<5月22日追記>
マイクマグパヨが、「正式に」UCR(カリフォルニア大学リバーサイド校)のヘッドコーチに。初の、100%アジア系!!⇒UCR公式
*シンシナティを追記
NCAAカレッジバスケットボールにおけるコーチ交代
→ESPN
NCAAディビジョン1バスケットボールプログラムにおける、主なコーチ交代一覧↓ *後任決まれば追記します。*コメントは下に。
大学 | 前コーチ | 新コーチ |
アリゾナ | ショーンミラー | トミーロイド |
オースティンピーイ | マットファイガー | ネイトジェームズ |
ボストンカレッジ | ジムクリスチャン | アールグラント |
カリフォルニア大学リバーサイド | マイクマグパヨ(暫定) | マイクマグパヨ |
セントラルコネティカットステイト | ドニエルマーシャル | ? |
シンシナティ | ジョンブラネン | ウェスミラー |
デンバー | ロドニービラップス | ジェフウォルバーン |
ディポール | デイブレイシオ | トニースタッブルフィールド |
フォーダム | ジェフヌーボー | カイルネプチューン |
ジョージメイスン | デイブポールセン | キムイングリッシュ |
ホフストラ | ジョーミハリック | スピーディクラクストン |
インディアナ | アーチーミラー | マイクウッドソン |
アイオワステイト | スティーブプロム | TJオツェルバーガー |
ロヨラシカゴ | ポーターモーザー | ドゥリューバレンタイン |
マーケット | スティーブウォジェハウスキ | シャカスマート |
ミネソタ | リチャードピティーノ | ベンジョンソン |
ニューメキシコ | ポウルワイヤー | リチャードピティーノ |
ノースカロライナ | ロイウィリアムズ | ヒューバートデイビス |
オクラホマ | ロンクルーガー | ポーターモーザー |
ペンステイト | ジムフェリー(暫定) | マイカシュルーズベリー |
ポートランド | テリーポーター | シャンティリガンス |
テキサス | シャカスマート | クリスビアード |
テキサステック | クリスビアード | マークアダムス |
ネバダ大学ラスベガス | TJオツェルバーガー | ケビンクルーガー |
ユタ | ラリークリスコウィアク | クレイグスミス |
ユタステイト | クレイグスミス | ライアンオドム |
・アリゾナ:”サラブレッド”コーチ、ショーンミラーが失脚。リクルーティングスキャンダルも響き、ファイナルフォー進出ゼロで退任。全12季。かつての栄光を知るファン、OBがこの状況に甘んじるはずはなく、後任は注目。
→ゴンザガのアシスタント、トミーロイドに決定!
・オースティンピーイ:日本でのプレイ経験(bj時代の富山)もあるネイトジェームズが、母校デュークで、13年間アシスタントなどを務めた後、独立。
・ボストンカレッジ:ACCのハイメジャーも、12年間NCAAトーナメント出場無し。新任はチャールストンからアールグラント。難しいポジション。。。
・カリフォルニア大学リバーサイド:初の”100%アジア系”NCAAディビジョン1ヘッドコーチ、マイクマグパヨは、昨季「暫定」でしたが、14勝8敗の好成績で、正式にヘッドコーチ就任が濃厚。
・セントラルコネティカットステイト:コネティカット大学出身で、元NBA選手のドニエルマーシャルは5季で退任。散々な成績でした。。。
・シンシナティ:UCLAに引き抜かれたミッククロニンの後をうけた、ジョンブラネンがわずか2季で退任。突然でした。大きなポジション。後任は??
→ノースカロライナ大学グリーンスボロ校から、ウェスミラー!→参照。まだ30代!!
・デンバー:チョーンシーブラップスの弟ロドニーも、母校でのヘッドコーチキャリアは5季で終了。
・ディポール:古豪ディポールも、17年間NCAAトーナメント出場なし。多くのNBA選手を輩出しながら、チームは弱い。”バスケットボールどころ”シカゴのメジャー校は、そろそろ強くならないと!
