2018-2019NCAAカレッジバスケットボールランキング
ベースとしているCBSスポーツのランキング、8月13日現在の順位です。
”フレッシュマンインパクト”はこちらを→ESPNのclass of 2018ランキング100
26位 CINCINNATI シンシナティ大学 ベアキャッツ(AMERICAN)
毎年のように優勝候補に挙げられながら、気づけばボブハギンズやニックバン=エクセルが率いた1992年以来ファイナルフォーに進めていないシンシナティ。もちろん優勝も、1961,1962の連覇以降は達成できていません。昨季もサウス2位シードで出場しながら、セカンドラウンドであっさりアップセットを喫しました。
エース、ジェイコブエバンスに、インサイドの要、ゲイリークラークも去ったチームは、昨季よりもやや戦力ダウンと予想。
戻ってくるのは3年生ガードのジャロンカンバーランド(6-5、11.5ppg、4.0rpg、2.9apg)。スピードはありませんが、昨季はエバンスを差し置いてスリー試投がチーム一。98kgあるイカツイ選手↓
ヘッドコーチ、ミッククロニンは多くの選手に出場時間を与えるタイプ。今季も良いチームを作るでしょうが、2012年以来、16強にも進めていません。OBということもあって学校から「守られている」面もありますが、そろそろ結果が必要でしょう。
シンシナティは、アメリカンアスレティックカンファレンスから唯一のランキング入りです。
注目はステイトライバル、オハイオステイト戦(日本時間11月8日)と、クロスタウンライバル、ゼイビア戦(同12月9日)。
さらにアウェイでミシシッピステイト(同12月16日)、ホームでvsUCLA(同12月20日)とハード。
全て勝てば、文句なしのトップ10入りではありますが・・・。
25位 INDIANA インディアナ大学 フージャーズ(BIGTEN)
FBIによる摘発で大打撃を受けたアリゾナHCの兄、ショーンミラーとは対照的に、弟アーチーミラーは勝負できる年。
昨季16勝15敗に終わったチームから、多くがバック。
その中心はリーディングスコアラー兼リバウンダーの、ジュワンモーガン(6-8、3年生フォワード、16.5ppg、7.4rpg)。昨季のオールBIG TENセカンドチーム選出。
しかし、フージャーズの全てはプロ注目のフレッシュマンにかかります。
ロメロラングフォード(6-5、SG)が、IU入りを決めました。上、ESPNのランキングで総合5位。2019NBAドラフトでもトップ10指名候補。
あとはミラーのコントロール。
まず日本時間11月15日のホーム、マーケット戦。続いてBIGTEN/ACCチャレンジは同28日にアウェイでvsデューク。
BIG TENは12月からカンファレンスゲームを開始。合間の12月9日、ホームにルイビルを迎え、同16日のクロスロードクラシックは州内対決。バトラーと@バンカーズライフフィールドハウス。
@デュークが見もの。
24位 CLEMSON クレムゾン大学 タイガース(ACC)
昨季はサプライズで、25勝!ACC3位!見事でした。
注目は昨季のリーディングスコアラーでもある4年生ガード、マークイズリード(4年生、15.8ppg、4.7rpg、3.3apg)。
知名度は低く、それこそドラフト候補でもありませんが、リードのような上級生がいるチームは強い。
フットボール校であるクレムゾンは5つ星選手を獲れませんし、ACCは言うまでもなく難しいリーグですが、再度旋風を巻き起こす可能性は十分です。
ACC/BIG TENの定期戦はホームでネブラスカ(日本時間11月27日)。
同12月9日に、ニュージャージーはプルデンシャルセンターでvsミシシッピステイト。これは3回目を迎えるNever Forget Tribute Classicというイベントで、もう1つのゲームはフロリダステイトvsコネティカット。中継はCBS。
同12月23日に、これも定期戦、ステイトライバルの@サウスカロライナがありますが、ノンカンファレンスは比較的楽に組みました。ランキングでトップ10を維持したうえでACCゲームというのがシナリオでしょう。一番の注目はミシシッピステイト戦。
23位 MARYLAND メリーランド大学 テラピンズ(BIGTEN)
昨季は19勝13敗と苦戦。
ケビンハーターのアーリーエントリーは打撃でしたが、もっと大きいのは、”またしても”のFBI→地元紙の記事
これがどう影響するかですが、良い選手が戻ります。
リーディングスコアラーは2年生ガードのアンソニーカウアン(6-0、15.8ppg4.4rpg5.1apg)。
リクルートは上の記事ダイヤモンド・ストーンに限らず、グレーな部分が否めませんが、またしても5つ星を獲得。地元ボルティモアから、6-9フォワード、ジェイレンスミスです↓
他に4つ星選手も獲れており、”問題が収まるのなら”楽しみなチーム。
かつてACCに所属したメリーランドは、日本時間11月29日にホームで注目のバージニア戦。続く12月9日には、ボルティモアでvsシンデレラチーム、ロヨラ(シカゴ)。さらに12月23日にvsシートンホールとなかなかタフ。ビッグテンも、ACCに劣らない強豪カンファレンスで、今季は特にレベルが高い。
22位 SYRACUSE シラキュース大学 オレンジ(ACC)
昨季は23勝14敗。ACCを8勝10敗の10位で終え、滑り込んだNCAAトーナメント(11位シード)で、ミシガンステイト撃破のスウィート16は見事でした。
CBSのコメントにあるとおり、”またしても”の、3年おきのファイナルフォー進出を狙います。
19.2ppgで得点リーダーだったタイアスバトル(6-6、3年生ガード)がアーリーエントリーを取り消し。
世界的に有名な、老将ジムベーハイムのゾーンディフェンスも健在。
ビッグテンとの定期戦は日本時間11月29日に@オハイオステイト。
コネティカットやジョージタウン、かつてのライバルとの対戦は楽しみですが、スケジュールは楽に組みました。
21位 MICHIGAN ミシガン大学 ウォルバリーンズ(BIGTEN)
5つ星選手の獲得無しでファイナルフォー。
HC、ジョンビーラインは誰もが認める名将です。昨季の最終成績33勝8敗は特筆もの。
入学時に決して評価の高くなかったドイツ人、モーリッツワグナーを、NBAドラフト一巡目指名選手にまで育て上げたプログラムは、もっと評価されてよいものでしょう。
象徴が4年生6-6、チャールズマシューズ(ガード、13.0ppg、5.5rpg、2.4apg)かもしれません。かつての4つ星選手で、ケンタッキーでは結果が出なかったマシューズはミシガンで見事に復活。いまや来季のビッグテンPOY候補↓
ハード!
まず日本時間11月15日、2018NCAAファイナルの再戦。ギャビットゲームズというイベントで、アウェイ。*こういう”リマッチ”は多くのお金が期待できるので、毎年のように組まれます。
さらに同18、19日は、ホールオブフェイムティップオフトーナメントをコネティカット州アンカスビルで。まずジョージワシントンと戦った後、サウスカロライナ-プロビデンスの勝者と激突。
そしてACC/BIGTENチャレンジは、ホームで11月29日。ノースカロライナをホームで迎えます。
強烈です。ミシガンもBIG TENゲームを12月からスタート。
NCAAカレッジバスケットボールランキング2018-19シーズン①
NCAAカレッジバスケットボールランキング2018-19シーズン③20位~16位
NCAAカレッジバスケットボールランキング2018-19シーズン④15位~11位
NCAAカレッジバスケットボールランキング2018-19シーズン⑤10位~6位
NCAAカレッジバスケットボールランキング2018-19シーズン⑥5位~1位