ファイナルフォー2017概要
コチラも参照ください。
日程*アメリカ時間
セミファイナル:4月1日
ファイナル:4月3日
会場
University of Phoenixスタジアム(アリゾナ州フェニックス)
収容人員:63,400人(最大73,000人まで拡張)
NFLアリゾナ・カージナルスの本拠地
組み合わせ
サウスカロライナ大学(EAST7位シード)×ゴンザガ大学(WEST1位シード)
オレゴン大学(MIDWEST3位シード)×ノースカロライナ大学(SOUTH1位シード)
ファイナルフォー出場校
<主なスタッツ比較>
平均得点
どのカテゴリーも、シーズン成績よりも直近3ゲームに注目でしょう。
唯一、ハイメジャーカンファレンス所属でないゴンザガは、平均得点が10点ほど落ちています。vsウェストバージニアに象徴されるように、いかにNCAAトーナメントに出てくるチームのディフェンスが強固であるか理解できます。ただそれでも、ゴンザガはよく勝ち上がりました。今季の強さは正真正銘、ホンモノです。
他方、ゴンザガとセミファイナルであたるサウスカロライナはここにきて得点力アップ!”シンデレラ”ぶりがわかります。最も勢いのあるチームと言えるかもしれません。
シューティング%
得点同様、ゴンザガのシーズン成績に対する落ち込みとサウスカロライナの上昇が目立ちますが、ゴンザガのそれは明らかにカンファレンスレベルの差。本当に、よくここまで残りました。
スリーポイント%
オレゴンはカンザス戦で44%。アップセットの要因の一つでした。ゴンザガもこの数字が落ちていないのは大きい。特に目立ったのはジョーダン・マシュース。サウスカロライナとの差は、ひょっとするとセミファイナルの勝敗を決することになるかもしれません。
フリースロー%
これはゴンザガがいただけません。サウスカロライナが(この中では)良い数字。ここもセミファイナルでカギとなりそう。
平均リバウンド
これも重要。4校とも、ほぼシーズンどおりの数字です。
平均失点
オフェンスが目立っていたゴンザガですが、チームを支えていたのはディフェンス。シーズン成績とほぼ変わらない数字を残しているのは見事。ノースカロライナを除いては、ディフェンス型のチームであることもうかがえます。
サウスカロライナ大学ゲームコックス(SEC)
4校中、最も評価の低いサウスカロライナですが、勢いは一番。ディフェンスが良いのは大きなアドバンテージ。注目は何と言っても4年生SG、シンダリウス・ソーンウェル。オフェンスが乏しいサウスカロライナにおいて、最上級生の彼が牽引します。
ゴンザガ大学ブルドッグス(WCC)
もっともバランスの良いチーム。カギを握るのはやはりナイジェル・ウィリアムス=ゴスでしょう。NCAAトーナメントでは本調子ではないものの、やはりディフェンスで光っています。スコアリングリーダーではありますが、サウスカロライナのソーンウェルをガードするのはNWGではないでしょうか。
オレゴン大学ダックス(PAC12)
クリス・ブーシェー抜きでここまできました。勢いはサウスカロライナに負けていません。ディロン・ブルックス、タイラー・ドーシーに、ジョーダン・ベルの3人は、いずれもNBAポテンシャル。
ノースカロライナ大学ターヒールズ(ACC)
優勝候補最右翼。苦しみながらも、昨年決勝での雪辱を晴らすためにここまできました。スター揃いの中にあって、チーム8番目のスコアラーであるルーク・メイというヒーローが生まれたのも大きい。まずオレゴンを、自慢のオフェンスでねじ伏せられるか注目。
2017NCAAチャンピオンは?
ずばり、多くのメディアの優勝予想は、、、
ノースカロライナ、ゴンザガ、オレゴン、サウスカロライナの順。
ですが、今大会は4校にとって初めての使用となるドーム、University of Phoenixスタジアムは超巨大な器。これまでにも、多くの選手、チームがそのシューティングを狂わされてきました。ややオフェンス偏重であるノースカロライナのシューティングが低迷すれば厳しいとの見方もあり。
この著名なランキングから、4チームの”オフェンスランキング”と”ディフェンスランキング”を載せておきます。
オフェンスランキング
ノースカロライナ #6
ゴンザガ #14
オレゴン #16
サウスカロライナ #105
ディフェンスランキング
ゴンザガ #1
サウスカロライナ #2
ノースカロライナ #18
オレゴン #19
DEFENSE WINS MARCH.
「3月」を制するのはディフェンス、という有名な言葉がありますが、、、
八村塁
いまだに信じられません(笑)。1年生にして、いきなりのファイナルフォー進出は”もってる”としか言いようがないです。
いまや世界的に有名な映像「ONE SHINING MOMENワンシャイニングモーメント」。これに映ることも、全てのディビジョン1選手の憧れです。当然ながら、これまでに映された日本人はいません。ハイライト映像は元々存在しましたが、この「ONE SHINING MOMENワンシャイニングモーメント」という曲はデビューしてからちょうど30年。今年は特別なものになるのではないでしょうか。観客席も”標的”になるこの映像初登場の日本人は、八村選手ではないかもしれませんね(笑)。