山ノ内勇登ウィリアムズ選手は、ラマー大学で1季(2022-2023)過ごし、ポートランド大学へ転校。
18人目(暫定)の、NCAAディビジョン1バスケットボール選手。
山之内勇登ウィリアムズ選手が、テキサス州のラマー大学へコミット!
今回は、山之内勇登選手とラマー大学バスケットボールについて。
※ギリギリのコミットだったためか、まだ公式サイトに名前なし。
ラマー大学(テキサス州)のバスケットボール-NCAAカレッジ情報56
ラマー大学(Lamar University)概要
タイプ | 公立 |
ロケーション | テキサス州ビューモント |
ニックネーム | カーディナルズ(Cardinals) |
チームカラー・スクールカラー | 赤、白 |
カンファレンス | サウスランドカンファレンス(Southland) |
バスケットボールアリーナ | モンテインセンター(10,800人収容) |
フットボールスタジアム | プロヴォストアンフリースタジアム(16,000人収容) |
オフィシャルサプライヤー | アンダーアーマー*2022年8月時点 |
ラマー大学のバスケットボール
> 公式サイト
NCAAトーナメント(ディビジョン1)出場は6回。
ハイライトは1980年。
同校出身のビリータブスがコーチとして率いたチームが、10位シードからスウィートシックスティーン進出!
タブスはこれをきっかけに、強豪オクラホマ大学へ栄転。1988年にステイシーキングやムーキーブレイロック、ハービーグラントらを擁してNCAA準優勝。契約していたコンバースを通じ、日本でもクリニックを行った実績のある名将で、TCU(テキサスクリスチャン)を指揮したのち、再度ラマーにて、ヘッドコーチキャリアを終えました。※2020年に、85歳で他界。
現コーチ、アルビンブルックスは2021年に就任したばかりですが、コーチとしてはベテラン。
生粋のテキサス人で、やはりラマー大学のOB(ガード)。
テキサスのディビジョン1校で長らくキャリアを積んでおり、1993年からはヒューストン大学でHC経験あり。
2021年にはアシスタントコーチとしてUHをファイナルフォーに導き、母校に戻り、2度目のヘッドコーチ着任です。
息子さん、アルビンブルックス3世もベイラー大学のアシスタントコーチとして高名で、2021年ファイナルフォーでは親子対決の末、BUで初優勝を経験しています。
こちら(バスケットボール選手としての価値を高めるために必要な5つのこと)、内容が素晴らしいので、過去の投稿をぜひ読んでほしいです。
ラマー大学出身のNBA選手
HCアルビンブルックスもドラフト指名こそされていますが、少ない。
が、、、マイクジェームズにつきます!
同校出身で、最高の成功者でしょう。
ラマー大学バスケットボールと山之内勇登ウィリアムズ選手
こちらの地元紙記事のとおり、6-9というサイズの割にはスリーポイントシューティングの良い現代的な選手である山之内選手も、早々に頭角を現すことを期待できます。
所属の、サウスランドカファレンスもNCAAトーナメントには1校のみ出場(one bid)のリーグですが、山之内選手在学中の出場に期待です。
つい先日、2022-2023シーズンのスケジュールも出ました。> こちら
ノンカンファレンスでは、前評判の高いTCU戦、そしてサウスランドカンファレンスゲームでは、近所のノースウェウタンステイト(ルイジアナ州)。日本でも名が知れた隻腕のプレイヤー、ハンセルエマニュエル(山之内選手と同じフレッシュマン)が所属します。
※コミットがぎりぎりになったことと、ラマー以外にオファーがなかったのかが少し引っかかりますが、将来の日本代表候補と言えるでしょう。(2021のU19ワールドカップ日本代表)
ラマー大学は何位?プレシーズンNCAAバスケットボールランキング
最後に、2022-2023シーズン、NCAAバスケットボールのプレランキングを。
ケンポンやCBSなども間もなくリリースですが、真っ先にフルランキングを出したのはこちら。
※ケンポンほど有名ではないですが、このbarttorvikも知る人ぞ知るサイトです。
以下、2022-2023シーズンのNCAAディビジョン1における、日本人選手所属校を抜粋。※記載は投稿時点。ケンポン同様、日々変動があります。
ランク | 大学 | 所属の日本人選手 |
92 | ネブラスカ | 富永啓生 |
239 | セントフランシス (ペンシルバニア州) | マックニールキシャーン大河 |
260 | ストーニーブルック | ケインロバーツ |
279 | ラドフォード | 山﨑一渉 |
292 | ノーザンイリノイ | 須藤タイレル拓 |
338 | ラマー | 山ノ内勇登ウィリアムズ |
ランキングは楽しいので、他メディア分も含め、じっくり眺めたうえで再度投稿しますが、、、
特に、3月のマーチマッドネス、NCAAトーナメントにおいては”あまり意味がない”のが周知の事実。
今年、エリートエイトを果たしたセントピーターズ。
昨季のプレシーズンランキングで200位にも入りませんでした。> 過去の投稿
上、富永啓生選手のネブラスカを除いては、皆ワンビッド(1校のみ出場)カンファレンス所属ですが、NCAAトーナメントに出れさえすれば「こっちのもの」です(笑)
期待しましょう!!!
<後記>
富永啓生選手のネブラスカ。
多くのプレランキングでビッグテン最下位評価ですが、、、とても面白い位置だと思います。
また後日、投稿していきます。