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渡邊雄太選手が2年生として迎える、NCAAカレッジバスケットボールの2015-2016シーズン、プレシーズン予想です。
例年どおり、順位予想はほぼ意味がないので(番狂わせが日常的であてにならない。)、今回は、ベースをCBSスポーツの記事とします。*渡邊雄太選手のジョージワシントン大学は、残念ながらランク外。別の機会に書かせていただきます。
*断りとして:CBSはもともとバージニア大学を1位としていましたが、富樫選手のモントロスクリスチャンスクールでのチームメイト、ジャスティン・アンダーソンのNBAへのアーリーエントリーをうけ、ランキングを更新しています。
1.ノースカロライナ大学ターヒールズ NORTH CAROLINA
昨季の成績:26勝12敗 NCAAスウィート16(ウィスコンシン大学に敗退)
超名門校が1位!身体能力に優れたJP・トコトがNBAへと去ってしまったものの、スウィート16のチームから多くが戻ります。特に左利きのPG、マーカス・ペイジ(6-1、4年生)はオールアメリカン候補。最大のライバルである、お隣のデューク大学に2015年優勝をさらわれた次シーズン、そろそろノースカロライナも黙っていられません。デュークやケンタッキーに、特にリクルートで劣っていますが、その分選手をNBAにとられていないのが強み。上級生が多く、ケミストリーも抜群となる、2015-2016シーズン、まずはシーズン前のトップチームと目されています。インサイドの核はこれも4年生、ブライス・ジョンソン(6-9)。
ただ、、、ここにきて、チームは学業面などの問題が浮上しており、NCAAから目をつけられている状態。デュークのコーチKともども、殿堂入りを果たしているコーチ、ロイ・ウィリアムスは、バスケットボール以外の”コーチング能力が問われそうです。新入生は星5つとまではいかない選手。ケニー・ウィリアムスはシューターとしてベンチを厚くするのに貢献できそう↓
2. メリーランド大学テラピンズMARYLAND
昨季の成績:28勝7敗 NCAAベスト32(ウェストバージニア大学に敗退)
メリーランド大学を1位に推す声も多い。コンボガード、(ロ)メロ・トリンブル(6-3、2年生)、ジェイク・レイマン(6-9、4年生)の二人はNBAポテンシャル。そして注目は一年生センター、ダイヤモンド・ストーン(6-11)。昨夏のU17世界選手権で日本をぼこぼこにし、優勝したアメリカ代表。大会ベスト5にも選ばれた。さらにジョージアテックからの転校生、ロバート・カーター(6-9、F)。
隙のない陣容。コーチはカンザス大学でラリー・ブラウンの下プレイしたマーク・タージェン。ウィチタ州立大学→テキサスA&Mを経て着任。コーチとして、着実にステップアップしてきました。トリンブル(そしておそらくダイヤモンド・ストーン)のアーリーエントリーは間違いなさそうで、勝負の年、です。*デューク大学を追放されて転校してきたラシード・スライモン(6-5、4年生G)の存在はちょっと気になるところ。プレイできるかどうか。
トリンブルはスコアリングガード↓
注目の”ダイヤモンド”(ストーン)↓
3.カンザス大学ジェイホークス KANSAS
昨季の成績:27勝9敗 NCAAベスト32(ウィチタ州立大学に敗退)
ここもリクルートが強い学校。アーリーエントリーがなければ、4年生にベン・マクレモア、3年生にアンドリュー・ウィギンスとジョエル・エンビード、2年生にケリー・オーブレとクリフ・アレキサンダーがいたという、ケンタッキー大学やデューク大学に匹敵するモンスタースクール。
これだけ抜けてもランキング上位に入ってくるところもケンタッキー、デュークと同じ。ほぼ単独チームで臨んだ韓国でのユニバーシアードで金メダルを獲得済み。得点、リバウンドで牽引するのが4年生F、ペリー・エリス(6-8)。バックコートも強く、ともに3年生のフランク・メイソン(6-0)とウェイン・シェルデン(6-5)で構成。ここに注目の1年生、ともに6-9の5つ星F、チェイック・ディアロとカールトン・ブラッグが加わるという、強烈さです。Gのビックも加えた、1年生トリオ。ディアロは1年でNBA、の可能性大。↓
伝統のカンザス大学。来季も強い!
