NCAA(大学)

ゴンザガ6戦全勝、ジョージワシントンは3勝3敗~NCAA2016-2017

更新日:

   

フロリダ州オーランドでのアドボケアインビテーショナルというイベントで、八村塁が所属するゴンザガ大学が見事に優勝。今季成績を6勝0敗としました。

有力校が集まった本イベント、ゴンザガは一戦目にクイニピアクというコネティカットの学校を82-62で一蹴すると、次戦(セミファイナル)で、オーランドからほど近いゲインズビルにキャンパスを持つ強豪フロリダ相手に苦戦。層の厚さを誇るゴンザガですが、この日は8人のみでゲームを回し、77-72で何とか勝利。ビリー・ドノバンがNBAに去り、今春はNITでジョージワシントンにも敗れていたフロリダですが、さすがにしぶといチームでした。ロスターには殿堂入り選手、フリースロー下手投げで有名なリック・バリーの末の息子、キャニオン・バリーがいます。バリーはカレッジofチャールストンからの転校生。
フリースロー!↓

   

ゴンザガがむかえた決勝の相手はアイオワステイト。フレッド・ホイバーグやアルバルク東京で活躍するディアンテ・ギャレットの母校であるアイオワステイトもこれまで全勝で、APランキングは21位。ゴンザガにとっては今季初のランク校との対戦でした。結果、

   

終盤、フロリダ以上にしぶといアイオワステイトに苦しめられましたが何とか逃げ切り。このゲームもスタートのプルゼメク・カナウスキー(C)、ジョナサン・ウィリアムスⅢ(F)、ジョーダン・マシューズ(G)、ジョッシュ・パーキンス(G)にナイジェル・ウィリアムス=ゴス(G)の5人に加えて、サイラス・メルソン(G)、ザック・コリンス(F)、キリエン・ティリ(F)の、8人ローテーショオンでしのぎました。チームハイの18点をあげたNWGがトーナメントMVP↓

   

期待の日本人留学生、シーファー・アヴィ・幸樹選手が所属するプレップスクール、ブリュースター出身のディオンテ・バートンが29点12リバウンドの活躍を見せるなど、アイオワステイトもさすがでしたが、

   

序盤からゴンザガが圧倒。「締め方」に課題が残り、熱心なファンは不満をこぼしましたが、この勝ちは大きい。コーチ、マーク・ヒューの就任以降、6勝0敗のスタートは今季が4度目。過去3季の最終結果は、

   

「今季こそ」は実現するか!

   

このチームにおいてはなかなか出場時間確保は難しいため、どうしても八村塁の出場は限られますが、NCAAトーナメント出場はこの時点でほぼ確定と言ってしまっていいほどの強豪チームにいることは大きな経験です。

もちろん今後の活躍は十分可能性のあることで、ゴンザガの全てから今季は目が離せません。

*それにしても一年生。7フッター、ザック・コリンズはゴンザガが初めて獲得した高校オールアメリカで、その活躍は期待されていたところですが、フランス人の6-10、キリエン・ティリが素晴らしい。

アメリカ国内ではどうしてもデュークやケンタッキーに選手勧誘で劣ってしまう中、ゴンザガのスカウティングの凄さにも唸らされます。

経験豊富でユタやジョージアテックも強く勧誘したティリは、一年生ながら妙に(?)落ち着いてる↓

   

ゴンザガの次戦は現地12月2日にホームでミシシッピバレーステイト。

そして、、、現地12月4日はロサンゼルスのステープルズセンターで、超名門アリゾナ大学と対戦です。アリゾナとは直近3季連続で戦っていますがいずれも敗退。今季もTop10入りしている強いチームで、これは全米注目の一戦。

   

一方、渡邊雄太のジョージワシントン。カンザスシティでのCBEクラシックの一戦目にジョージアに敗れ、アラバマ大学バーミンガム(UAB)との3位決定戦にのぞみました。結果、惜敗。

   

ただ18点取った渡邊の評価は引き続き上昇。全米注目、NBAスカウトが多く集まったイベントで、十分なアピールとなったでしょう。

   

優勝はジョージアをやぶった地元カンザス。MVPにはプロ注目の一年生、ジョッシュ・ジャクソンが選ばれました。彼と渡邊のマッチアップは見たかった!

   

ホームに戻ったジョージワシントンは、現地11月26日にホームでBIGTENのペンステイト戦。しかし渡邊がまさかの負傷による欠場。タイラー・カバノーと並ぶ二枚看板の彼抜きでは苦戦し、ホームでのノンカンファレンスゲーム連勝が止まりました。

   

次戦は現地11月29日にアウェイでハーバード。今季やや苦戦しているものの、ジェレミー・リンの母校はいまや強豪校。しかもアウェイとなれば全く油断できません。好ゲームが期待されます。

主力が抜けた上に、開幕直前にヘッドコーチ解任。難しいシーズンですが、まだまだジョージワシントンはこれから、です。

   

不気味な存在なのが、ゴンザガと同じWCCカンファレンスに所属するセントメリーズ(SMC)。パトリック・ミルズやマシュー・デラベドバの母校であるSMCは今季もロスターに多くのオーストラリア人を並べる強いチーム。APランキング15位であり、アトランティック10で上位フィニッシュが予想されるデイトン大学をアウェイでやぶっているほか、先ほどジョージワシントンが敗れたUABも一蹴しました。ゴンザガには要注意なチームでしょうね。@デイトン勝利はすごい。非常に勝つのが難しいアリーナです。

ad




ad




-NCAA(大学)
-, , , , , , , , , ,

Copyright© JOURNEYMAN-ジャーニーマン- , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.