NCAA(大学)

ゴンザガが3年連続で16強!NCAAトーナメント2017-WEST

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ブラケット

   

セカンドラウンド結果

8位ノースウェスタン 73-79 1位ゴンザガ

@ソルトレイクシティ
前半で38点取ったゴンザガのプランどおりの展開(NUは20点)。逃げ切り方だけが課題のゴンザガに対して、もともと確率の良いシューティングを誇るノースウェスタンがじわじわ追い上げ、残り5分で5点差。ここでゴンザガの1年生7フッター、ザック・コリンズがNUバスケットの”中から”手を入れてのブロックを試みゴールテンディング。ところがこれをレフリーが見逃し、怒ったノースウェスタンベンチがテクニカルファウル。試合後に誤審が認められましたが、ここは後味が悪くなりました。

ノースウェスタンが健闘。チームリーダー、ブライアント・マッキントッシュを軸にした、素晴らしい追い上げを見せました。


ゴンザガはまたも逃げ切りが上手くいかず、スリーポイントとフリースローの確率も低調。不安は残ります。が、何はともあれ3年連続の16強。ほっとしたのが本音でしょう。

   

7位セントメリーズ(SMC) 70-79 2位アリゾナ

@ソルトレイクシティ
前半はほぼ互角の展開。能力でやや劣るSMCの目論見どおりではありましたが、もう少し離しておきたかった。アリゾナは勝負所で1年生7フッター、ラウリ・マルカネンが活躍。最終的に16点、11リバウンドのダブルダブルで勝利に導きました。SMCもオーストラリア人ビッグ、ジョク・ランデイルがダブルダブルを記録しますが、もう一人のオーストラリア人、ガードのエメット・ナールが沈黙。金星を逃しました。


アリゾナは昨年12月にゴンザガに敗れたチームとは全く別のものに仕上がっています。

   

11位ゼイビア 91-66 3位フロリダステイト

@オーランド
地元オーランドでフロリダステイトがまさかの大敗。たしかに前半34点に抑えたゼイビアのペースではありましたが、スリーポイントを含めたシューティングで明暗。ゼイビアの3pt、11/17で64.7%に対し、フロリダステイトは4/21でわずか19%。トーナメントでの経験の差が出たと言えるかもしれません。少なくともサンノゼまではたどりつきたかったFSUは早々の敗退。ドウェイン・ベーコン20点、ジョナサン・アイザック12リバウンドの奮闘も実らず。2人はNBAへ去るでしょう。コーチ、レオナルド・ハミルトンにはプレッシャーです。

   

5位ノートルダム 71-83 4位ウェストバージニア

@ニューヨーク州バッファロー
前半で42点取られるとノートルダムにチャンスはありませんでした。攻守のバランスに優れるウェストバージニアの快勝。ノートルダムはWVのディフェンスをかいくぐるのに精一杯で、WVオフェンスを止めることが出来ず。リードチェンジが全くなかったこのゲーム、WVはスリーポイント57.1%、FGはジャスト50%というシューティングを披露。調子に乗りました。





リージョナルセミファイナル(Sweet16)展望

@サンノゼ

4位ウェストバージニア vs 1位ゴンザガ

シリコンバレーに舞台を移してのリージョナルセミファイナル。順当に勝ち上がった両校です。1,2回戦、ともに調子が上下しましたが、リセットされるでしょう。80点前後の、接戦になることが予想されます。


ともに攻守に自信を持っている好チーム。所属カンファレンスのレベルに差があるため、ややゴンザガの数字が上ですが、平均80を超える得点、60点台の失点はともに全米トップレベル。カギとなるのはリバウンド。7フッターを揃えるゴンザガのディフェンスリバウンドは29.1で全米2位。対するウェストバージニアは、がんがん飛び込んできてもぎ取ってしまうオフェンスリバウンド平均12.7が全米3位。
ウェストバージニア名物のディフェンスに対し、ゴンザガのバックコートは安定。ただ、ここでミスをしてしまうことがあると命取り。一気にWVがペースを掴んでしまう。
ゴンザガの今季の強さが本物かどうか、正に試される。注目のゲームは日本時間3月24日金曜日午前8時39分tipoff。→大抵、ずれ込みます。

キャンパスインサイダーでは72-63でゴンザガの勝利予想。

   

11位ゼイビア vs 2位アリゾナ

今回は実現の可能性は薄かった師弟対決。ゼイビアで結果を出したショーン・ミラーは、2009年にアリゾナ大学ヘッドコーチという大きなポジションをゲット。その時までのアシスタントがゼイビアOBで現ヘッドコーチのクリス・マックでした。

2015年トーナメントでも同じWESTセミファイナルで戦っている両校。実力が拮抗していた前回と比べ、今回はアリゾナが有利。

   

pennlive.com

   

ともに怪我に泣かされた今季の両校は、両名将によるディフェンスが鍛えられているチーム。ラウリ・マルカネンというNBAドラフト候補選手を筆頭に、タレントでアリゾナが優勢。ゼイビアに対抗できる駒が揃っていません。
キャンパスインサイダーでは79-73でアリゾナ勝利予想ですが、アリゾナがブロウアウトしてもおかしくないゲームだと思います。

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