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日本人NBA,NCAAディビジョンⅠ選手への道【これまでの実績】

*松井啓十郎選手を*NCAAディビジョン1選手第1号と表記しておりますが、正確にはカリフォルニアステイト大学ノースリッジ校でプレイした、高橋マイケル選手が”第1号”となります。が、高橋選手は当時「マイケル・高橋」として、アメリカ人としてプレイしていたので、「実質的には」KJが”第1号”かと個人的には思います。

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今回は、ここまでの主な挑戦を見返してみます。

森下 雄一郎(ガード、1977年生れ)

”幻の日本人NCAAディビジョンⅠ選手第1号”。日本の高校まではほぼ無名→1988年にニューハンプシャー工科大学(NCAA加盟校ではない)へ→メリーランド州のTowson State(公立、トウソンステイト大学、ディビジョンⅠ)への編入が決まっていたが、コーチの交代により取りやめ→マイナーリーグでのプレイを足掛かりにNBAをうかがう→AND1 mixtapetourの一員として活動

田臥 勇太(ガード、1980年生れ)

”日本人NBA選手第1号”横浜市の大道中学時代、全国中学校大会ベスト4→能代工業へ進学。3年連続でインターハイ、国体、ウィンターカップを制覇!→ハワイのブリガムヤング大学ハワイ校(BYUH、ディビジョンⅡ)へ→中退し、当時のスーパーリーグ、トヨタへ入団→NBAサマーリーグへ参加→マイナーリーグ生活をし、2004年にフェニックス・サンズで初の日本人選手として登録、プレー→2008年に日本へ復帰。現在までリンク栃木ブレックスでプレー

松井”KJ”啓十郎(ガード、1985年生れ)

”日本人NCAAディビジョンⅠ選手第1号”。中学卒業後に、メリーランド州ロックビルのモントロスクリスチャンスクールへ留学→NCAAディビジョンⅠである、アイビーリーグの私立コロンビア大学へ→日本のリーグでプレイ。現在の所属はトヨタ自動車

伊藤 大司(ガード、1986年生れ)

”日本人NCAAディビジョンⅠ選手第2号”。三重県の創徳中学時代に全中(全国中学校大会)準優勝→モントロスクリスチャンスクールへ留学→NCAAディビジョンⅠである、私立ポートランド大学へ→実兄拓摩がコーチの、トヨタ自動車所属

富樫 勇樹(ガード、1993年生れ)

”高卒プロ選手”。新潟県の本丸中学で全中優勝→モントロスクリスチャンスクールへ留学→2013年、bjリーグ秋田へ入団。日本代表チームの活動も

渡邊 雄太(フォワード、1994年生れ)

”日本人NCAAディビジョンⅠ選手第3号”。香川の尽誠学園高校でウィンターカップ準優勝→2013年にコネティカット州のセントトーマスモアスクールへ→2014年秋より、ワシントンDCの私立校、ジョージワシントン大学へ進学予定



<スラムダンク奨学金>
◆並里 成
◆谷口 大智
◆早川 ジミー
◆矢代 雪次郎
◆山崎 稜
◆山木 泰斗
◆村上 駿斗

いずれも日本の高校卒業後にコネティカット州のサウスケントスクールへ。現在のところ、NCAAディビジョンⅠスクールへの進学は無し。

<その他>
◆川村 卓也
◆竹内 公輔

川村は高卒後、竹内は大卒後に日本の現NBLチームでプレイ。オフにNBAサマーリーグへ挑戦。

以上の経過をみて、日本で高校までプレイすると、言葉などの環境適応面を含め、NBAはもちろんNCAA強豪校でのプレイは難しいのではないかと感じていました。よって、遅くとも高校入学前にアメリカへ渡ることが一番近道であると。

ただ、渡邊雄太選手は例外。高卒後、2013年秋に渡米するや数か月でディビジョンⅠスクールへの入学を決めました。しかもその進学先、ジョージワシントン大学は超強豪とはいかないまでも、かなりの有力校。富樫選手が「行きたかった学校」とまで言っています。

当たり前のことですが、NCAAにしろNBAにしろ、それはアメリカの組織。部活/BUKATSUをやるにせよやらないにせよ、日本での「突出」は最低条件として、渡米するタイミングは大きなポイントでしょう。

もし渡邊選手が高校からアメリカで過ごしたなら・・・言葉、フィジカルの問題克服には時間を費やせたでしょう。しかしアメリカで突出、目立つことができたかどうか。2メートルというサイズがまったく珍しくない環境。多くの、本当に多くのアメリカ人選手たちに「埋もれてしまった」可能性もあります。*国内にいながら、バンバら留学生と戦えたのはプラスだったのではないでしょうか。

最後に・・・

2014年のNBAサマーリーグでプレイした富樫選手。インタビューにおいて、「高校時代の連中は何故自分がサマーリーグでプレイしているのか不思議に思うだろう」と話していました。騒ぎたてるメディアと対照的に、非常に冷静でした。

上にあげた名前はいずれも日本ではトップクラス。本当に素晴らしい選手です。

が、「真の」日本人NBA選手はまだ一人も誕生していない、と言わざるをえません。運もコネクションも実力です。ですが、誰もが認めるNBA選手はまだゼロ。

これから大勢生まれてくるのが楽しみです!

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