NCAAカレッジバスケットボール2021-2022<Week4ランキング>
男子ランキング
ランク | 前週 ランク | チーム | 戦績 |
1 | 5 | デューク | 7勝0敗 |
2 | 3 | パデュー | 6勝0敗 |
3 | 1 | ゴンザガ | 6勝1敗 |
4 | 6 | ベイラー | 7勝0敗 |
5 | 2 | UCLA | 6勝1敗 |
6 | 7 | ビラノバ | 4勝2敗 |
7 | 8 | テキサス | 4勝1敗 |
8 | 4 | カンザス | 5勝1敗 |
9 | 10 | ケンタッキー | 5勝1敗 |
10 | 13 | アーカンソー | 6勝0敗 |
11 | 17 | アリゾナ | 6勝0敗 |
12 | 18 | ブリガムヤング | 6勝0敗 |
13 | 15 | テネシー | 4勝1敗 |
14 | 23 | フロリダ | 6勝0敗 |
15 | 12 | ヒューストン | 5勝1敗 |
16 | 10 | アラバマ | 6勝1敗 |
17 | 22 | コネティカット | 6勝1敗 |
18 | 9 | メンフィス | 5勝1敗 |
19 | ランク外 | アイオワステイト | 6勝0敗 |
20 | 24 | USC | 6勝0敗 |
21 | 19 | オーバーン | 5勝1敗 |
22 | ランク外 | ミシガステイト | 5勝2敗 |
23 | ランク外 | ウィスコンシン | 5勝1敗 |
24 | 20 | ミシガン | 4勝2敗 |
25 | 21 | シートンホール | 5勝1敗 |
感謝祭(Thanksgiving Day)を含んだ第3週は、文字通りのFeast Week。
NCAAバスケットボールでは大荒れのお祭りとなりました。
多くのランク校が、各リゾート地で行われる招待大会に参戦です。
ラスベガス
注目の1位2位対決だった、vs UCLAに83-63で大勝したゴンザガは、続いてデュークと対戦するおなじみのハードスケジュール。
2007年のNBAオールスターを含め、ネバダ州で行われたバスケットボール史上最多の観客、20,389人を集めたこのゲームは、期待にたがわぬ盛り上がり。
17本のターンオーバーを犯したゴンザガは、3年前の借り(@マウイインビテーショナル)を返すべくのぞんだ、コーチK率いるデュークの前に81-84で沈みました。→ボックススコア
この3人の選手に限りませんが、デュークの選手はやはり特別な雰囲気。
コーチKもそのリーダーシップを褒め称えた、向かって右端ウェンデルモーアは3年生。
彼のような上級生が存在するのは大きい。
ゴンザガ vs デューク。
このカードは、2022NCAAトーナメントで再現される可能性も小さくないでしょう。それは、ファイナルフォー(ニューオーリンズ)でのことかもしれません。
最高のインシーズントーナメントと称されるマウイインビテーショナルも、コロナの影響で今季の開催地はラスベガスに変更。
優勝したウィスコンシンが今季初のランク入り。
バハマ
マウイを超える大会になりつつあるのが、バハマのパラダイスアイランドで行われるバトル4アトランティス。
いきなりみせたのが、UConn(コネティカット)とオーバーンで、ダブルオーバータイムにもつれる激戦。
ジョンロスタインがこのツイート。
もつれにもつれたこのイベントを最終的に制したのは、ディフェンディングチャンピオン・ベイラー。無敗を維持し、いつの間にかの4位浮上。
オーランド
UConn-オーバーン戦を見たロスタインは"Game of the year"と評しましたが、これは始まりにすぎませんでした。
ESPNイベントインビテーショナルで、リックピティーノが率いるアイオナがアラバマをアップセット!(72-68)
さらに、今季元気のなかったアトランティック10の雄、デイトンがカンザスをブザービーター撃破。
6:10あたりからどうぞ↓
アイオナはランク入りも見えましたが、次の”曲者”ベルモントに敗れ、この大会を制したのはデイトン。
というわけで、いつもどおりの乱高下、ローラーコースターランキング。
先週ほめたばかりの、これもA10セントボナベンチャーは、ホームでノーザンアイオワ(これも曲者です)に不覚。ランク外へ。
ハードスケジュールが考慮されたゴンザガは、ケンポンでは1位キープ。
女子ランキング
ランク | 前週 ランク | チーム | 戦績 |
1 | 1 | サウスカロライナ | 7勝0敗 |
2 | 5 | ノースカロライナステイト | 6勝1敗 |
2 | 2 | コネティカット | 3勝1敗 |
4 | 7 | スタンフォード | 5勝2敗 |
5 | 6 | ベイラー | 6勝1敗 |
6 | 4 | インディアナ | 5勝1敗 |
7 | 9 | アリゾナ | 7勝0敗 |
8 | 2 | メリーランド | 6勝2敗 |
9 | 8 | アイオワ | 4勝0敗 |
10 | 10 | ルイビル | 5勝1敗 |
11 | 11 | テネシー | 6勝0敗 |
12 | 12 | ミシガン | 7勝0敗 |
13 | 17 | サウスフロリダ | 5勝2敗 |
14 | 13 | アイオワステイト | 7勝0敗 |
15 | 14 | テキサス | 4勝1敗 |
16 | 19 | ケンタッキー | 4勝1敗 |
17 | 23 | テキサスA&M | 7勝0敗 |
18 | 15 | オレゴン | 3勝2敗 |
18 | 21 | オハイオステイト | 5勝0敗 |
20 | ランク外 | ジョージア | 6勝0敗 |
21 | ランク外 | ブリガムヤング | 7勝0敗 |
22 | 25 | フロリダガルフコースト | 7勝0敗 |
23 | 16 | オレゴンステイト | 3勝2敗 |
24 | ランク外 | ノートルダム | 6勝1敗 |
25 | 17 | フロリダステイト | 4勝2敗 |
Women'sのバハマを制した、余裕のサウスカロライナ。
先週2位に上がってきたメリーランドが、USCに敗れているノースカロライナステイトに負け。
ドーンステイリー率いるサウスカロライナは、頭1つ抜けた存在です。
NBA候補のNCAA注目選手は?日本人、日本縁の選手の活躍は?