・フォーダム:アトランティック10の古豪フォーダムも低迷が続く。新任、カイルネプチューンはビラノバアシスタントを経てヘッドコーチデビュー。期待。
・ジョージメイスン:同じくA10。2006年のファイナルフォー進出で名が上がったメイスンも、10年間NCAAトーナメント出場なし。新任はキムイングリッシュ。テネシーのアシスタントコーチを経て、ヘッドコーチデビュー。
・ホフストラ:同校の英雄、スピーディクラクストンが凱旋してのヘッドコーチ就任。アシスタントから満を持しての昇格。
・インディアナ:兄・ショーンミラーと同時期に解任されたのは偶然か。アーチーミラーはわずか4季で解任。NCAAトーナメント出場ゼロでは、、、インディアナファンは厳しい。後任はOBのマイクウッドソン。期待されるが、、、NBAコーチはカレッジで成功できた試し無し。。。
・アイオワステイト:ディアンテギャレットやクレイグブラッキンズらを輩出した、それなりに高名なビッグ12のハイメジャーも、ファイナルフォーは1944年以来77年遠ざかる。新任、TJオツェルバーガーには期待がかかるが、UNLVでの2年間は低迷したのが気がかり。
・ロヨラ大学シカゴ:今年もNCAAバスケットボール界をにぎわせた、ロヨラシカゴはついにポーターモーザーを”手放した”。後任は、デンゼルバレンタインの兄ドリュー。アシスタントから、理想的な昇進。維持できるか。
・マーケット:コーチKの弟子、スティーブウォジェハウスキも7季で解任。難しい。。。後任はテキサスからシャカスマート。地元ウィスコンシン出身。自身の、VCU時代の栄光を取り戻せるか。
・ミネソタ:リックピティーノの息子、リチャードは健闘も8季で解任。それでも、2度のNCAAトーナメント出場は評価されるべき。後任はOBのベンジョンソン。ゼイビアアシスタントを経て、ヘッドコーチデビュー。
・ニューメキシコ:リチャードピティーノはあっさり再就職先決定。が、ニューメキシコもプレッシャーのかかるポジション。ファンはミネソタ以上に”うるさい”。
・ノースカロライナ:今オフ、最大のポジションチェンジ。ロイウィリアムズは母校UNCで3度NCAAチャンピオンに輝いての勇退。もはや、満身創痍であった。後任は、OBで元NBA選手のヒューバートデイビス。ヘッドコーチ経験がないにもかかわらずの、超名門校ヘッドコーチ就任は、この学校の特殊さ、特別さを物語る。プレッシャーは全米一、二を争うほどの壮絶なポジション。
・オクラホマ:名将、ロンクルーガーも勇退。優勝こそなかったものの、見事な引き際と言っていい。後任にポーターモーザー。期待は大きいが、プレッシャーも大きい。
・ペンステイト:ビッグテンでの競争厳しく、ペンステイトも10年間NCAAトーナメント出場無し。同カンファレンスのパデューから、マイカシュルーズベリーを引き抜いたものの・・・難しい。
・ポートランド:日本になじみのあるポートランドは、ついにテリーポーターを解任。後任は、イースタンワシントンからシャンテイレガンス。ゴンザガの存在が大きいWCCカンファレンス校だけに、言うまでもなく難しいプログラム。
・テキサス:大きなポジション。シャカスマートには6季で見切り。後任は同州のテキサステックからクリスビアード。仁義無し!
・テキサステック:ビアードが抜けたテキサステックは、その右腕マークアダムスを昇進させた。やはりテキサス大学との学校規模の違いは否めない。。。
・ネバダ大学ラスベガス:TJオツェルバーガーをアイオワステイトに奪われたUNLVは、OBでアシスタントを務めていた、ロンクルーガーの息子ケビンをプロモート。お父さんそっくり!
・ユタ:注目のパック12校ポジション。同州内のユタステイトから、クレイグスミスを獲得。ここまで勝率7割近い、40代の敏腕コーチ。リクルート次第か。
・ユタステイト:クレイグスミスを引き抜かれたユタステイトは、2018年トーナメントでバージニアをやぶったことが記憶に新しい、ライアンオドムをメリーランドボルティモアカントリー(UMBC)から獲得。
田中力選手の進路は?進学する大学は?
昨秋、ユタ大学からオファーを受けていた、日本期待の田中力選手。
しかし、上記のとおり、オファーを出したコーチは解任。ユタに関しては、全くの白紙に戻ったと言えるでしょう。
コミットしなかったのは、正しい判断でした。(コミットしていれば、当然他校からの興味はなくなりますし、コーチを解任したユタからのオファーも喪失した可能性が大きかった)
ですが、ユタの新ヘッドコーチ、クレイグスミスは優秀。”ティーチャー”タイプでもあり、スミスの下であれば、ユタ進学を個人的には見てみたい。
どうなるでしょうか?
他に興味を示していたのは、ユタバリー、ウィーバーステイト、そしてブリガムヤング(BYU)のユタ勢と、サンタクララにハワイ大学。
が、ここにきて有力な噂は聞こえてきません。
間違いなく、決断の時期。
まさかの、「直接プロ」でも、もう驚きません。
NCAAカレッジバスケットボール選手の転校
COVID-19により、多くの不自由を強いられたNCAA(その他含めた)学生アスリート。
”5年”プレイ資格を得られるようになったことも影響し、例年にも増して、転校が盛んです。
多くが、よりレベルの高い学校でのプレイを望んでいます。
典型的だったのが、デビッドソン大学のキーラングレイディ。有力プレップ・ノースフィールドマウントハーモン校で、テーブス海選手と、デビッドソンでは韓国人選手のイヒョンジュン(ヒョンジュンリー)とチームメイトだったグレイディは、ケンタッキーへ転校!
これは、スタンフォードからケンタッキーへ転校した、リードトラビス同様の”相思相愛”。
デビッドソンでは1度しか成しえなかったNCAAトーナメント出場。
あの2018年に初戦で敗れた相手、ケンタッキーに移り、より高みを目指します。
そして注目は、、、
今季、ポートランドでプレイしなかったタヒロウの名前もここにあります!
タヒロウも、より高いレベルでプレイできる可能性を持つ選手。
行き先は、WCCを含めた西部校か、コネクションがあるのならばその他エリアの学校か。
注目です。
<追記>
ここまで書いた矢先に、有力なツイート!
「1週間ほどで決まりそう」と。
イリノイステイト、イリノイ大学シカゴ、カリフォルニア大学リバーサイド、ハワイ、テキサステック、ノースカロライナ大学ウィルミントン、シアトル、トウソン(メリーランド)、その他・・・
かなり地域はバラバラ。
田中力選手とチームメイトになる可能性は・・・ゼロではない。