決勝トーナメント突入!
個人的予想(希望)。準々決勝はフランス対カナダ、アメリカ対ドイツ、スペイン対アルゼンチン、リトアニア対日本
準決勝は、、、アメリカ対カナダ、スペイン対リトアニア
決勝はアメリカ対リトアニアで、優勝はアメリカ
でしたが、、、
個人的に注目していたニュージーランドはドイツにあっけなく敗退。やはり経験がものをいう舞台でした。
フランスvsカナダは見ものですが、アメリカ、スペイン、そしてリトアニアの準決勝進出はかたいでしょう。
日本はイタリアに敗退。終盤、八村の連続スリーなどでイタリアを追い込みましたが、リードを保てず逆転負け。八村のスーパーパフォーマンスは世界中に反響を呼びましたが、スコアは日本の55-57という、はっきり言ってアグリーゲーム。FG%は日本が32.1%、イタリアが28.2%、スリーポイントに至っては両国ともに10%台という、世界大会にしては貧弱な内容だったと言わざるを得ません。
順位決定戦に回る日本は、次戦で韓国と対戦。ゲームはまだ続きます。2勝6敗で終わった1999年大会の14位よりもっと上、残り3つ勝って9位を目指してほしいところ。
各グループ結果
グループA
ユーロ1位のフランスが1位突破。続いてはブラジルの代替出場であるアルゼンチン。ニュージーランドは70-74でアルゼンチンに敗退。韓国は善戦したものの3敗。
グループB
ここも予想通り、ユーロ2位のリトアニアが全勝。次いでドイツ。プエルトリコが開催国エジプトに65-67敗れる波乱。全敗。
グループC
スペインのカナダ戦勝利は見事。実はスペインはU19で一度もカナダに負けていないとのこと↓
スペインはU18ユーロ5位。今回ぎりぎりでの出場で、カナダは優勝候補でしたがあまりにも見事な勝利でした。
スペインはサイズこそありますが、能力では圧倒的にカナダに劣っていました。フル代表も含めた今後の日本にとって、戦うヒントが詰まったゲームではないでしょうか↓
日本は初戦、そのスペイン相手に健闘。マリ戦の1勝は価値あるものとなりました。
グループD
順当。好きか嫌いかと言えば、ジョン・カリパリのことは嫌いですが(笑)、コーチとしての手腕は認めざるを得ません。単なるリクルーターでないことは確か。カナダが今一つの出来である現状、優勝に最も近いのはアメリカでしょう。
しかし、もちろんまだわかりません。
八村塁、爆発!
UNLEASH、でした。
フリースローが目も当てられない数字ですが、、、文句なしの活躍。特にスリーポイントの確率は多くのスカウトにアピールしたでしょう。日本国内外で声があがっているとおり、NBA行きは現実的な話です。
そしてカナダのRJ・バーレット。彼は今すぐNBAの声さえありますね。
チームスタッツ↓
*平均得点順に並んでいます。
確率がアレですが、、、日本はスリーポイントアテンプトが1位!ディフェンスの強度と相まって、面白いチームになってきていると思います。
*昨年のU18アジアにおける数字↓スリーの試投が5,6本上がっています。
フリースロー!スペインを見習いましょう!
ここの確率が悪いチームが下位に沈んでいるのは興味深い。
最後にこちらを参考までに↓
<追記>
八村のイタリア戦、特にラストのパフォーマンスには興奮しました。
現地ゴンザガファンからは、八村を(来季のゴンザガで)6番目でなくSFでスタート起用しては?との声が上がる一方、ドラフトエクスプレスのアナリストになった名物ウォッチャー、ジョシュア・リッデルさんが、八村を2018NBAドラフト候補に。
渡米してわずか1年。2018年のNBAドラフトエントリーは個人的には早すぎると感じますが、上記のとおり、ゴンザガでのスタート起用、その上での大活躍があれば、ひょっとするかもしれません。
一気に名を上げました。
また、6-4のサイズで果敢にドライブを仕掛ける榎本新作(アイザイア・マーフィー)も今後が楽しみ。今秋からジョージアテックに進むシーファーアヴィ幸樹とともに、来年2018年からNCAAディビジョン1校でプレイすることになるのではないでしょうか。*個人的には今季からでもミッドメジャークラスなら十分通用と考えます。ひょっとすると、、、別の道??
さて。
帰国せずに、黙々とトレーニングする様子が伝わってくる、ジョージワシントン大学の渡邊雄太。ポテンシャルは別にして、現状ならばまだ八村よりも上のプレイヤーでしょう。八村率いるU19日本代表の活躍に、どう感じているか。
来年ジョージワシントンを卒業する渡邊もまた、NBAドラフトにかかる可能性は十分です。
このまま(アジアカップなどに備えて)帰国せずに新シーズンを迎えるのかどうか。ワシントンDC周辺はプロ選手に混じって「武者修行」できる機会がいくらでもありますし、その動向から目が離せません。