*随時更新するつもりです。
福岡県
2014年夏。インターハイを制したのは福岡大大濠。福岡のみならず、日本の高校バスケをリードしてきた学校の一つである、超名門校。インターハイ優勝が約30年ぶりとは信じられません。選抜(ウィンターカップ)も優勝が2回だけというのがピンとこないほど、存在感のある学校。1986年、納富、田中らを揃えたチームが選抜、インターハイの両方を制覇。強かったです。
21世紀に入って台頭。2009年インターハイ、2005年にウィンターカップを制した福岡第一や、サイズがないにもかかわらず1987年インターハイを制した九産大九州など、有力校が多いバスケどころ。
佐賀県
野球で有名な佐賀北と佐賀東の両県立校がしのぎを削る。が、全国レベルでの目立った活躍は無し。
長崎県
長崎南山⇒瓊浦⇒県立長崎西と、リードする学校が変化してきた。NBA解説でお馴染みの奥野俊一氏、東海大からNBLトヨタに進んだ日本代表、田中大貴が長崎西高OB。
熊本県
熊本工業、熊本国府、そして九州学院が近年復活。全国レベルでの活躍は無いが、九州学院から、230センチの元日本代表で、日本人選手として初めてNBAドラフトで指名された、岡山恭崇が出ている。
大分県
ラグビーで有名な大分舞鶴が牽引するが、全国レベルでの上位進出は無い。
宮崎県
名将、北郷純一郎氏の異動によって、県立小林⇒延岡学園とトップ校も移動。小林は全国制覇こそないものの、2000年にインターハイ準優勝、ウィンターカップでも1999年、2000年と連続で準優勝。延岡学園は2005年にインターハイ初優勝。2008年も制し、2011、2012年も連覇。ウィンターカップも2011、2012年と連覇。セネガル人留学生の力もあるが、全国を席巻した。
鹿児島県
川内(せんだい)実業と名乗ったころから強かった、現れいめい高校と県立川内が牽引。県勢の全国制覇など、インターハイ、選抜(ウィンターカップ)での上位進出は無し。
沖縄県
米軍の存在もあって、能代とはまた違う雰囲気の、日本におけるバスケットボールのメッカ。1978年インターハイでベスト4に入った辺土名(へとな)高校は伝説的存在。興南、北谷(ちゃたん)、北中城(きたなかぐすく)、美来工科(旧中部工業)、そして小禄など、「面白い」チームが揃う。意外にも、県勢による全国制覇はゼロ。それでも各校、何とも言えない存在感を放つ。