NCAAカレッジバスケットボール2017-2018最新ランキング
トップ4、変わらず。
バージニアは今季ACCアウェイゲームを7戦全勝。残りは@ピッツバーグと@ルイビルで、ロード全勝すれば2011-2012デューク以来の快挙。60年以上の歴史を誇るACCにおいて、アウェイ全勝はわずか14チームのみとのことです。(ホームでの、バージニアテック戦の負けが悔やまれる)
いつも通り棚ぼた感はありますが、いつも通りゴンザガがランキングを上げてきました。
そして、いつも通りと言えばデューク。個人的には過大評価な気もしますが、、、5位。
シーズン前に、FBIが介入した強豪校のリクルーティング不正事件。この影響があったことは否めませんが、、、
今年も面白いです。
3月を目前に控えたこの時期、誰がバージニアの1位を、そしてテキサステック、オーバーン、クレムゾン、オハイオステイト、テネシー、ネバダ、ヒューストン、さらにミドルテネシーステイトのこの位置を予想できたでしょうか。
下はプレシーズンランキング。ケンタッキーはじめ、半分はランク外となってしまっています。。。
とはいえ、このAPランキングはNCAAトーナメント出場選考には「一切」「材料」とされません。
今季から、選考に使用されることとなったケンポンランキング。
1位はバージニア、2位ビラノバときて、3位はデューク。以下、ミシガンステイト、パーデュー、シンシナティと続きます。
NBAドラフト2018に向けた注目選手
ロニーウォーカー(マイアミ大学1年生、6-4、87kg)
ジョージワシントン戦でも活躍した”パイナップル頭”は、有数の身体能力の持ち主。
スタッツは11.4ppg、2.6rpgと平凡ですが、スリー、フリースロー含めたシューティングは及第点。
ディフェンスでもその強烈な能力を存分に生かしています。後半部分ではその過信ぶりを露呈していますが↓
ハンドリング、シューティングが成長すれば、次のドノバン・ミッチェルだ、と。
NCAAバスケットボールにおける日本人、日本所縁の選手所属校の動向
ジョージワシントン大学と渡邊雄太
@マサチューセッツを83-72、vsVCUを80-56と連勝!
特に昨季の忌まわしい負けの借りを返したVCU戦ブローアウトは大きい。
ロードアイランドと、そのURIをホームで激戦の末に下したセントボナベンチャーは抜けていますが、以下は大混戦。
とにかくまずは10位以内に入り、A10トーナメント1回戦を回避したい。
ジョージワシントンの残り4試合は、vsリッチモンド、@セントルイス、vsフォーダム(シニアデー)、@デイトン。
*たった今リッチモンド戦が終わりました。↓ ↓ ↓
103-77で大勝!GWの100点ゲームはなんと4シーズンぶり!しかも100点に乗せたのが元マネージャー、ジャックグランジャーのスリーポイント!HCモーリス・ジョセフも涙した、良いシーンでした。
今シーズン28試合目でベストゲーム!渡邊雄太は23点、5リバウンドに4アシスト。
シーズン序盤から続いた低迷が悔やまれますが、完全に上り調子!!
↑ ↑ ↑
ジャイアボールデンをスタートから外しているオフェンスは、よくボールが回っています。
渡邊雄太のスタッツは、それぞれ13点・8Rと23点・9R。特にVCU戦ではキャリアハイ、21本のFGアテンプト。彼の試投が増えることはチームにとってもプラスでしかないと思うのですが。。。
シーズン序盤に苦しんだスリーポイントも、試投を増やしたうえでの成功率は37.5%。見事です。
今季から指揮を執る、UMassヘッドコーチのマットマコールはフロリダ大学出身で、ビリードノバンの弟子。その「目」は確かなものです。
NBAドラフトでの指名は難しいとしても、渡邊雄太が”先輩”パトリシオガリーノやタイラーカバノー同様、NBAでのサバイバルに参戦するのは間違いないと言ってよいのではないでしょうか。
貴重な存在です。
ゴンザガ大学と八村塁
パーフェクトな内容とは言えないまでも、ホームでロヨラメリーマウント、ペッパーダインを一蹴。WCCを13勝1敗(通算25勝4敗)とし、サンフランシスコ大学に敗れたセントメリーズをかわし、カンファレンス単独首位となりました。*ペッパーダイン戦がシニアデーでした。
WCCはいよいよレギュラーシーズン最終節。
ゴンザガの残りは@サンディエゴと@ブリガムヤング。
特にBYU戦はある程度苦しみそうなので油断禁物。
現時点で、99.9%、ゴンザガの20年連続(!)NCAAトーナメント出場はロックです。
ブラケットロジーとゴンザガ
NCAAのRPIランキングで43位とふざけた位置(怒)にいるゴンザガは、ESPNのブラケットロジーで5位シードとこれもふざけてる。
全くあてになりません(怒)が、WEST【西】に振られれば、とりあえずOKです(笑)。
理想はサンディエゴ(サンディエゴステイト大学のビーハスアリーナ)ではなく、よりキャンパスに近くファンの多いボイジ(ボイジステイト大学のタコベルアリーナ)で1,2回戦→ロサンゼルス(ステープルズセンター)で地区準決勝、決勝→サンアントニオ(ファイナルフォー)でしょう。
*昨季はソルトレイクシティ→サンノゼ→フェニックス
一部サイトで、いまだに2018年NBAドラフト一巡目指名予想に名前があがる八村塁は、@BYU、ポストシーズンでどのような活躍を見せるのか。
更なる爆発の予感です。
ジョージアテックとシェーファーアヴィ幸樹
@ウェイクフォレスト、vsバージニアテックを落とし、今季ワーストの5連敗。。。ACC4勝10敗(通算11勝16敗)で13位(15校中)。
チームはひどい状況ですが、それほどACCで戦うことは難しい。
日本時間2月22日。アウェイで、ナンバーワン・バージニアと対戦。シェーファーアヴィ幸樹選手には貴重な経験。もちろん、一矢報いる可能性はゼロではありません。
*これも先ほど終わりました。54-65で敗戦。前半30-31。ロースコアに”付き合う”、ジョージアテックのプラン通りのゲームでしたが、シューティングが不足(スリー4/13で30.8%)。
ポートランド大学とタヒロウディアバテ
vsサンタクララ、vsセントメリーズを連敗。上記スタンディングのとおり、WCC4勝12敗(通算10勝19敗)で8位。残りはvsBYUと@ペッパーダイン。
タヒロウはサンタクララ戦で11リバウンド。ゴンザガと八村塁のインパクトの陰に隠れがちですが、1年生にして6.0ppg、4.3rpg、19.3mpgは素晴らしい数字。今季のポストシーズンでは多くは望めませんが、来季以降、期待できます。
ピマコミュニティカレッジ(NJCAA)と榎本新作(アイザイアマーフィー)
ホームでのフェニックスカレッジ戦を77-87で負け。さらにランキングでの上昇が期待されただけに残念。最新ランキング(NJCAAディビジョン2)で5位から8位に後退。
榎本新作も8点にとどまりました。
と、これも先ほどのゲーム、vsセントラルアリゾナカレッジ戦に84-70で勝利。しかも榎本が31点・12リバウンドのスーパーパーフォーマンス。さらにシーズン25勝がスクールレコード!!とのこと→公式サイト