4. ケンタッキー大学ワイルドキャッツKENTUCKY
昨季の成績:38勝1敗 NCAAファイナル4(ウィスコンシン大学に敗退)
カール・アンソニー=タウンス、ウィリー・コーリー=ステイン、トレイ・ライルス、デビン・ブーカー、ダカリ・ジョンソン、そしてアーロンとアンドリューのハリソン兄弟。全員がNBAへと去りました。それでも4位にランクされるのがコーチ、ジョン・カリパリのリクルートとコーチング。6年間で5度目(信じられません!)というファイナルフォー進出を狙います。
今年入ってくる怪物くんたちは以下のとおりです(笑)。
スカル・ラビッシア(6-11、C、ハイチ)
アイザック・ハンフリーズ(7-0、C、オーストラリア)
ジャマール・マーリー(6-4、G、カナダ)
アイザイア・ブリスコー(6-4、G)
チャールズ・マシューズ(6-5、G)
マイカル・マルダー(6-4、G、カナダ、*3年生、編入)
ここに、今年はNBAから漏れた”それなりの”上級生たち、タイラー・ユリス(5-10、2年生G)、マーカス・リー(6-9、3年生F)、アレックス・ポイスレス(6-7、4年生F)らが帰ってくるので手が付けられません。来季も優勝候補チームが「2つ」作れそうです。。。
↓ケンタッキー大学の新入生たち。来年の今頃は何人がNBA、か。。。
個人的注目はカナダ人のジャマール・マーリー。カナダのフル代表で暴れまわって、ダイナマイトサマーを過ごしています。パンアメリカンゲームに続き、リオ五輪予選兼アメリカ大陸選手権でも活躍すれば、、、
5. アイオワ州立大学サイクロンズ IOWA STATE
昨季の成績:25勝9敗 NCAAファイナル64
(UAB、アラバマ大学バーミンガム校に敗退)
多くの選手が戻り、久々の高順位。エースは4年生の6-7F、ジョージズ・ニュアング。ほか、リーディングリバウンダーのジャミール・マッキー(6-9、4年生F)、モンテ・モリス(6-2、3年生G)、ナジ・ロング(6-4、4年生G)らが主力。フレッド・ホイバーグがNBAシカゴ・ブルズに引き抜かれましたが、後任の、マーリー州立大学からやってきたスティーブ・プロムも名将。よほどの問題が起きないかぎり、うまくチームを引き継ぐでしょう。
ケンタッキー大学あたりとは違い、そこまで評価の高くなかった選手たちをホイバーグが上手に育ててきました。同じカンファレンスのカンザス大学にも負けない、強烈なホームの雰囲気も後押ししそうです。
↓ヒルトン(コロシアム)マジック!あまり知られていないけど、ここもアツイ!
6.デューク大学ブルーデビルズ DUKE
昨季の成績:35勝4敗 NCAAチャンピオン(ウィスコンシン大学に勝利)
ケンタッキー大学と似たような環境。ジャリル・オカフォー、ジャスティス・ウィンスロー、そしてタイアス・ジョーンズは、優勝を置き土産に、1年でNBAへエントリーしました。が、、、
以下、デューク大学の今年の新人怪物君たちです↓
デリック・ソーントン(6-2、G)
ブランドン・イングラム(6-8、F)
チェイス・ジーター(6-10、F)
ルーク・ケナード(6-5、G)
↓他校のファンの方は見るのがいやになります(笑)。
戻ってくるのは、2015決勝で覚醒し、優勝の立役者となった2年生G、グレイソン・アレン(6-4)。そして4年生コンビ、アミール・ジャファーソン(6-9、F)とマーシャル・プラムリー(7-0、C)、3年生G、マット・ジョーンズ(6-5)。1年生の出来次第とはいえ、十分な内容の戦力。
1年生が去年ほどの能力を持たないなどと言われてもいますが、、、強いです!
