B1に続き、今回はB2。注目の新外国人選手です。
全体的に見ればB1にレベルは劣るものの、良い選手を揃えてきました。中には大化けしそうなポテンシャルも。
*9月1日にアナウンスされた、愛媛のコナークリフォード選手を追記しました。
B2
キース・ギャロン(青森ワッツ)
大阪のデビッド・ウェアともども、2009年の高校オールアメリカ。
ニックネームはタイニー(Tiny)。注目。
6-9の26歳。
バージニア州の超名門プレップ、オークヒルアカデミーからオクラホマへ。
1年を終えてNBAへアーリーエントリー。2巡目47位指名を受けるもNBAに定着できず海外を転々。
サクレのいた、アウェイでのゴンザガ戦。この破壊が有名ですが(笑)、才能は間違いなし。
体重、メンタルなどのセルフコントロールさえ出来れば・・・
マイケル・ブキャナン(岩手ビッグブルズ)
サウスカロライナ大学アップステイト出身。
7フッターの巨人。
動きはスローでシューティングに難あるも、B2では支配力を発揮しそう。
23歳と若い。
カディーム・コルビー(秋田ノーザンハピネッツ)
バハマ出身の27歳。
大学はカール・ホール以降、来日選手が増えたウィチタステイト。6-9。
卒業後は中東でプレイ。
運動能力は高い選手。
ラシッド・ガストン(福島ファイヤーボンズ)
こちらも来日選手が増えた、オハイオ州シンシナティのゼイビア大学出身(バージニア州のノーフォークステイトから転校)の23歳。6-9。
八村塁のゴンザガに敗れたものの、NCAAエリートエイトに進んだチームからの新卒加入。
注目。
*ラシッド・ガストン、早くも契約解除となったようです。詳細はわかりませんが、今季もこのようなケースはまた発生するでしょう。。。
アンドリュー・ウォーレン(茨城ロボッツ)
イリノイ州の中堅校、ブラッドリー大学出身の6-5。30歳のベテラン。
近年は主にDリーグでプレイ。
B2、もはやBリーグ全体を見渡しても珍しいスウィングマン。
ハーバート・ヒル(Fイーグルス名古屋)
ドイツ出身の32歳。ドイツ/アメリカの2重国籍で、プロビデンス大学を出た後は海外を転々。
初来日ながら、アジアでのプレイ歴が長い。6-10。
高校はジェリー・スタックハウスやブランドン・イングラムらと同じ、ノースカロライナ州のキンストン。
韓国KBLでもプレイ経験あり。
ソロモン・アラビの穴埋めを期待。
ジョッシュ・ホーキンソン(Fイーグルス名古屋)
こちらも期待の新卒選手。22歳でこちらも6-10。
ワシントンステイト大学出身。
チームは低迷したものの、2年生時から3季連続でダブルダブルのアベレージを残しているのは特筆もの。
注目。
クリス・ジェンキンス(バンビシャス奈良)
ジェンキンスも23歳の大学新卒。
出身は中堅校のデトロイトマーシー。
6-7の運動能力が高いスラッシャー。スリーもあり。
コナー・クリフォード(愛媛オレンジバイキングス)
FE名古屋・ホーキンソンの、ワシントンステイトでのチームメイトの日系人セブンフッター。
出身は南カリフォルニア。
4年生時、9.4ppg、2.7rpgとやや物足りない数字でしたが、フリースロー%851はチーム1位(!)でした。
大きい選手が本当に多い!
エリック・ジェイコブセン(ライジングゼファー福岡)
6-10の23歳。
アリゾナステイト卒業後にオーストラリアNBLへ。レギュラーシーズン優勝のアデレード36ersで6.8ppg、5.9rpg。チームメイトにNBAに進んだテレンス・ファーガソン。
典型的な、堅実な白人ビッグ。
ジョッシュ・ドゥインカー(熊本ヴォルターズ)
こちらはオーストラリア出身の28歳。
NCAAのリッチモンド大学に留学。
6-11の白人ビッグ。
主にオーストラリアNBLでプレイしてきた。スリーポイントあり。
基本的にオーストラリア人はタフでフィジカル。大きく貢献しそう。
以上、Bリーグ2017-2018の新外国人選手をざっと眺めました。
日本にも多くやってくるアメリカの高校オールスター、マクドナルドオールアメリカについてもそのうち投稿します。
これだけ集める国は珍しいのではないでしょうか。
元マクドナルド高校オールアメリカンの、現役Bリーグ選手↓
過去に来日した選手↓
*VCUの永久欠番にもなっているケンドリック・ウォーレンがどこでプレイしたか、忘れてしまいました。教えていただければ幸いです。@tommy_ussports