東京オリンピックにおいて、男子の日本代表は大きな結果を得ることができませんでしたが・・・
それでも、日本のバスケットボールの将来への期待は膨らむばかりです。
日本人NBA選手が当たり前のように誕生する時代へ
日本のバスケットボールと
NBAに代表される、世界のバスケットボール
これは、長らく「分断」されていました。
「ところで、日本のバスケットボールはおもしろいか?」
雑誌ナンバーに載った、当時の日本最高峰のリーグ(プロではない)・JBLの広告です。
このコピーが象徴しています。
「NBAは面白く、おおいに盛り上がっているが、対して国内のバスケットボールはどうか?」
ある意味、自虐的な文言。
しかし、これがつい20年、30年前は現実でした。
Bリーグが開幕して5年経つ今。
「面白いに決まってる。 (愚問) 」
多くの人がこのように答えるのではないでしょうか。
NBAも面白いけど、日本のバスケットボールも面白い。
その昔、
多くのNBAファンは「日本のバスケットボール?見ない。」
そしてある国内トップ選手は「NBA?見ない。」
こんな状況でした。
Bリーグ出身のNBA選手こそ誕生していませんが、、、
今は「つながっている」んですよね。
世界から注目される日本人バスケットボール選手
自国開催だったとはいえ、実に40年以上も出場がなかったオリンピックへの参戦ももちろんですが、
やはり渡邊雄太と八村塁の存在。
これらがきっかけとなって、明らかに日本人選手への注目度が高まっています。
「YutaやRuiに続く、日本人高校生選手は存在するのか?」
2021年の、ラトビアでのU19FIBAワールドカップの開催前あたりから、SNSでこのようなことを訊かれる機会が増えました。
「いるのなら見てみたい。そして、彼らが海外でのプレイを望むなら、何かサポートができるかもしれない。というより、何か一緒にやらないか?」
とまで言ってくれる人もいました。
※”残念ながら”この方(テキサス出身のアメリカ人)は、U19ワールドカップの直後、あるNBA球団にヘッドハンティングされてしまい、「すまん。夢の仕事が手に入ってしまった。当面は自分の仕事に集中したい。」と。(まぁ、そうですよね。思いきり、祝福しました。)
※ちなみに、そんなやり取りの中で、「下手くそな英語でいいから、何か書いていけよ」と促されて投稿したのが下記です。
→Little Known High School Basketball in Japan
→International players in Japanese high school basketball
海外へのアピールが必要な日本バスケットボール、日本人バスケットボール選手
個人的に、”現状なら”日本人の、特に高校バスケットボール選手はどんどんNCAAなど、海外でのプレイを志向するべきだと考えています。(コロナ禍のことは別にして、です)
明らかに育成環境、というより競争環境が違うからです。
そして、このように志す選手は少なくないとも思います。
ですが、例えば先日の2021年ウィンターカップ。
この、日本の高校最高峰の大会を、外国人が海外で視聴する術はなかったように思います。
せっかく”外”から注目を集めているのに、それを見せることをしていない。
男子もそうですが、女子に至っては、オリンピックで銀メダルを獲得した代表選手を育てた大会。
これを世界に発信しないのは、あまりにももったいない。
このように歯がゆい思いをしていた時、今度はあるヨーロッパの方が
「欧州のスター候補を紹介するアカウントはあるが、他の地域のものもほしい」
と投げかけてきました。
これに応じる形で、昨年末、ツイッター上で有望な日本人、アジア人選手を紹介するアカウントを作りました。
(大変ありがたいことに、この投稿時点で3人の方に協力を得ています)
→こちら
まだまだ私の力不足でフォロワーは少ないですが、それでも、素晴らしい人たちが見てくれています。
※機会があればプロフィールを詳しく書きますが、複数の国際スカウト、某代表チームヘッドコーチ、NCAAディビジョン1スクールのコーチ、スタッフ、そしてNBA球団のスカウトまで!・・・ *上に書いた、昨年から某NBA球団で働いている方もフォローしてくださいました。
どうかどうか、我こそはという若い選手(高校生以下が望ましいとは思います)は、基本情報とハイライト動画を送付いただけないでしょうか。
自薦・他薦問いません。
今の時代、どのうような形で道が拓け、どのような形で夢がかなうか、わかりません。
ウィンターカップは世界に向けて配信されるようになるでしょうし、いずれ、アピールはさらにたやすい環境になるはずですが、待っていられません。
少しでも、何かしらのきっかけとなれば、という思いでおります。
宜しくお願い致します。
※上のツイッターアカウント(DMなど)か、下記まで。