NCAA(大学) 日本代表/FIBA

女子バスケットボール!

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日本の女子バスケットボール

ご存知の通り、日本の女子バスケットボールは世界レベルです。

現在のFIBAランキングは堂々の10位(もう少し上でもおかしくないと思いますが)!

アジアではオーストラリア、中国に続く3位と、男子とは勢力図が異なります。

過去11回のオリンピックにおいて、4回出場(東京五輪が開催されれば5回目)。

ワールドカップ(旧世界選手権)には18回中13回出場を誇り、南米コロンビアでの第7回大会においては準優勝!

光が見え始めたとはいえ、いまだ世界レベルにはとどかない男子とは格が違います(泣)。

女子バスケットボール:オリンピックの歴史ワールドカップの歴史

   

進化・成長する女子バスケットボール

一方で、女子バスケットボールが長らく、競技人口が少ない”マイナースポーツ”であったことも事実。

オリンピックで正式種目に採用されたのが1976年と、男子におくれること40年(!)です。

バスケットボール発祥国アメリカにおいてさえも同様で、プロバスケットボールが全く根付かず、1980年代にはアンドノバンをはじめ、カトリーナマクレインやシンディノーブルといった、当時のマジックジョンソンやKAジャバー、ラリーバード級の世界トップクラスの選手が、日本リーグでプレイするという現象が見られました。*渡邊雄太選手のお母さん、旧姓・久保田久美選手がプレイしたのもこの頃。

こういった状況を変えたのは、やはりデイビッドスターンでした。

アトランタオリンピックが行われた1996年にWNBAが始動。紆余曲折を経て(例えば、スポイラ女性版の創刊と休刊)、平均観客数が7,000-8,000人ほどで落ち着いてきました。*Bリーグはまず”このへん”を目指すでしょう。

コロナに水をさされましたが、、、女子バスケットボールのモメンタム

   

WNBA、NCAA-日本人女子選手の海外挑戦

明らかに、WNBA、NCAA女子バスケットボールは変わってきています。

カッコイイ。

翻って、代表が世界クラスである日本のトップリーグ、Wリーグやや苦戦していると言わざるを得ません。

女子選手は、女子選手こそ、どんどん海外に出ていくべきだと、思います。選手個人にとっても、日本女子バスケットボール界にとっても、メリットは多いはずです。*ここで指す「海外」とは、主にアメリカWNBA、NCAAです。

   

日本人選手の海外挑戦

*旧姓で表記致します。

WNBAに限って言えば、パイオニアは間違いなく萩原美樹子。1997年。記念すべき第1回のWNBAドラフトにおいて、あのナンシーリーバーマンより先に指名された(!、サクラメントモナークス)萩原は、3シーズンに渡ってプレイ。この功績はもっと讃えられるべきでしょう。

そして大神雄子。彼女も説明不要のレジェンド。萩原選手も在籍した、フェニックスマーキュリーでプレイ

そしてそして、渡嘉敷来夢2015年のWNBAオールルーキー1stチーム!大偉業。

やはり女子は世界レベル。

ですが、まだまだイケるはずです!

男子同様、あるいはそれ以上に、NCAAに進む選手が少なすぎる。

先駆者はアヤコキクチ(漢字が不明です)。日本と縁が深い、オレゴンステイトで1980年代にプレイ。ただこの頃は、上に書いた通り、アメリカ人のトッププレイヤーが日本リーグでプレイした時代。今以上に、バスケットボールに関してはアメリカ留学がもてはやされる状態ではありませんでした。*が、あのシェリルミラー(USC、レジーの姉)と同時期にパック12(当時はパック10)でプレイしたのはすごい。

オレゴンステイトアスレティックスで殿堂入りを果たしている当時の名将、アキヒルともども、記憶に留めておきたい選手です。

当時のイヤーブック

   

WNBA黎明期に、インディアナ州の中堅校、エバンスビルに渡ったのが大野慎子。彼女も疑いなく、素晴らしい選手でした。

エバンスビル大学公式による記事。1999年、同校初のNCAAトーナメント出場に貢献。見事!

