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マクールメイカーが"HBCU"ハワード大学へ

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ソンメイカーの従兄弟、マクールがハワード大学へ

今年は驚きの連続です。

繰り返し書いていますが、ジェイレングリーンやカイソットのGリーグ入りを皮切りに、コロナウィルスやBLMムーブメントはNCAAカレッジバスケットボールリクルーティングにも大きく影響。

進路を表明していなかった5つ星選手の1人、マクールメイカーハワード大学への進学を表明しました。

このツイートは7月4日。アメリカの独立記念日。

  

*”動画はいくらでもあるタイプの選手”ですので検索下さい(笑)。 

参考記事1(THE UNDEFEATED)

参考記事2(USA TODAY)

   

ハワード大学バイソン

ハワード大学(Howard University)概要

私立校

ロケーション:ワシントンDC

ニックネーム:バイソン

チームカラー・スクールカラー:ブルー、ホワイト

カンファレンスミッドイースタンアスレティックカンファレンス(MEAC、通称ミーア)

バスケットボールアリーナバージムナジウム(2,700人収容)

フットボールスタジアムグリーンスタジアム(10,000人収容)

オフィシャルサプライヤー:アンダーアーマー(2020年7月時点)

   

   

ハワード大学のバスケットボール

公式サイト

HUのバスケットボールについて、一体何が日本で知られているでしょうか。

もちろん、所属カンファレスのミーア(MEAC)からも毎年1校はNCAAトーナメントに出場ができるのですが、いつもシードは#15か#16にふられるこのローメジャーカンファレンスにおいてさえも、ハワードのNCAAトーナメント出場回数はわずか2回(1981年と1992年。いずれも1回戦敗退。)。

知られているとすれば、”かませ犬”として。

これも最近NCAAに出場ができていない、近所の中堅校、渡邊雄太の母校ジョージワシントンとは定期戦を行っていますが全敗。2017-2018シーズンについては、八村塁のゴンザガとも対戦しています(69-106で完敗。八村が12得点。)。*同シーズンのGW戦は75-84と善戦も、渡邊に19点、11リバウンド、7ブロックのスーパーパフォーマンスを食らって負け

いずれもアウェイであることが特徴的で、こういったノンカファレンスゲームは大体が”ギャランティゲーム”でした。上の参考記事2を参照ください。

Howard did not play a single home game last season between Nov. 5 and Nov. 30, traveling from South Bend, Indiana, to Toledo to Huntington, West Virginia, to Muncie, Indiana, before finally coming back to D.C. They did it because Howard needs to earn guaranteed paychecks from bigger schools in non-conference games in order to meet its budget.

USA TODAY

「昨季の11月5から11月30日までの間、ホームゲームを1つしか戦っていない。その間、インディアナ州サウスベンド(ノートルダム大学)、オハイオ州トレド(ロバートモリスとトレド大学と対戦)、ウェストバージニア州ハンティントン(マーシャル大学)、インディアナ州マンシー(ボールステイト大学)、ようやくDCに戻るも”アウェイで”アメリカン大学と対戦。こうして、格上校からの金銭的見返りを獲得する必要がある。」*ちなみに、全敗でした。

   

ホームコートの収容人員はわずかに2,700人。全米中継のゲームはほぼ無し。到底NBAスカウトが注目などしないこうした学校に、5つ星選手が集まることはありませんでした。驚くのは当然です。

*”わざと”HBCUスクールを進学先候補にあげるケースはこれまでもありました。よく知られているのはOJメイヨとビル(ヘンリー)ウォーカーのコンビ。彼らは揃って、フロリダ州のブラックカレッジ、フロリダA&Mを進学先候補リストに入れていましたが、、、それぞれUSCとカンザスステイトに進みました。マクールメイカーとともに、ジョッシュクリストファーもハワードを訪問していましたが、最終的にはアリゾナステイトを選択。

楽しみではあります。

マクールが複数年ハワードでプレイするとは考えにくいですが、2020-2021シーズン、すでにビラノバやノースカロライナステイト、そしてノートルダムといったハイメジャー校との対戦が決定しているからです。

*ハワードはヘッドコーチが有名人。地元デマッサからデュークに進み、グラントヒルやアントニオラングと同期だったケニーブレイクニー。同じくデマッサ出身で、当時デュークでACをしていたマイクブレイ(現ノートルダムHC)との関係により、NDとゲームが組めるのでしょう。デラウェア大学でもヘッドコーチとアシスタントの間柄でした。

グラントヒルも登場

最近のミーアはデュークと同じダーラムにキャンパスがあるノースカロライナセントラル大学(NCCU)がドミナント状態。マクールメイカー加入のハワードが一気に優勝候補となるのは間違いありません。

   

   

HBCU(Historically Black Colleges and Universities)

まさか、こちらに続いて早々にHBCUに書くことになるとは思いませんでした。

冒頭のツイートにあるとおり、マクールのハワード入りには色々意味があるようには思います。

メイカーが言うように、この決断がきっかけになればという思いもわかりますが、USA TODAYの記事の通り、HBCU校がバスケットボールで名を上げていくのは(特にお金の面で)難しいでしょう。

名前のあがっているClass of 2023のプロスペクト、マイキーウィリアムズにしても、、、メイカーが4季プレイし、チームメイトとなれば進学するかもしれませんが。。。

   

さて、HBCU出身のNBA選手については以前書きましたので、今回は少ないながらも日本絡み。

まず、猪狩渉選手。Bリーグ・福島の選手であった彼は、能代工業卒業後にスラムダンク奨学金で渡米。IMGなどのプレップスクールを経て、HBCUスクールであるフロリダA&M(FAMU)に進学が決まりかけていたそうです。

見たかった。

HBCU出身の来日選手もほとんどいませんが、bjリーグ時代の高松ファイブアローズ(現Bリーグ・香川)などでプレイした、モーガンステイト大学(ボルティモア)出身のラシードスパークスはよく憶えています。身体能力の高い、エキサイティングなプレイヤーでした。

いろいろ、懐かしい映像ですね。

   

最後はネタです。

ジョングリシャム原作の映画「ペリカンブリーフ(邦題はペリカン文書)」。これに登場する、デンゼルワシントン扮する新聞記者がハワード大学出身の設定で、ワシントンがHUのスウェットシャツを着るシーンがありました(たぶん)。そして、ジュリアロバーツ扮する主人公はニューオーリンズの名門私立テュレーンの法学部生という設定。テュレーンも有名校ですが、こういう設定をされるあたり、やはりハワードは(学業で)屈指のブラックカレッジと言えるでしょう。

バスケットボールでも、その名を知らしめることができるでしょうか。

   

<追記>

「バスケットボールというスポーツの中で最も大きな役割を担ってきた」とまで言える黒人。しかし、未だに根強く残る人種差別の影響もあり、彼らのバスケットボールの歴史というものは、軽く扱われてきました。

これをしっかり捉えようとする組織の方々がいらっしゃいます。

既に20年ほどお付き合いさせていただいておりますが、今回はまずこちらのリンクのみを→ハワード大学の、「最初の」チーム

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