ベイラー大学(Baylor University)概要
タイプ | 私立 |
ロケーション | テキサス州ウェイコ |
ニックネーム | ベアーズ(Bears) |
チームカラー・スクールカラー | グリーン、ゴールド |
カンファレンス | ビッグ12 |
バスケットボールアリーナ | フェレルセンター(10,284人収容) |
フットボールスタジアム | マクレインスタジアム(45,140人収容) |
オフィシャルサプライヤー | ナイキ |
ベイラー大学のバスケットボール
他のテキサス州のハイメジャー校同様、フットボールスクール。
が、バスケットボールともども後れをとってきたプログラムで、テキサス大学やテキサスA&Mなどに比べると見劣り感は否めなかった。*過去形となっているのは、もちろん2021年チャンピオンに輝いたことによる!
ベイラーの優勝を、いまだに信じられない人も大勢存在するのではないでしょうか。
それほど、一度は地に堕ちたプログラム。
2003年に、チーム内で殺人事件が発生。
映画にまでなったのもつい最近。
ぼろぼろの状態でヘッドコーチに就いたのがスコットドリュー。
インディアナ州のミッドメジャー、ヴァルパライゾでわずか1季のみのヘッドコーチ経験しかなかったドリューくらいしか、引き受け手がなかったと言われる。
逆に、低成績でも責任を問われなかったのが奏功したか、5季目の2007-2008シーズンに21勝をあげると、翌2008-2009に24勝、さらに翌年28勝。2011-2012シーズンには30勝到達。
2010年、2012年NCAAトーナメントで、エリートエイトまで上り詰めた。
が、これをピークになかなか上昇できないまま、お決まりの文句「優勝どころか、ファイナルフォーにも進めないコーチ」「ただのリクルーター」のレッテルを貼られてきた。
優勝した今年のチームに5つ星が1人もいないのは興味深い。→デプスチャート(バーバルコミット)
今年を含め、NCAAトーナメント出場回数は13回(うち、9回をドリューが達成)。
知名度がそれほど高くない学校ながら、スピード感のある優勝への道であった。
このプログラムを維持できるか、ドリューはワンランク上のプログラムにヘッドハンティングされるか、はたまた・・・挑戦を受けて立つ側にまわる、今後にも注目。
*ドリューはバトラー大学バスケットボールの元学生マネージャー→参考
インディアナポリスでの開催は心地よかったかもしれません。
*アソシエイトヘッドコーチ、ジェロームタンはインド系。(個人的に、注目しているコーチ。キーワードは"Culture of JOY")
*アシスタントコーチ、アルビンブルックス3世については、こちらを再度。
コーチ陣が非常に有能であることは間違いありません。
ベイラー大学出身のNBA選手など
リクルートが良いので、特に近年は素晴らしい選手を輩出しています。
→参照
けっこうしつこく言ってますが(笑)、かつての5つ星、ペリージョーンズの才能はすごかったですけどね。。。