7. バージニア大学キャバリアーズVIRGINIA
昨季の成績:30勝4敗 NCAAベスト32(ミシガン州立大学に敗退)
ジャスティン・アンダーソンの穴は確かに大きい。CBSは1位予想から一気に7位まで落としました。それでも上級生は多く、ケミストリーの面では全く問題ありません。まずリーディングスコアラーのマルコム・ブロッグドン(6-5、G)と、インサイドの核、アンソニー・ギル(6-8、F)とマイク・トビー(6-11、C)の4年生トリオ。もう一人のガードは3年生、ロンドン・ペランテス(6-2)。そして大きいのがメンフィス大学から転校してきた3年生の6-9、オースチン・ニコルズ(F)。アンダーソンとはまったくタイプが異なりますが、堅実です。
NCAAトーナメント。2014年、2015年と高シードながら、続けてミシガン州立大学に敗れてファイナルフォーを逃したバージニア。来季こそ、の思いは強いはず。
再び、戻れるか↓
8.オクラホマ大学スーナーズ OKLAHOMA
昨季の成績:24勝11敗 NCAAスウィート16(ミシガン州立大学に敗退)
まずはコーチに敬意を示さなければなりません。NBAアトランタでもヘッドコーチ経験を積んだロン・クルーガー。カレッジに戻り、あっさり結果を出しました。ブレイク・グリフィンが去って以来、調子の上がらなかったオクラホマ・スーナーズがTOP10入り
です。昨季16強のチームから多くが戻ります。リーディングスコワラーは4年生Gのバディ・ヒールド(6-3)。インサイドの核は、これも4年生、ライアン・スパングラー(6-8)。ほか、アイザイア・カズンズ(6-3、4年生G)にジョーダン・ウッダード(6-1、3年生G)と、上級生が心強い。ややサイズに劣るチームに、新加入の7フッター、アコルダ・マニャン(3年生C、短大から編入)あたりがどう貢献できるか。カンザス、アイオワステイトとカンファレンスタイトルを争います。
↓注目はNBAも視線を送るヒールド。アーリーエントリーしてもおかしくない選手でした。
↓大先輩、グリフィンのダンクをブロック!(できません。(笑))
9.ウィチタ州立大学ショッカーズ WICHITA STATE
昨季の成績:30勝5敗 NCAAスウィート16(ノートルダム大学に敗退)
「ミッドメジャーの星」の一つ。ランク入りがすっかり定位置になりました。昨年末は、渡邊選手のジョージワシントン大学にアップセットをくらうという”失態”もありましたが、見事に立て直し、”本番”ではステイトライバルのカンザスを撃破。
ここも16強チームから戻ってくる選手が多い。苦労人の白人、ロン・ベイカー(6-3、4年生G)がついにファイナルイヤー。リーディングスコアラーとして戻ってきます。バックコートパートナー、フレッド・バンブレスト(5-11)も同じく4年生。カンザス大学から転校してきたコナー・フランカンプ(6-1、2年生G)も高校で評価の高かった選手。特にバックコートは全米有数のクオリティです。
↓カンザス撃破は見事でした。
10.ゴンザガ大学ブルドッグス GONZAGA
昨季の成績:35勝3敗 NCAAエリート8(デューク大学に敗退)
ここもミッドメジャーの星。ファイナルフォー進出を、ウィチタやバトラー、バージニアコモンウェルスに先にやられてしまいましたが、ミッドメジャー最強の学校は、このジョン・ストックトンの母校でしょう。昨季は最強のチームとされており、満を持しての準々決勝でしたが、意外にあっさり引き下がってしまいました。
バックコートががらりと入れ替わりますが、フロントラインは全米最強です。ケンタッキー大学からの転校生で、カナダ代表でもあるカイル・ウィルジャー(6-10、4年生F)を核に、センターはポーランド代表で、ユーロバスケット2015に出場予定のプルゼメク・カーナウスキー(7-1、4年生)。さらにあのアルビダス・サボニスの息子で、これもユーロバスケット参戦予定のリトアニア代表、ドマンタス・サボニス(6-10、2年生F)。
入れ替わるとはいえ、この学校は次々と優秀な選手を育ててくるのが特徴で、バックコートも実は人材が豊富。十分ファイナルフォーを狙えるチームです。
↓ウィルジャーはアンソニー・デイビスらと同期でケンタッキーに入学した5つ星選手。スリーポイントも得意で、サボニスジュニアともども、NBA入りを有力視されています。
11.ミシガン州立大学スパルタンズ MICHIGAN STATE
