マリック・モンク
6-3(191cm) 90kg ガード ケンタッキー大学1年生
比較対象:ブラッドリー・ビール、ザック・ラビーン、ラリー・ヒューズ
現時点でのスタッツ:21.7ppg、2.5rpg、2.2apg、FG%481、FT%826、3P%419
現時点での完成度はNBAドラフト候補選手の中でナンバーワン。
昨年のジャマール・マーリーに続き、1年生にして超名門ケンタッキー大学のリーディングスコアラー。それもアベレージ20点以上という怪物スタッツ。
キャリアハイはノースカロライナ大学戦での47点!入りだしたら止まらないスリーポイントに加え、豊富なオフェンススキル。1対1の能力は絶対の自信を持っています。実際、止めることができません。
ここまでシーズン26ゲーム全てにスターターとして出場し、全試合で二桁得点というオフェンシブマシーン。時に強烈なダンクなど、運動能力も高い。
特徴・プレイスタイル
カレッジレベルでは完璧なプレイヤーであるモンクですが、6-3というサイズが懸念されています。明らかに2番の選手であるモンクは完全なスコアラーであり、PGとしての資質があまりにも少ない。
チームメイトに恵まれているとはいえ、平均2.2アシストはさすがに小さい数字です。ジャマール・マーリーよりも1インチ上背がないモンクが、果たしてNBAで現在と同じように得点を重ねることが出来るかどうか疑問視されてはいます。*比較対象となっているブラッドリー・ビール、ザック・ラビーンに懐かしのラリー・ヒューズはいずれも6-5の選手です。
出身はアーカンソー。アスリート一家の出身で、兄マーカスは地元アーカンソー大学でフットボールとバスケットボール両方をプレイ。元NFLシカゴ・ベアーズのワイドレシーバー。叔父のチャック・モンクもフットボール選手でした。アーカンソー大学やカンザス大学を蹴ってのケンタッキー入り。
個人的に、見ていて楽しい選手。NBAに関しての課題は「身長だけ」と言っていいでしょう。おそらくPGをプレイすることはないので、モンクを1位で指名するNBA球団はないはずです。
37点取った、1月末のジョージア戦↓
NBAドラフト指名順位予想
3位~10位