これも変わっていない考えです↓
前に書いた通り、およそ30年前の月バス増刊号に載ったインタビューの中で、
韓国代表の元コーチ、方烈氏は「日本はアメリカナイズされており、悪く言えばものまね」とコメントしました。
これは中国やフィリピンもそうですね。
バスケット(ゴール)に一番近いところからショット(シュート)を打つのが一番確率がよい。
だから・・・というのが根本的な考え方。
中国は、高さだけならアメリカと対等以上になれます。
人口が13億と、アメリカの4倍ほどいるからか、2メートル30センチ・・・とかもたまに出てきます。*日本の人口は1億2千万ほど。
だから、スタイルはアメリカナイズでもいい、というのが基本的な考え方でしょう。
中国の目指すところは、日本におけるサッカー同様、世界の頂点。
そんな中国に対し、同じようにアメリカナイズされたバスケットボールで対抗すれば・・・
結果は見えています。これまでの結果が物語っています。
ではどうすれば・・・。
40分間フルコートで戦う
これ以外に答えがあるでしょうか。
7ページに、
「ジャパン オリジナル バスケットボール」
日本人の特性である走力、敏捷性、スピードを最大限生かした平面的、
ハイペースかつ合理的なバスケットボール
とあります。
たしかに、、、
2011年アジア選手権では”そういう”一面は見て取れました。
が、2012年アジアカップでは桜木を入れて。。。
準優勝という結果は大きかったのですが(アジア選手権出場権獲得へ大きな前進)、
スタイルに一貫性は見られません。
2013年アジア選手権は惨敗の9位。
今夏のワールドカップ出場ははるか彼方。。。
「わかっているけど出来ねーんだよ!」
って感じでしょうね。
でもファンとしては、
「30年以上もオリンピックに出れねーんだったら大胆なことやってみろよ!」
と言いたくもなるんですよね。。。
色々あるんでしょうけど。