NCAA(大学) コーチング/COACHING

NCAAの日本人、日系、アジア系コーチ-ZOOMミーティングから

更新日:

*7月10日、7本目の動画が追加されました。

*7月7日、6本目の動画が追加されました。

*6月27日、5本目の動画が追加されました。

*6月20日、4本目の動画が追加されました。

ZOOMミーティングが継続中ですので、本投稿は随時アップ致します。

ZOOMミーティング登録はこちらから。*無料です。Priceは"1"を選んで下さい。

   

アジアバスケットボールの時代?

八村塁と渡邊雄太をはじめ、台頭し始めているアジア人バスケットボール選手。

コーチではどうでしょうか。

   

マイアミヒートで長期政権を保つヘッドコーチ、エリックスポールストラ(フィリピン系)やナタリーナカセ(日系)、”コーチ”カテゴリーではないものの、NBAチーム要職に就くアジア人、日本人もますます目立つようになってきています。

0:43あたりから日本時代!

   

アジアンコーチズアソシエーション

アメリカに、アジアンコーチズアソシエーション(ACA)という組織があります。

   

発起人は、この組織の代表でもあるマイクマグパヨ(フィリピン系)。

カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)のアシスタントコーチです。

カリフォルニア出身のマグパヨは、不動産業に従事する傍らで高校バスケットボールコーチ。カレッジ界に転じ、ニューヨークのコロンビア大学アシスタント時代に、上司であったカイルスミス(現ワシントンステイトHC)より「アジア系コーチのネットワークを構築してはどうか」という提案を受けました。

設立当初には知る人ぞ知る名将、ジェフヒロナカともコンタクト。

現在は大きな支援を受けるまでになっているようです。

必見!貴重なZOOMセミナー

世界中を不安と恐怖に陥れた新型コロナウィルスですが、"STAYHOME"によって、多くのコーチがその英知をシェアする機会が急増。

とても時間が足りないくらい、多くのセミナーが開催されました。

(アースフレンズ東京Z、東頭ヘッドコーチのやつはすごかったですね。さすがです。)

   

ACAも例外でなく、(アジア系ならではの苦労など)多くの実体験を含んだ、貴重なセミナーを披露。ZOOMで行われましたが、その内容をYouTubeでも保存されておりましたので、ぜひここで紹介したいと思います。

(内容自体は一旦深く掘りません。スライドなどはもらえるか、問い合わせ中。スピーカーのプロフィールのみ簡単に書きます。英語ですが、聴き易いです。)

1. The Growth Process

「成長過程」。貴重!

   

ファシリテイター:マイクマグパヨ

スピーカー1:スティーブヤン

ジョージタウン大学女子のDOBO(”ドボ”。Director of Basketball Operations)。*ACAのバイスプレジデントでもある。

前任地もワシントンDC近くのジョージメイソン。

出身はオクラホマ州タルサで、大学は故郷に近いミズーリステイト。この母校MSUのほか、高校、ジュニアカレッジ、サウスカロライナ州のウィンスロップ大学などでも勤務経験あり。

   

スピーカー2:アンソニーサントス

カリフォルニアステイト大学フラートン校アシスタントコーチ。

2017年から現職で、ACとして3季が終了。

地元ロサンゼルス近郊の出身。フラートン校4年生だった2011年にマネージャーに。2013年にDOBOとして雇われ、そのままアシスタント就任。

長く同じ場所にいるだけに、フラートンの全てを知り尽くしている珍しいタイプ。高校コーチの経験もあり。

2017-2018シーズンは20勝到達で、10年ぶり3回目の”ビッグダンス”(NCAAトーナメント出場。1回戦でパーデューに敗退。)。

   

2. Build a Winning Program

「勝つプログラム」の構築

ファシリテイター:マイクマグパヨ

スピーカー1:タマライノウエ

カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)女子ヘッドコーチ。

もちろん、日系コーチ。2019-2020チームには、オールカンファレンス選手のローレンサイキもいました。

アシスタントコーチを務めたサンタクララ大学から、ニューメキシコステイト(アソシエイトヘッドコーチ職)を経て、2016年に赴任。4季終了。2018-19シーズンにプログラム史上34年ぶり(!)となる20勝超え。

ロングビーチステイト大学出身の元選手で、オーストラリアで選手とコーチを経験。

   

スピーカー2:マイクペック

テキサス大学サンアントニオ校(UTSA)アソシエイトヘッドコーチ。

2012-2014は、NBAポートランドのマイナーにあたる、Dリーグ(当時)のアイダホスタンピードのヘッドコーチ。ここではピアージャクソンやCJマカラムを指導。

AAUコーチ、サンタクララ大学でのACを経て、カンザスステイト大学のスター、元NBA選手だったヘッドコーチ、スティーブヘンソンの下、4季終了。2017-18シーズンに20勝。

ミシガン州北部の田舎町、ゲイロード出身で、NCAAディイジョン2のサギノーバレーステイトでプレイ。その後、地元の高校、大学でもコーチ。

ペックの名が全米に知れたのは、ラスベガス郊外のプレップ、フィンドレー(現在は閉校)でのコーチ時代。2006年から2012年までコーチし、2009年は33勝0敗のパーフェクトシーズン。多くの高校オールアメリカを育てました。

フィンドレーの前は、UNLVでビデオコーディネーターなど。この時の師匠がロンクルーガー。今のボス、ヘンソンの師にあたります。

参考:フィンドレープレップ

   

3. Clearing Hurdles

困難を乗り越える!

