今回はシェーファーアヴィ幸樹選手が進学予定のジョージアテック!
*2017-2018ロスターにまだ名前がないので??な点はありますが。。。なぜウォークオン(奨学金なし)で、なぜ南部アトランタのジョージアテックなのか、詳細を知りたいですね。ブリュースターアカデミーのチームメイトも1人ジョージアテックに進むので、そのあたりも関係するのかもしれません。
ジョージアテック(Georgia Tech)概要
タイプ | 公立 |
ロケーション | アトランタ |
公立校 ジョージア大学などと同じく、University system of Georgiaのメンバー。正式名称はGeorgia Institute of Technology。南部のMITという愛称があるが、GITとは呼ばれない。GT、Techなどが一般的。
ダウンタウンの北。アトランタ・ホークスのフィリップスアリーナやジョージアドームもそれほど離れていない。
ニックネーム | イエロージャケッツ |
チームカラー・スクールカラー | オールドゴールド、ブルー |
カンファレンス | ACC |
バスケットボールアリーナ | マカミッシュパビリオン(8,600人収容) |
フットボールスタジアム | ボビードッドスタジアム(55,000人収容) |
オフィシャルサプライヤー | アディダス(2021年2月時点) |
*シューズはナイキ。ラッセルの本拠、アラバマ州アレキサンダーシティが近いこともあり、長年ラッセルを使用。→関連記事
ジョージアテック(Georgia Tech)のバスケットボール
現在のヘッドコーチはジョッシュ・パストナー。
2016-2017シーズンより着任。1年目は21勝16敗で、NIT準優勝。
ホームだったとはいえ、ノースカロライナをやぶるなどの番狂わせもあり、まずまずの評価。
前任地のメンフィス大学ではジョン・カリパリのアシスタントを務めており、強力なリクルーターとして知られる。出身はアリゾナ大学で、マイク・ビビーと同期のウォークオン。まだ39歳と若いが、元々コーチ志望だった。
アシスタントコーチには、スタンフォード大学出身で、前任地ポートランド大学HC時代に伊藤大司をコーチしたエリック・レベノ。彼は日本リーグでプレイした親日家。
最高成績は2004年のNCAA準優勝。この時のメンバーに、長らく琉球ゴールデンキングスでプレイしたアンソニー・マクヘンリー。
ファイナルフォーには2004年のほか、1990年にも進出。古いファンにはこの時のインパクトが強烈だったのではないでしょうか。ビッグスリーという言葉は最近よく聞きますが、、、
リーサルウェポンスリー!
左から、デニス・スコット、ケニー・アンダーソンに、ブライアン・オリバー。
スコットはスーパーシューター。1990年のNBAドラフトで一巡目4位指名。もう少しプロでもやれるかなと思いましたが、、、今のようなスリーポイント重視のバスケットボールなら重宝されたはずです。
ケニー・アンダーソンはすごかった。1年生にして、ジョージアテックを初のファイナルフォーに導いたポイントガード。ニューヨーク出身(クイーンズ。ケニー・スミスと高校が同じ)らしい、とんでもないボールハンドリングでならしました。1991年NBAドラフトで、一巡目2位指名。
アンダーソンもNBAでのキャリアはやや残念なものでした。
ブライアン・オリバーは1年生時の1986年末に来日。SMU、ボストンカレッジ相手にあっさり2勝したのですが、ボストンカレッジのエースでNBAにも進んだダナ・バロスを完封したディフェンスに、解説の故・小浜元孝氏も絶賛でした。
*向かって右は、これもNBAに進んだ7フッター、マット・ガイガー。彼はオーバーン大学からの転校生で、この時レッドシャツ。
そして彼らをコーチしたのがボビー・クレミンズ。今なお、”テック”ファンから絶大な人気を誇る銀髪の名物コーチ。アップテンポなバスケットボールを好み、彼の指揮するチームはエキサイティングそのものでした。
クレミンズ引退後にチームは低迷。2004年準優勝こそありますが、ヘッドコーチも何度か交代しています。NCAAトーナメント出場16回は立派ですが、物足りないとも言える数字。2010年を最後に出場できていません。
シェーファーアヴィ幸樹選手が加わる、2017-2018シーズンはチャンス。NIT準優勝チームから多くが戻り、期待できます。注目は1年生ながらリーディングスコアラーだった6-4のガード、ジョッシュ・オコーギー。オコーギーは、日本代表も出場するU19ワールドカップのアメリカ代表選手。ノートルダム戦での決勝レイアップ↓
ジョージアテック出身の主なNBA選手など
大勢います。NBAに進んだ主な選手は上のスコット、アンダーソン、ガイガーのほか、現役のデリック・フェイバースやイマン・シャンパートとサデウス・ヤング。さらにジャレット・ジャックにクリス・ボッシュ!遡って、ステフォン・マーブリー、マット・ハープリング、トラビス・ベスト、トム・ハモンズ、ジョン・サリーにマーク・プライス・・・
コーチ・クレミンズの時代はリクルーティングに秀でていました。スター名産地アトランタにあるだけに、他所に持っていかれるのは避けたいですね。
トラビス・ベストは殿堂で有名なマサチューセッツ州スプリングフィールドの出身↓
ONE&DONEのマーブリー↓
日本での知名度はマクヘンリー、そして昨季から北海道のダニエル・ミラーの方が上かもしれないですね。
この先奨学金を得ることももちろん考えられる、シェーファーアヴィ幸樹選手、期待です!
*現地観戦、チケット入手について。現状は容易ですが、デュークやノースカロライナ戦は注意。上の動画、ノートルダム戦も満員だったようです。
マーブリー時代のデューク戦。詳細忘れましたが、14ドルでなかったことは確かです。。。↓
NBAアトランタ・ホークスとセットで観戦できる点は便利ですね。
*情報が古くなっておりますし、これまでの他校分も随時更新いたします。