*渡邊雄太選手、ジョージワシントン大学でのキャリアもあっという間に終了しました→最後の投稿
・・・・・・・・・・以下の内容を書いてすぐ後。
つい先日行われた、National Prep School Invitationalというイベントの詳細を見つけました。
⇒コチラ
近々、フォーダム大学かジョージワシントン大学に決める
とあります!
*フォーダムはニューヨークにある、GWと同じアトランティック10所属校。NCAAトーナメント出場は4回。(1992年が最後)スマッシュ・パーカーの母校で、俳優デンゼル・ワシントンもバスケットボールチームに所属(中退)。当時のヘッドコーチはPJ・カーリシモ(カーリシモもフォーダム出身)。
個人的に、、、
GW希望!(笑)
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雑誌Number(ナンバー)。浅田真央選手が表紙のソチ五輪特集。めくってすぐ。
この場所に載せるっていうのはスポーツライター宮地さんの政治力?というか、ナンバーの英断?というか・・・何にせよ素晴らしい!
僕はGW、GW(ジョージワシントン大学)と騒いでいますが、、、
何も決まっていません。違う学校になったらスミマセン。。。
ケンタッキー大学のHC、ジョン・カリパリを含めた多くのカレッジスカウトが集まった中でのパフォーマンス⇒その中の一校、GWがキャンパス訪問と対ロードアイランド大学戦のホームゲームに招待
⇒僕が前のめり
という経緯です。
今年の9月入学ですから、迷っている時間はあまりない。元々多国籍であり、大都市ワシントンDCの学校。加えてそこそこの強さであるGWUからのオファーなら願ったり叶ったり、と想像しました。
宮地さんの記事には多数の学校からオファー、とありますが、挨拶程度のレターはそこそこの選手であれば200、300の学校から送られてくるのが普通です。(つまり「本気で」リクルートするかどうかは別)今回のGWのように、キャンパスへ招待するというのはそれなりに本気です。
ここでカギになってくるのは渡邊選手の「価値」です。売り手有利なのか、買い手有利なのか。学校、コーチによっては「1年目からスターターで使うから」などと露骨に口説いてきたりします。
「本気で」リクルートしてくる学校がGW以外にも多くあるのなら、それは悩むでしょうね。
進学後の目標は、松井選手、伊藤選手が成しえなかった、日本人初のNCAAトーナメント出場。そして、コートに立つことでしょう。
松井選手の進んだNYのコロンビア大学は過去3回出場。(最後は1968年!)
伊藤選手のポートランド大学は2回。(1996年が最後)
*最多はケンタッキー大学の52回。
失礼ながら、入学時点でトーナメント出場は可能性が低いものでした。
ジョージワシントンは10回出場しています。(直近は2007年)
もちろんプレイングタイムも重要視するでしょうから、ケンタッキーだとかデュークとかカンザスに進んでも、多くの出場時間はのぞめない。
*松井選手はノースカロライナ大学からwalk-on(奨学金なし)でのオファーならもらっていましたが、これは断っています。因みに同じノースカロライナ州のデビッドソン大学からも(これは奨学金つき)。デビッドソンに入っていれば、あのステフィン・カリーとチームメイトになっていたことになります。(ポジションがかぶるのでPTは減ったでしょうけど)断ったのは、田舎にあるデビッドソンの保守的な空気が原因ではないかと思います。
つまり、NCAAトーナメントの出場の可能性が高く、かつプレイングタイムを多くもらえそうな学校がターゲットになるということです。
僕は、GWはこの条件に合致すると思います。
もちろん、欲を言えばより「メジャーな」学校です。テレビで全米中継が多くされる上位校で目立てば、NBAスカウトの目に留まりやすいからです。
ただ、現段階でNBAというのは難しいでしょうか。
宮地さんの記事に、
「日本人選手の中なら規格外」⇒これは正しいと思いますが、
「俊敏性、スキルなら同じサイズのアメリカ人選手にも見劣りしない」
⇒シューティングは相当なレベルにあると思いますが、他の面は苦しい。
ライバルたちを見てみましょう。皆、NBA候補です。
↓6-7/205(2メートル1センチ/92㎏)とサイズが全く同じ。しかもレフティ!のケリー・ウーブレ。ラスベガスの超強豪プレップ、Findlay所属で、9月からカンザス大学への進学が決まっています。
↓ロサンゼルス近郊のこちらも超名門、メイターデイのスタンリー・ジョンソン。6-6/225で、アリゾナ大学への進学が決定。*このメイターデイ→アリゾナというのは現在NBL千葉ジェッツのHC、レジーゲアリーと同じ。
↓ノースカロライナへ進むジャスティン・ジャクソン。6-7/180と軽い。
↓デューク決定のジャスティス・ウィンスロー。6-6/205で、彼も左利き。お父さんがヒューストン大学で、あのオラジュワンらとチームメイトだったリッキー・ウィンスロー。
やはりフィジカル。パワー、そしてスピードでは劣る印象です。
とは言うものの、アメリカのスカウト陣はジェレミー・リンを見逃していたのですからあてになりませんね。
実際、アメリカに渡ってわずか数か月で、ジョージワシントンからのオファーをもらうこと自体がすごい。
情報が少ない中ですが、適応能力も高く、良いアピールが出来ているようです。
なんだかワクワクしてきます。
奨学金付きで、ディビジョン1スクールに入ること自体難しいこと。さらに、出場するだけですごいと言われるNCAAトーナメントでのプレイも現実的。
勉強なども含めて、本人が理想とするキャンパスライフが過ごせればいいですね。
その先にNBA。
あるかもしれないですね!