ファシリテイター:マイクマグパヨ、スティーブヤン

スピーカー1:ジェフハラダ

カリフォルニアステイト大学フラートン校女子ヘッドコーチ。

日系。1995年にコロラド大学を卒業。2017年より現職。(第51代ヘッドコーチ)

2019-2020シーズン、17勝14敗の勝ち越しは29年ぶり(!)とのこと。

前職はD2、セントラルワシントン大学のヘッドコーチ。その前がネイビー(海軍士官学校)でアシスタント。さらに前がハワイパシフィックでヘッドコーチ。

キャリアスタートは1997年、母校コロラド大学のボランティアアシスタントとのこと。*レジェンド、チョーンシービラップスと入れ替わりですね。

   

スピーカー2:ケビンファム

カリフォルニア大学マーセド校(NAIA)ヘッドコーチ。

出身は同じくUC(カリフォルニア大学)の本校、バークリー。

5季終了。2019-2020はホームで12勝2敗の成績。

マーセドのメンズプログラムは新興で、ファムはまだ2代目のコーチ。それまでは3季、女子のヘッドコーチ。

出身はサクラメントで、故郷のジュニアカレッジや高校でもコーチ経験あり。

UCバークリーでも、2季ステューデントアシスタント。NCAAディビジョン1ハイメジャー校でのキャンプ勤務経験もあり。

   

スピーカー3:マットオカダ

カリフォルニアポリーテクニックステイト大学ポモナ校(NCAAディビジョン2)アシスタントコーチ。

現職で6季終了。前職は同じくカリフォルニア州のジュニアカレッジAC。

さらに前、2008-2010シーズンは、D1パシフィック大学で学生マネージャー兼ビデオコーディネイター。NBAフィラデルフィアでインターンも。

出身はLA南のハーバーシティ。

   

4. Effects of Culture

ファシリテイター:マイクマグパヨ

スピーカー1:カーリンハートマン

オクラホマ大学アシスタントコーチ

2016年から現職。その前はヒューストンのライス大学でアソシエイトヘッドコーチ。ライスの前がコロンビアで、マグパヨと知り合ったようです。

出身はニューオーリンズのテュレーン大学で、卒業後はかつて存在したマイナー、CBA(コンティネンタルバスケットボールアソシエーション)でプレイ。

   

スピーカー2:ジェロームタン

ベイラー大学アソシエイトヘッドコーチ

中印系のベテラン。2003年からベイラーでアシスタントを務め、2017年にプロモート。その前10年は高校でヘッドコーチ。

近年のベイラーの躍進を支えた人物。

コネティカットのチャーターオークステイトという無名校出身。

   

スピーカー3:ジェイスコバーン

ポートランドステイト大学アソシエイトヘッドコーチ

高校、ジュニアカレッジでコーチを務めた後、NCAAディビジョン1コーチ職には、2013年に着任(PSUに2013年)。2018年から現職。

出身はアリゾナステイト。

   

5. Lessons From The Ride

ファシリテイター:スティーブヤン

スピーカー1:コリーンマツハラ

バスケットボールコンサルタント

元ネブラスカ大学およびカリフォルニア大学アーバイン校の女子ヘッドコーチ

カリフォルニアステイト大学フラートン校、UCLA、テキサス、ノートルダム、ロングビーチステイト、USCでアシスタントコーチ。テキサス大学時代にNCAAチャンピオン。WNBA、ロサンゼルススパークスでもアシスタント経験あり。

   

スピーカー2:グレースリカフランカ

ペッパーダイン大学女子アシスタントコーチ

昨季2019-2020シーズンから現職。その前5季は、LAエリアの母校NAIA校バイオラでアシスタント。

   

6. Be an All Star in Your Role

ファシリテイター:アンソニーサントス

スピーカー1:アーロンカツマ

コロラドステイト大学のDOBO。

   

スピーカー2:ジョンイム

   

7.Building Blocks

ファシリテイター:スティーブヤン

スピーカー1:リッチシェイウィッチ

   

スピーカー2:ヘルナンドプラネルズ

   

<追加>

ロサンゼルス・ハイスクールバスケットボールのレジェンドコーチ、ハーベイキタニさんの息子、グラントのUCLAマネージャー時代のインタビュー。*フィラデルフィア・テンプル大学でもグラデュエートマネージャー

最終的にはヘッドマネージャーに。

   

*追って、ACA関連コーチのツイッターアカウント一覧を記します。

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