昨季の成績:27勝12敗 NCAAファイナル4(デューク大学に敗退)
ここも毎年毎年強い学校。”選手の入れ替わりもなんのその”的なチーム。トラビス・トライス、ブランデン・ドウソンという主力が抜けますが、4年生スウィングマン、デンゼル・バレンタイン(6-5)を中心に、上級生がしっかりしています。ここにウェストバージニア大学からの転校生、エロン・ハリス(6-2、3年生G)が加入。トム・イゾーのコーチングは折り紙つきで、昨季の上をいっても全くおかしくありません。
↓エロン・ハリスは、グレッグ・オデンやマイク・コンリーなどを輩出した、インディアナポイリスの強豪校の出身。
12.ビラノバ大学ワイルドキャッツ VILLANOVA
昨季の成績:33勝3敗 NCAAベスト32(ノースカロライナ州立大学に敗退)
NCAAトーナメントで1位シードを獲得しながら、アップセットの餌食となったビラノバ。ファンは大きく失望しましたが、来季もなかなかです。戻ってくる選手にも期待ですが、何といっても1年生のジェイレン・ブランソン(6-2、PG)。同じフィラデルフフィアのテンプル大学で、エディー・ジョーンズ、アーロン・マッキーらとともに、強力バックコートを形成。NBA入りも果たしたリッキー・ブランソンの息子です。
↓親父も上手かった。同じく左利き。クリス・ウェバー、ジュワン・ハワード、ジェイレン・ローズのミシガン大学ファブ5を苦しめました。おそらく、テンプル大学史上最強のチーム。
13.インディアナ大学フージャーズ INDIANA
昨季の成績:20勝14敗 NCAAファイナル64(ウィチタ州立大学に敗退)
そろそろファイナルフォーにいかないとファン、インディアナ州民がだまっていない学校。ヨギ・フェレール(6-0、4年生)と、ジェイムス・ブラックモンJr(6-4、2年生)でバックコートは万全。
注目は1年生ビッグマン、トーマス・ブライアント(6-10)↓
14. カリフォルニア大学ゴールデンベアーズCALIFORNIA
昨季の成績:18勝15敗 ポストシーズンなし
昨季NCAAトーナメントはおろか、ポストシーズンなしのチーム。さらにトップスコアラーが抜けてこの順位はすべて勧誘してきた1年生の力。
↓ジェイレン・ブラウン(6-7、SF)とアイバン・ラッブ(6-11、PF)は一年でのプロ行きが有力。
彼らを4年生PG、タイロン・ウォレス(6-4)がコントロール。久々に、強い”キャル”が見れるか。
15. サザンメソジスト大学(SMU)ムスタングス SMU
昨季の成績:27勝7敗 NCAAファイナル64(UCLAに敗退)
ラリー・ブラウンが一瞬で強くしました(笑)。スタッフにジョージ・リンチの名前もあるSMUはリクルートも強くなって、昨季はあと一歩でエマニュエル・ムディエイを手に入れるところまでいきました。
リーディングスコアラーで昨季のカンファレンスMVP、、ユニバーシアードにも参加したニック・ムーアなど、戻ってくる選手が多い。あのジョン。コンカックら以来、約30年ぶりのNCAAトーナメント連続出場、そしておそらくラリー・ブラウンはさらに上を目指しているはずです。注目です。
ブラウンやリンチの母校、ノースカロライナ同様、学業問題で揺れているのは気になるところ。学業レベルが非常に高い学校です。
16. アリゾナ大学ワイルドキャッツARIZONA
昨季の成績:34勝4敗 NCAAエリート8(ウィスコンシン大学に敗退)
2年連続で同じ相手(ウィスコンシン大学)に敗れ、ファイナルフォーを逃した喪失感は大きい。スタンリー・ジョンソン、ロンダエ・ホリス=ジェファーソンらが抜けて、この順位です。
それでも白人ビッグマン、カレブ・タークゼウスキー(7-0、4年生)ら、戻ってくる選手は有力。ここも相変わらず新入生も強力で、もしかするとこの順位は過小評価かもしれません。
個人的注目は2年生PG、パーカー・ジャクソン=カートライト(5-9)。
↓スーパークイックな、175センチ(そんなにないかも)です。
17. ウィスコンシン大学バジャーズ WISCONSIN
昨季の成績:36勝4敗 NCAA準優勝(デューク大学に敗退)
名将ボー・ライアンが最後のシーズンと公言しました。2年連続のファイナルフォー出場のあと、最後に優勝したいでしょう。フランク・カミンスキーとサム・デッカーの穴はあまりにも大きいですが、ライアンはかたいチームを作ってきます。6-8のPF、ナイジェル・ヘイズと、PG、ブロンソン・コーニグ(6-4)の3年生コンビに期待です。
