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2017NBAドラフト-NBA選手とエージェント(代理人)

更新日:

<追記>6月9日アップデート


日々変わりそうです。。。



   

NBAドラフト2017、近づいてきました。
コンバインはじめ、様々なワークアウトを通じてドラフト対象選手の評価が決まってきています。

   

2017NBAモックドラフトアップデート

   

マーケルフルツロンゾボールジョッシュジャクソン・・・前回から上位指名候補は変わりなし。
それでもそれなりに評価の上下がありました。


まず大きく評価を上げたのはルイビル大学の2年生ガード、ドノバン・ミッチェル。

そしてUCLAの白人ビッグマン、TJ・リーフ、カリフォルニア大学のアイバン・ラッブ、サザンメソジスト(SMU)のナイジェリア系、セミ・オジェレイ(*発音はアメリカ人でも苦戦しているので突っ込まないでください。笑)。

さらにシラキュースのタイラー・ライドン、オレゴンのジョーダン・ベル、リーフと同じくUCLAのアイク・アニボグ、ミシガンの6-10、DJ・ウィルソン。

揃いも揃って「能力系」。その運動能力、身体能力を存分にアピールした結果と言えそうです。

   

ドノバンミッチェル

中でも一気に評価を上げたのがドノバンミッチェル。

6-3(191cm) 91kg ガード ルイビル大学2年生
比較対象:マーカス・スマート
2016-2017スタッツ:15.6ppg、4.9rpg、2.7apg、FG%408、FT%806、3P%354

   

6-3でSGはサイズ不足ながら、6-10のウィングスパンが補う、との評価。文句なしのアスリート。マーカス・スマートが比較対象とされているのはディフェンス能力の高さによるもの。得点能力はスマートよりも高い。*ただしサイズが一回り小さい。

   

   




   

   

NBA選手のエージェント(代理人)

最後はエージェントについて。トム・クルーズ主演の映画「ジェリー・マグワイア(邦題ザ・エージェント)」で描かれているとおり、ドラフトにおけるエージェントの暗躍ぶりはもはや誰もが知るところ。*「ジェリー・マグワイア」ではNFLでしたが、NBAでも同様。


顧客である選手の価値を高めようと、陰で猛烈に動いています。何より、大きな影響力を持つに至った今日では、大きなエージェンシーを中心に、”Pro Day”と呼ばれるお披露目イベントを開催しており、各会場にNBAスカウトが100人以上詰めかけるような状況です。


元ミシガン大学バスケットボール選手で、コービー・ブライアントの代理人だったロブ・ペリンカがロサンゼルス・レイカーズのGMに就任したことをみても、その影響力は計り知れないと言えます。ペリンカは常識人(に見えます)ですが、マイケル・ジョーダンのエージェントだったデビッド・フォーク、松井秀喜の代理人アーン・テレムなど、強烈な個性を持った人間が目立ちます。

   

エージェント・エージェンシーと、ドラフト候補含めた主な契約選手

*エンターテインメントが絡む組織なので、ハリウッドに近い拠点が目立ちます。

レイモンド・ブラザーズ(IAM SPORTS&ENT.):マリブの北方にある名門。マーケル・フルツ、トニー・アレン、ザック・ランドルフ、ジェリアン・グラントなど。

◆ハリソン・ゲインズ(ボールスポーツグループ):契約選手はロンゾ・ボールのみ。 *異例中の異例。もちろん父ボール、ラバーによるものです。放っておきましょう(笑)。

LAタイムズの関連記事

BJ・アームストロング(ワッサーマン):ロサンゼルスベースの、バスケットボール、スポーツにとどまらない巨大エージェンシー。ジョッシュ・ジャクソン、アイザイア・ハーテンスタイン、デリック・ローズ、ビスマック・ビヨンボ、ドレイモンド・グリーンなどと契約。BJ・アームストロングはご存じのとおり全盛期のシカゴ・ブルズなどに所属した元NBA選手で、Bリーグ東京のディアンテ・ギャレットも顧客。ワッサーマンの看板選手はアンソニー・デイビスで、中国のグオ・アイルンや、八村塁のチームメイトだったナイジェル・ウィリアムス=ゴスやプルゼメク・カナウスキ、ドマンタス・サボニスなどゴンザガ出身者も多い。

ジェフリー・ウェスラー(PRP、24/7スポーツマネージメント):ラスベガスベース。ジェイソン・テイタム、ジョナサン・アイザックと契約。看板選手は現役ではカイリー・アービング、そしてシャキール・オニールも顧客。

ハッピー・ウォルターズ(カタリスト):サンタモニカが拠点で、ハッピー・ウォルターズはCEO。ディアーロン・フォックスのほか、ジミー・バトラーが看板選手。
カタリストPro Dayのワークアウト。フォックスはナイキと契約しましたね↓
https://twitter.com/DraftExpress/status/871118104016834560

ジェフ・シュワルツ(エクセル):ブロードウェイとビバリーヒルズに拠点。創業者でもあるジェフ・シュワルツも強烈な個性の持ち主。マリック・モンクやハリー・ジャイルスと契約。大物顧客が多く、ラマーカス・オルドリッジ、ブランドン・イングラム、ケビン・ラブにケンバ・ウォーカーらのほか、Bリーグ・千葉ジェッツのヒルトン・アームストロングも。

リッチ・ポール(クラッチ):超有名人。テレンス・ファーガソンが契約。看板は何といってもレブロン・ジェームス。トリスタン・トンプソンとJR・スミス、昨年ドラ1のベン・シモンズやジョン・ウォールも。

このほか、ドノバン・ミッチェルが契約したタイ・サリバン(CAAスポーツ)なども有名。
ナイキ、アディダス、そしてアンダーアーマーなどのシューズメーカーとの契約はじめ、その影響力はドラフト順位にまで及ぶ(?)とまで言われるエージェント。彼らもまた、強い強いアメリカのスポーツ界を支えています。

<参考>
ビジネスインサイダーの記事

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