TBT2020-The Basketball Tournament(ザバスケットボールトーナメント)
今年もこの季節がやってきました。
以前にも投稿した、TBTこと、The Basketball Tournament。
当然、新型コロナウィルスの影響はもろに受け、今年は無観客での開催。
毎年、多くの都市で実施されてきましたが、会場をオハイオ州コロンバスの、ネイションワイドアリーナ(オハイオステイト大学のホーム、19500人収容)で集中して行われることとなりました。*トーナメント。現地7月4日から14日まで。ESPNが生中継。
今年は7回目。ジャレッドサリンジャーやアーロンクラフト。昨年初優勝したオハイオステイトのOBチーム、”カルメンズクルー”が、”地の利”もあって、有利であることは間違いありません。連覇なるか。
TBTに参戦する、Bリーグの外国籍選手たち
TBTの見どころの1つは、Bリーグでプレイする(またはかつて日本でプレイした)多くの選手が参加することでしょう。
*以下、抜けがあるかもしれませんが、それほど多くの日本に縁のある選手が参戦するということで。
まず上記の第1シード、優勝候補筆頭の地元カルメンズクルーには、コロンバス出身、宇都宮のジェフギブスが昨年に続いて加入。(こういうサイトにBリーグのクラブ名が載るのは嬉しいもんです!)
そして第2シード、2015年の第2回から2018年の第5回大会まで4連覇(!)を果たした、”オーバーシーズエリート”に、TBTの常連、名古屋Dのジャスティンバーレル。*ジョージョンソンも!
続く第3シード・シラキュース大学OBと、第4シード・マーケット大学OBチームに、今年は日本所縁の選手が参加しないのは残念ですが、#6・”チャレンジALS”というチームに、秋田などでプレイした、デショーンスティーブンス。ユーロリーグとオーストラリアNBLを席巻する2人、タイリスライスとキャスパーウェアを擁するこのチームは強い!ダークホース。
第10シード、”ベストバージニア”と相変わらず洒落たネーミングのウェストバージニア大学OBチームには、すっかり日本になじんだ(?)、ケビンジョーンズ。
第12シード、”ブラザリーラブ”には、信州のベテラン、ウェインマーシャル。
そして#13、クリスポールがGMである”チームCP3”。ケネディミークスと、Bリーグ入りが噂されるLJピーク。
第21シード、”スティルウォータースターズ”にはルブライアンナッシュ。
ブランドンドーソン、ディオンライトも参戦しますが、今のところこんな感じでしょうか。
Bリーグの外国籍選手にまつわるトリビアと、活躍度の「測り方」?
ここからは適当に(?)書きます。
宇都宮入りが噂される、LJピーク。
ビッグ以外の、ウィングやガードの外国籍を待望する私には嬉しいニュースです。
サウスカロライナ州出身の彼は、州のミスターバスケットボール(2014年)。SCはなかなかの”名産地”で、過去にレイアレン(1993年)、ジャーメインオニール(1996年)、レイフェルトン(2002年)、そしてザイオンウィリアムソン(2018年)らを輩出。ジョージタウンへ進んだピーク含め、スター選手ほど州を出て行ってしまうのがツライ。。。
ピークは高校時代に転校しており、シカゴの名門ホイットニーヤング時代のチームメイトに、デュークに進んだジャリルオカフォー。
少し”ビッグ”ですが、新潟に加入のチャールズミッチェル。
ミッチェルは大学時代に転校しており、メリーランドから故郷アトランタのジョージアテックに戻りました。
出身高校、ジョセフウィーラーが公立ながら名門で有名です。現在NBA Gリーグのプレジデントを務めるシャリーフアブドルラヒムと、アミアアブドルラヒムの兄弟のほか、ジェイレンブラウンなども輩出。
さて。
「やはり、アワードを獲っている選手は素晴らしい。」
このように思います。
特に、若い選手は”測りやすい”です。
好例が、昨季注目した千葉のメイヨ(イースタンケンタッキー)と新潟のパーキンズ(バッファロー)の両新卒ニック。
メイヨはジャモラントやダイランウィンドラーなどと並んで、堂々のOVC(オハイオバレーカンファレンス)1stチーム選出。メイヨは1年生の時から4季連続(!)で受賞しいる強者。Bリーグでプレイするのがおかしいいのでは?と思われるほどの選手でした。
パーキンズもMACの1stチーム。彼も2季連続で選ばれており、さらに3季連続でベスト6thマンにも輝いた好選手。活躍しないわけがありませんでした。
ロスコアレン(スタンフォード)とジョッシュスコット(コロラド)。2人は揃ってハイメジャーカンファレンスPAC12の2015-2016ファーストチーム。
学年が違うとはいえ、ここにはジェイレンブラウンやディロンブルックスの名前もありましたし、セカンドチームにディジョンテマーリーやアイバンラッブでしたから、アレンとスコットの活躍も当然と言えたでしょう。
もちろん、「凄い選手」と「勝たせる選手」は別ですし、Bリーグの外国籍は一様にレベルが高い。”リーグ独特の掟”みたいなものもありますから、馴染む馴染まないの問題がありますが、このオフ以降も、華々しい実績を引っさげた、若いスター選手の登場を楽しみにしたいと思います。(ロスター、もうほぼ埋まってきてますけどね・・・)