↓引退は残念。
18.コネチカット大学ハスキーズ CONNECTICUT
昨季の成績:20勝15敗 NIT(アリゾナ州立大学に敗退)
昨季NCAAトーナメントを逃した、2014年のチャンピオン。ライアン・ボートライトというリーディングスコアラーを失いましたが、
多くが戻ります。かつての5つ星選手、3年生のロドニー・パービス(6-4、SG)に期待。
そして転校生を見事にゲット。シートンホール大学からスターリング・ギブス(4年生、6-2PG)。アイビーリーグのコーネル大学からショーン・ミラー(4年生、6-7SF)。ともに大きな戦力です。
元NBA選手のヘッドコーチ、ケビン・オリーはやはり相当なやり手です。
19.ジョージタウン大学ホーヤス GEORGETOWN
昨季の成績:22勝11敗 NCAAベスト32(ユタ大学に敗退)
ここも強くないとファンがうるさい学校。抜けた選手も多いですが、オークヒルアカデミー出身の4年生SG、デボーンテス・スミス=リベラがバック↓
脇役次第です。
20.ミシガン大学ウォルバリーンズ MICHIGAN
昨季の成績:16勝16敗 ポストシーズンなし
ここも名門。ミシガン州立大学に負けられません。昨季はポストシーズンなしでしたが、ほとんどの選手が戻ってきます。名将ジョン・ビーラインはリクルートが苦手(?)ですが、そこそこの選手で強いチームを作る術に長けています。
↓二度の飛行機事故にあいながらも生き残ったオースチン・ハッチはチームを去りました。
21.ユタ大学ユテス UTAH
昨季の成績:26勝9敗 NCAAスウィート16(デューク大学に敗退)
元NBA選手&コーチであるヘッドコーチ、ラリー・クリストコウィアク。良いチームを作り、昨トーナメントではSweet16に残り、王者デュークを苦しめました。注目はオーストリア人7フッター、ヤコブ・ポエルトル(2年生)。元々はドイツのバスケットボールブンデスリーガのクラブに所属していた選手。ボーガットのようになれるか↓
22. ベイラー大学ベアーズ BAYLOR
昨季の成績:24勝10敗 NCAAファイナル64(ジョージア州立大学に敗退)
コーチ、スコット・ドリューはリクルートが得意。が、今期はおとなしく、頼るのは4年生PFコンビ、リコ・ギャザーズ(6-8)とトーリーン・プリンス(6-7)。
23.マイアミ(フロリダ)大学ハリケーンズ MIAMI
昨季の成績:25勝13敗 NIT準優勝(スタンフォード大学に敗退)
マイアミ大学ハリケーンズのジム・ララナーガも名将。
NIT準優勝チームから多くが戻って、オクラホマ州立大学からの転校生、カマリ・マーフィーを迎えます。
↓ボストン・セルティックスのマーカス・スマートのチームメチイトでした。
24.テキサス農工大学アギーズ TEXAS A&M
昨季の成績:21勝12敗 NIT(ルイジアナ工科大学に敗退)
多くの選手が戻る上に、リクルートが上手くいきました。面白いチームです。
↓新入生たち
25.シンシナティ大学ベアキャッツ CINCINNATI
昨季の成績:23勝11敗 NCAAベスト32(ケンタッキー大学に敗退)
病に倒れたコーチ、ミック・クロニンが戻ってきます。そして多くの主力選手も戻ってきます。この順位は過小評価かもしれません。
↓けっこうケンタッキー大学を苦しめました。
26.パデュー大学ボイラーメーカーズ PURDUE
昨季の成績:21勝13敗 NCAAファイナル64(シンシナティ大学に敗退)
そのシンシナティ大学に敗れたパデュー大学も多くが戻ります。
↓このブザービーターがなければパデュー勝利でした。
これにより、通常25校を選ぶところを、CBSが粋にパデューを加えました。
*番外注目校 LSU(ルイジアナ州立大学)タイガース LSU
昨季の成績:22勝11敗 NCAAファイナル64(ノースカロライナ州立大学に敗退)
メディアによってはTOP25に入れてくるでしょう。ベン・シモンズの加入により、LSUは注目校です。
ただ主力が去ってしまったことと、フロントコートがシモンズ頼りと弱い。シモンズがどこまでチームを牽引できるかが見ものです。バックコートは強力な上に、シモンズの影に隠れていますが、有望選手を獲得しました。
↓フロリダ出身のアントニオ・ブレークニー(6-4SG)。
シモンズともども、注目のプレイヤーです。