男子
ネリージュニアジョセフ(アイオナ)
上記の、アイオナによるアップセット(アラバマ)。
立役者が、かつて高知中央高校でプレイした、ネリージュニアジョセフでした。
この大事なゲームで、15点・11リバウンドのダブルダブルに、圧巻の4ショットブロックを記録したNJJは、いよいよ全米級の注目を集め始めました。
富永啓生(ネブラスカ)
時間の問題だった爆発は、7ゲーム目のvs サウスダコタでした。
先週の時点で、23.5%(4/17)というスリーポイントが、36%(9/25)に向上。
やはり彼はただモノではありません。
が、今後はますます相手が強力になるため、「守られるときは守られる」、(数字的には)波のあるシーズンを避けられないでしょう。
それでも・・・185センチの日本人選手がここまで活躍できることがどれほどすごいか。
そしてブライスマクゴウエンス。
富永選手に続く22得点で、ここまで平均17.7ppg。ビッグテンの週間ベストフレッシュマンを獲得です。
2人以外にも、シューティングには優れる選手が多いのがホイバーグのネブラスカ。
「的がしぼれなくなってくる」と、富永選手が活きやすい。
まだまだNCAAトーナメント出場、そして”3月”初勝利の可能性は残ります。
ケインロバーツ(ストーニーブルック)
1年生であるケイン選手の出場時間はどうしても限られますが、チームはアイビーリーグの優勝候補・イェールにアウェイで見事な快勝。
タヒロウディアバテ(サンディエゴステイト)
チームはここまで4勝2敗。負けたBYUとUSCはともにランク校であり、ゲームはともにアウェイ(USC戦が@アナハイム)。大敗を喫したわけでもありません。
引き続き評価の高いSDSUにおいて、タヒロウはロールプレイヤーではありますが、貴重な貢献を続けるでしょう。
ジョージタウン戦では11分の出場で8得点。
ドゥ”ドゥドゥ”ゲイ(ルイジアナラファイエット)
ちょっと心配なのはドゥドゥ。
3季目の今シーズンはスタートを外れ、数字も落ちています。→スタッツ
チームも3連敗(通算3勝3敗)を喫していますが、、、復活期待。
女子
今野紀花(ルイビル)
ワシントン→カリフォルニア→コロラドと、ルイビル女子は西部遠征を3連勝。
(これを機会に(?)、今野選手がツイッターアカウントを開設。)
ルイビルの秘密兵器はこれから、です。
→スタッツ
NCAAバスケットボールWeek4の注目
男子
日本時間 | カード | 中継 |
12月1日9:30 | フロリダステイト@パデュー | ESPN |
〃㈬11:30 | デューク@オハイオステイト | ESPN |
〃昼12:00 | ロングビーチステイト@サンディエゴステイト | STADIUM 無料のはずです |
12月2日㈭11:15 | ミシガン@ノースカロライナ | ESPN |
〃9:15 | ネブラスカ@ノースカロライナステイト | ESPN |
〃9:00 | ビラノバ@ペンシルバニア | ESPN |
12月4日9:00 | ライダー@アイオナ | ESPN |
5日㈰深夜2:00 | ネブラスカ@インディアナ | ビッグテンネットワーク |
〃8:30 | ワグナー@ストーニーブルック | ESPN |
〃10:00 | アラバマvsゴンザガ@シアトル | ESPN |
〃深夜3:00 | サンディエゴステイト@ミシガン | CBS |
1位を取ったばかりのデュークですが、難敵オハイオステイト戦はアウェイ。早々に陥落しても不思議ではありません。
2位パデューもフロリダステイト、アイオワと、ホームとはいえ油断大敵。
そして、ゴンザガが名物イベント”バトルinシアトル”で戦うのはアラバマ。これも全米注目。
ネブラスカ、サンディエゴステイトにも、ともに大きな試練です。
NUは、まずビッグテンとACC恒例のカンファレンス対抗戦で、@ノースカロライナステイト。
スケジュールがゆるいとはいえ、NCステイトは無敗。
そして、早くも始まるビッグテンカンファレンスゲーム。
初戦はこれもアウェイで、vs インディアナ。
IUも再建中で、今季からNBAコーチのOB、マイクウッドソンを招聘。
同じくイージースケジュールで、6戦無敗。
アッセンブリーホールもまた聖地の1つで、日本人選手がここでプレイするのは初めてのはず。
クレムソンでエルデンキャンベルとツインタワーを形成した、懐かしのデイルデイビスの息子、TJDことトレイスジャクソンデイビスが最近手がつけられないほどの活躍。→こちらもジョナサンギボニー
サンディエゴステイトもビッグテンスクールと対戦。@ミシガンが組まれています。
シーズン前の評価が過大であったされる、ミシガン相手に一泡ふかせたい。
女子
日本時間 | カード | 中継 |
12月3日㈮9:00 | ミシガン@ルイビル | ESPN |
〃〃 | NCステイト@インディアナ | ESPN |
12月6日㈪深夜2時 | ベルモント@ルイビル |
メンズ同様のACC/ビッグテンチャレンジ。
ミシガン@ルイビルはビッグゲーム。そろそろ今野選手も爆発するでしょう。
ご不明点などございましたら、ツイッターか下記へどうそ↓