーンはまだ48歳。
地元での開催となる、悲願のファイナルフォー進出がなるか。
同校出身NBA選手は数えきれない。
キャンパスはアリゾナ州ツーソン。
SOUTHLANDサウスランド:ニューオーリンズ
レギュラーシーズンも13勝5敗で制しての「復活」。
実に21年ぶりのNCAAトーナメント出場。
ニックネーム、プライバティアーは海賊の意。
こちらも日本で公式戦を戦った経験あり。
SOUTHWESTERN ATHLETICサウスウェスタンアスレティック:テキサスサザーン
順当。2年ぶり7回目の出場。
ヒューストンにあるブラックカレッジ。
ヘッドコーチをつとめるのは、2002年にインディアナをNCAA準優勝に導いたマイク・デイビス。
SUN BELTサンベルト:トロイ
アラバマ州南部にある公立校。
14年ぶり2回目の出場。
レギュラーシーズン10勝8敗の6位シードから這い上がり。
ニックネームはトロージャンズ。サプライズ!
WACウェスタンアスレティック:ニューメキシコステイト
チリジ・ネパウエ、トロイ・ギレンウォーターの母校。
エルパソの北ラスクルーセスにキャンパス。
カンファレンストーナメント決勝で、1位シードのCSUベイカーズフィールドを下しての出場。
2年ぶり23回目。
1970年にファイナルフォーに出ている古豪。