富永啓生選手が所属するレンジャーカレッジが大アップセット!!
富永啓生選手が所属する、レンジャーカレッジがやってくれました!!!
13位シードながら、4位シードのジョンA.ローガン(JALC)を87-75でアップセット!
見事に、NJCAAディビジョン1、ベスト8進出を決めました。
*プレシーズンランク1位だった、注目のJALC、シャープとカーリーはたしかに恵まれたサイズを持っていますが・・・特にカンザス期待の巨漢116kg・カーリーはフリースローが弱点(今季46.8%)。
富永啓生選手は16得点の活躍。スリーは4/8
スタートからすべてが上手くいったレンジャーカレッジ。
守っては、サイズで圧倒的有利であるJALCを、1回戦で”試した”ゾーンで完封。
リクルートに関してはハイメジャー級である、NCAAディビジョン1・ウェスタンケンタッキーへの編入が決まっている7-3(!!)、ジャマリオンシャープや、超名門カンザスに進むスター6-8、シドニーカーリーらを相手に、劣るはずのレンジャーインサイド陣が奮闘。マークメイル、ペイトンロジャースシュミットらが懸命にボールを拾い、圧倒。
攻めては"perfect execution"連発で、打つショットをことごとく沈めました。*FG%はレンジャーが51.5%、JALCが39.1%
唯一、波に乗れていなかった富永啓生選手も、前半終了間際に貴重なスリーポイント!
39-30で前半を折り返すと、能力で優るJALCに猛追されますが、富永選手の3本のスリーポイントも効果的に決まったレンジャーが、一度もリードを許さないまま逃げ切って終了。
サイズで劣るチームがどうやって勝つか。お手本のような、"heart over height"ゲームでした。
ボックスアウトをする。100%する。絶対にあきらめない。
ターンオーバーをしない。
相手のサイズに苦しむ場面も目立つ富永選手ですが、我慢に我慢を重ね、ゾーンディフェンスでは貴重なスティールを連発(チームハイ、ゲームハイの4スティール!)。
完璧な状態ではない中でも、そのシューティングでは凄みを見せつけました。
彼が決めるとチームがノル!
*このタイミングを待つかのように、ゲーム前にはネブラスカ大学の番記者さんが記事を投稿(笑)→こちら
やはり「シーズン当初は難しかった」と語っていました。
レンジャーカレッジはNJCAAディビジョン1全米ベスト8へ
いま到達しているのは、もう完全にNCAAディビジョン1の世界。
レンジャーカレッジは、このままでもNCAAディビジョン1で戦えるレベルにあります。
次はいよいよ準々決勝!!
連戦となり、日本時間4月23日午前8時から、5位シード・サウスプレインズとファイナルフォーをかけて戦います!
サウスプレインズはレンジャーと同じテキサス州にあり(ニックネームはテキサンズ)、リージョンも同じ5。
今季は無敗で走り続け、プレランク2位からNJCAA最終ランキング1位で終えながらも、4月に入ってまさかの2敗。自動ではなく、選考で何とか5位シード出場を獲得したチーム。
*留学生が目立つロスター
レンジャーにとっては、JALC同様に格上です。
JALCのカーリーやシャープのような飛びぬけたタレントは不在ですが、D1級の選手はバランス良く、ゴロゴロ。。。
オレゴンからオファーのある、リバルドソアレスはじめ、好選手が揃っています。詳しくはこちらで。
*デトロイト出身の6-6、マイロンガードナーはジョージタウンから転校してきた選手。
レンジャーは、攻守両面でJALC戦の再現が求められます(ディフェンスは再度ゾーンでしょう)。
簡単ではないですが、期待!
*勝ち上がりが記載されていないので、こちらも↓
10位シード、コフィビルの6-10フレッシュマン、ブレイズケイタは2022年にネブラスカ大学進学を決めている、富永選手の未来のチームメイト。決勝での顔合わせは実現するでしょうか。*ケイタは2017年のU19FIBAワールドカップで、八村塁選手やアイザイアマーフィ選手らが率いた日本と戦った、マリ代表の一員でもありました。→こちらもRivals。
*今日の(真夜中に見た)JALC戦に関しては、30ドル払った価値があったと言い切れます(笑)。
→一応、こちら
NCAAトーナメントもですが、もっと簡単に視聴できるにこしたことはないですね。。。