NBAドラフト2021指名候補-NCAA大学ベストシューターの抽出条件
先日、ツイッターで目にしたネタです。
2021年のNBAドラフトにおける、NCAAカレッジバスケットボール界のエリートシューターが誰なのか、というもの。
「測り方」は、フリースローとスリーポイント、両方での高確率選手。
*抽出条件はTS%(True Shooting Percentage、文字通り真のシューティング成功率)が60以上、かつスリーポイント試投が90以上(だいたい1ゲーム平均3本はスリーを打ってる選手)。
*TS%算出の公式⇒ 得点x100/2x(FGA+(0.44xFTA))
*参考:
*TS%は61.6 | 大学 | スリーポイント成功率 | フリースロー成功率 | ドラフト順位 |
ダンカンロビンソン | ミシガン大学4年生時 | 38.4 | 89.1 | ドラフト外 |
NBAドラフト2021指名候補-NCAA大学ベストシューターは?
選手 | 大学 | スリーポイント成功率 | フリースロー成功率 | モックドラフト順位 |
トレイマーフィー | バージニア大学3年生 | 43.3 | 92.7 | - |
サムハウザー | バージニア大学4年生 | 41.7 | 89.6 | - |
ケスラーエドワーズ | ペッパーダイン大学3年生 | 38.3 | 87.6 | - |
ベネディクトマスリン | アリゾナ大学1年生 | 41.8 | 81.6 | - |
クリスデュアルテ | オレゴン大学4年生 | 42.4 | 81.0 | 30位 |
マーカスゼガロウスキ | クレイトン大学3年生 | 42.1 | 78.6 | 51位 |
ジョエルアヤイ | ゴンザガ大学3年生 | 38.9 | 78.1 | 31位 |
マシューハート | デューク大学2年生 | 44.4 | 72.4 | - |
ジョーウィズカンプ | アイオワ大学3年生 | 46.2 | 67.7 | - |
デイビオンミッチェル | ベイラー大学3年生 | 44.7 | 65.2 | 9位 |
マックスエイスマス | オーラルロバーツ大学2年生 | 42.9 | 89.0 | - |
ルカガーザ | アイオワ大学4年生 | 44.0 | 70.9 | - |
アイザイアリバース | ミシガン大学4年生 | 43.1 | 87.0 | - |
前回書いたコリーキスパートは、ファイナルフォーでスリーポイントが4/15とまさかのブレーキ。チームも初優勝を逃しました。再度更新されたドラフトネットのモックでは10位を維持しましたが・・・
”本番”では順位を落とすかも。
シーズン通してのスタッツは、スリーポイント成功率が44.0、フリースロー成功率が87.8と素晴らしい数字でした。
ルカガーザは?ジョニージュザンは?
上の表の各選手、ぜひハイライト動画を見てみて下さい。
あらためて、アメリカの層の厚さみたいなものを再認識させられます。
それほど、皆が素晴らしい。
ジョーウィズカンプやクリスデュアルテあたりは、運動能力までもが優れています。個人的に注目。
本当は1人1人コメントを書きたいです(書けたら書きます)
ルカガーザ(アイオワ大学4年生)
カレッジ最優秀選手に輝きましたが、NBAドラフト予想において、二巡目にさえ入ってきません。
ペイントで強いうえに、スリーさえ高確率。
機動力、走力の不足に加え、たしかにフリースローは向上の余地がありますが、ポジション的なこともあって、試投数は圧倒的に多かったのです。
ジョニージュザン(UCLA2年生)
ガーザと対照的に、NCAAトーナメントで株を上げた、ベトナム系のジョニージュザン。
彼は上表に記載ありませんが(TS%が54.8)、良いシューターだと思います。
が、ジュザンは投稿時点でまだドラフトエントリーしていません。
以上、今回はNCAAバスケットボールにおける、シューターにフォーカスして書きました。