U15新時代へ-Jr.ウィンターカップ
と銘打たれた、中学生による全国大会が開催されています。
正式には、Jr.ウインターカップ2020-21 2020 年度 第 1 回 全国 U15 バスケットボール選手権大会
その出場チームを見ると、少し前では考えられなかった”カラフルな”名前が並びます。
中学校、クラブチーム、そしてBリーグのユースチームが揃って参加する、初めての大会。
そして、変わったのは大会だけではなく、個々の選手の技術。ゲームを見ていると、間違いなくレベルが上がっていますよね。
日本とアメリカの中学バスケットボール選手
以前、→こういうツイートをしました。
*なっ「て」しまった、です。すみません。。。
「中学生レベルでは、いくらアメリカといえども、そこまで選手のレベルに大きなさはない。」
私も、私の周りの方も揃ってそう言いますが、どうでしょうか?
アメリカのトップ中学生選手と・・・
今回はアメリカでベストと言われている中学1年生を。
Class of 2026。*2026年に、大学に入学する学年という意味です。
思わず「くん」とつけてしまいたくなる、まだあどけない顔。
確かに高い技術で、おそらく映像では伝わらない凄さを持っているのだとは思いますが、特段、身長が高いわけではない。
このくらい、もしくはこれ以上のスキルを持った日本人の中学1年生は存在するのではないでしょうか。
ただ、決定的に違うのは・・・
アメリカは、相変わらず「個」を優先。競技人口や学校の多さにもよりますが、チームプレイよりも個々のプレイ。*全国大会はなし。
そして何よりも、厳しさよりも楽しさを優先させているように感じます。
いまだに日本のバスケットボール指導現場で、「体罰」という文字を見ます。
行き過ぎた指導。
そんなコーチ、チームに巡り合ってしまった場合、「それを」変えられないのであれば、即辞める。
これは挫折などでは全くなく、英断です。
家か公園で1人で練習、イメージトレーニングでもしていた方がましです。
そんなチームを辞めたくらいで差はつきません。遅れをとることにはなりません。いくらでも取り返せます。
高校、大学、またはそれ以上、いえ、どのカテゴリーであっても、体罰やハラスメントが行われているのであれば、迷うことなく警察に行くべきです。
協会に委ねるなどということすら、甘いのではないでしょうか。
「告発することによって、他の選手にまで迷惑をかけてしまう。」
「何とか止める方法があるのでは・・・」
全く理解できない迷いです。
体罰というのは、暴行です。虐待です。犯罪です。
それを目にしながら、何もしないという大人は・・・考えを変えましょう。