*日本生まれの日本人選手としては、男女合わせて初のNCAAトーナメント出場。この記事は大変興味深い内容ですので追って要約しようと思います。

中根綾子が続きました。彼女もNCAAトーナメント出場。エバンスビルの出場は1999年と2009年の2回のみ。その両方に日本人選手が絡んでいました。

もちろん揃って、今年5月に亡くなったジェリースローンの同窓です。

   

大野と同時期に、カリフォルニアステイト大学ロングビーチ(通称、ロングビーチステイト)に在籍したのは日暮恭子。日暮はNCAAトーナメント出場無し。名将としての地位を築きつつある日系人コーチ、現在カリフォルニア大学アーバイン校で指揮を執る、タマライノウエのチームメイトでした。

   

そして中山明日実。彼女もNCAAトーナメント出場がありませんが、新興校ユタバレーで大活躍。通算553アシストはおそらく今も同校の歴代ナンバーワンの記録のはずです。

   

同じくユタ州のユタステイトに、大東文化大学を経て渡ったのがエリカガウタバイ。ユタステイトはNCAAトーナメント出場がありません。

   

短大(コミュニティカレッジ)を経て、ハワイ大学に進んだのは綾部舞。男子同様、地理的にプログラム構築が難しいUHですが、立派なディビジョン1です。

参考

   

ハワイ大学には、同じく短大経由で進んだ大西ムーアダイアンまどか。彼女は桜花学園で渡嘉敷とチームメイト。WNBAでの渡嘉敷の通訳。

   

同じく、桜花学園からはヒル理奈。彼女はIMGアカデミーからLSUへ。男子同様、ファイナルフォーにも出場している強豪校で、堂々の活躍を見せました。

   

現役のNCAA日本人女子選手

まずは森田コーチの下、ペンシルバニア大学のロバートモリス大学でいよいよ最終学年を迎える池松ほのか。2019年にNCAAトーナメント出場を果たしている池松は、今年2020年もコロナがなければ・・・というシーズンでした。2020-2021、期待です!

3季通算で7.4ppg

   

オハイオ州のボウリングリーンステイトで、4年生となるのはヒル真理

彼女は福井の強豪・足羽高校から、姉と同じくIMGへ。IMGと同じフロリダ州のタラハシーコミュニティカレッジと、サウスジョージアテクニカル(SGTC)という2つの短大を経て、ボウリンググリーンへ編入。昨季6.1ppg。

Making history.

   

八村塁も成し遂げられなかった、NCAA制覇さえも狙えるのは今野紀花(ルイビル大学)。チームメイトにスターが揃う彼女は、2年生シーズンを迎えます。

   

アイビーリーグの名門、プリンストンで同じく2年目を迎えるのはマヤマッカーサー。UCサンタバーバラのレジェンド、エリックの娘さん。

   

5人目は渡米後間もない3年生。大阪桐蔭で全国優勝。関西学院大学で2季過ごした後、ノースアラバマに編入した、鈴木妃乃。やはりSGTCでプレイしたお姉さんの影響があったとはいえ、見事編入。レッドシャツなしで、3年生として出場可。UNAは新興校ですが、期待です。

普通にやることをやっていれば、日本の4年制大学からNCAAディビジョン1に進めることを示しました。

   

ルイビルなどの強豪校に限らず、NCAA女子バスケットボールの人気は上昇中

ルイビルの昨季平均観客数は全米5位の9,000人強!

   

その昔。と言ってもつい最近まで、NCAA女子バスケットボールというのは注目されない競技でした。ゲームは無料。練習は間近で見放題(その代わり、変な目で見られましたが(笑))。

今は違います。そしてこの煌びやかな舞台で輝ける選手が、レベルの高い日本の高校にゴロゴロしています。

キャリアが広がります。男子ともども選択肢に加え、WNBAを目指す選手が出てくるべきです。

そうすることで、日本の大学、高校以下のバスケットボール界、スポーツ界がより良い方向に変わってくるのではないでしょうか。

   

日本女子を特集したニューヨークタイムズの記事。2016年のものですが必読です。日本男子は女子の戦い方から学ぶことが多い。と、ずっと思っています。

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