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ゴンザガ痛恨の1敗も八村塁は活躍-NCAAランキングweek11

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NCAAバスケットボール2017-2018最新ランキング

   

ビラノバ、バージニアにパデュー。

ディフェンスが良いトップ3はサバイバルした週でしたが、混沌とした状況は最後まで続くでしょう。


3週1位をキープしているビラノバは、今週ホームでプロビデンス、アウェイでマーケット。特に@マーケットは要注意。何が起きても驚きません。


”元祖パックラインディフェンス”トニーベネット率いるバージニアはここまでACC全勝!

気づけば1敗は@ウェストバージニアのみでしたが、今週は厳しい。

日本時間1月24日にホームでクレムソン、同28日はアウェイでデュークと、いずれもランク校との対戦。特にデュークには2014年のACCトーナメント以来勝てておらず、昨季はホームながら、ジェイソンテイタムに28得点を許しての敗戦でした。

平均失点52.4は文句なしの全米1位、相手に許したアシストもわずか平均8.1で全米1位。そのディフェンス力は間違いなくNCAA1,2を争うものですが、キャメロンインドアスタジムでデュークに勝つのは至難の業。勝てば今季こそ・・・ですが、ここは1敗してしまうでしょう。


パデューのビッグテン全勝も素晴らしい。

この2校が上にいるのは面白い。強豪校でありながら、バージニアは34年ぶり、パデューは実に38年ぶりのファイナルフォー進出を狙います。

以下は相変わらずの荒れ模様。オクラホマは@カンザスステイト、@オクラホマステイトを連敗して急降下。ウィチタステイト、テキサステックも連敗。


ケンタッキー、シートンホール、TCUにマイアミ(フロリダ)がランク落ち。と思えば、これを書いている最中に、TCUが7位ウェストバージニア撃破の報。

全くわかりません。面白い。

ようやくの、今季初のアトランティック10校のランク入りはやはりロードアイランド。

アウェイでのジョージワシントン撃破も含め、カンファレンス7勝0敗で単独首位。

注目はオハイオステイトでしょう!

9勝0敗でビッグテンを走ります。新コーチ、クリスホルトマンにつきます。ホルトマンはインディアナ州のNAIA校、テイラー大学出身の46歳。2013年にバトラー大学のアシスタントコーチに着任し、2014年からヘッドコーチ。2015年から3季連続でNCAAトーナメントに出場させており、昨年はスウィート16。


予想以上の活躍をしているのがケイタベイツ=ディオプ。昨季9.7ppgをあげながら、怪我で出場は9ゲームのみだった3年生が今季19.7ppg。もともとはClass of 2014で、ディアンジェロラッセルらと同期で5つ星選手でした。

   

ケンポンランキング。今日はノースカロライナもアウェイでバージニアテックに負け。驚きません(笑)。

   

NBAドラフト2018に向けた注目選手

ケビンノックス(ケンタッキー大学1年生、6-9、94.5kg、F)

フロリダ州タンパ出身。ややおとなしめ(?)とも言えた今季のケンタッキー大学リクルーティングで最も評価が高かった選手(ESPNで10位)。

ここまで14.3ppgはチーム1位、5.6rpgは同2位。確率は30%を割っていますが、スリーも打て、シューティングは及第点。ウィングスパン7-0で、文句なしの運動能力。比較対象はポールジョージorマービンウィリアムズとの評価。


ついにランク落ちしてしまったケンタッキー。チームをどこまで牽引できるかが指名順位につながることは言うまでもありません。今のところ、10位前後の指名という見方が大勢です。

   

NCAAにおける日本人、日本所縁の選手所属校の動向

ジョージワシントン大学と渡邊雄太

ホームでジョージメイソンに勝ち、アウェイでVCUに負けの1勝1敗。

何とか踏みとどまった感じも、相変わらず熱狂的なファンが支えるVCUには内容で完敗。。。カンファレンス2勝5敗の12位タイ、通算9勝11敗。


今週は日本時間1月29日のアウェイ、セントボナベンチャー戦のみ。2勝4敗とGW同様苦しむSBUですが、実はA10の優勝候補。ボナベンチャーは大勝したい。ジョージワシントンはアウェイで勝てば大きい。両校にとって重要な一戦。


上に書いた通り、ロードアイランドはやや抜きん出た存在ですが、アトランティック10もいつもどおり混戦。まだまだわかりません。

   

エース、渡邊雄太は2戦とも19得点をあげて好調。セントボナベンチャー戦、4年生のエースガード、ジェイレンアダムスとのマッチアップ(おそらく)は注目。

ここまでのスタッツ*100位以内をハイライト。全ディビジョン1選手の中で100位以内というのはすごい数字です↓


   

ゴンザガ大学と八村塁

ホームでセントメリーズ(SMC)に71-74と痛い敗戦。

昨季ほどの高さがないゴンザガに対し、SMCはオーストラリア人ビッグのジョックランデールが26点・12リバウンド。チームの56.6%という高いフィールドゴール率を支えました(SMCはスリーも8/13、61.5%とホットでした)。

ワシントンステイトとジョージアに敗れて評価を落としていたSMCはこれで14連勝。完全に息を吹き返し、通算19勝2敗。ゴンザガは2年前にもSMCにスウィープをくらっており、負けは決して不思議ではありません。再戦、@セントメリーズは日本時間2月10日。リベンジを!


今週は26日に@ポートランド、28日にホームでvsサンフランシスコ。

SMC戦でベンチから出場。キャリアハイの23得点をあげた八村塁は、続くサンタクララ戦でも16得点。9ゲーム連続の二けた得点で11.5ppgとし、バランスの良いゴンザガにあってチーム5位の数字。しかもベンチから出てきてのものですから大したものです。

868と高いフリースロー%(現時点で全米99位)が相変わらずですが、FGも素晴らしく、60.8は全米55位。かつ、トゥルーシューティング%(TS%、2ポイント、3ポイント、フリースローを全て含んだシュート効率の数値)が66.7で全米60位。ある程度チームから受ける恩恵もありますが、すごいの一言。まずWCC優勝を目指してほしい!

ここまでのスタッツ*同じく100位以内の数字をハイライト↓


   

ジョージアテックとシェーファーアヴィ幸樹

vsバージニア、@ノースカロライナを連敗。1つ勝ちたかったところですが、仕方なし。
今週は@フロリダステイトと、vsクレムソン。ACCはキツイ。

シェーファーアヴィ幸樹選手の出番がないのも仕方なし。。。しかし貴重な経験。

   

ポートランド大学とタヒロウディアバテ

@サンディエゴ、@ロヨラメリーマウントを連勝!これは大きい。タヒロウもそれぞれ11点・6R、14点・7Rと活躍。

今週のvsゴンザガ、@セントメリーズが楽しみです。

   

ピマコミュニティカレッジ(NJCAA)と榎本新作(アイザイアマーフィー)

2勝して、通算17勝2敗。最高3位から8位まで落ちましたが、高位置をキープしています→NJCAA(D2)ランキング

   

ブラケットロジー

最後に、お馴染み、2018年NCAAトーナメントのブラケット予想

日本人選手絡みではゴンザガのみが出場予想ですが、まだまだこれからです。

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