Class of 2023(2023年大学進学)。NCAAディビジョン1、ジェイコブス晶選手に続く日本人選手は、菅野ブルース選手。
ステットソン(正しい発音はステッソンかな?)大学へコミットです。
ギリギリまで迷ったのか、遅いタイミングでのアナウンスとなりましたが、見事に短大(JUCO)進学わずか1年でD1編入を果たしました(日本人選手初)。
↓歴代NCAAディビジョン1日本人選手一覧
1 | ジム川人 | イェール | 1992-1996 |
2 | 高橋マイケル | カリフォルニアステイト大学ノースリッジ | 1994-1995 |
3 | 松島ウォーターブラウン | ホーリークロス→ボストン(Boston University、BU) | 1994-1996 1996-1999 |
4 | 松井啓十郎 | コロンビア | 2005-2009 |
5 | 伊藤大司 | ポートランド | 2006-2010 |
6 | 渡邊雄太 | ジョージワシントン | 2014-2018 |
7 | コーフリッピン | カリフォルニア大学リバーサイド | 2015-2018 |
8 | ザックモーア | シアトル→カリフォルニア大学サンタバーバラ | 2015-2017 2017-2019 |
9 | 八村塁 | ゴンザガ | 2016-2019 |
10 | シェーファーアヴィ幸樹 | ジョージアテック | 2017-2019 |
11 | ヒューホグランド(渡辺飛勇) | ポートランド→カリフォルニア大学デイビス | 2017-2020 2020-2021 |
12 | テーブス海 | ノースカロライナ大学ウィルミントン | 2018-2020 |
13 | 弓波英人 | ジョージアサザーン | 2018-2021 |
14 | 富永啓生 | ネブラスカ | 2021- |
15 | ケインロバーツ | ストーニーブルック | 2021-2023 |
16 | 須藤タイレル拓 | ノーザンイリノイ | 2022- |
17 | 山﨑一渉 | ラドフォード | 2022- |
18 | マックニールキシャーン大河 | セントフランシス(ペンシルバニア) | 2022- |
19 | 山ノ内勇登ウィリアムズ | ラマー→ポートランド | 2022- |
20 | ジェイコブス晶 | ハワイ | 2023- |
21 | 菅野ブルース | ステットソン大学 | 2023- |
ステットソン大学のバスケットボール-NCAAカレッジ情報58
ステットソン大学(Stetson University)概要
タイプ | 私立 |
ロケーション | フロリダ州ディランド |
ニックネーム | ハッターズ(Hatters) |
チームカラー・スクールカラー | グリーン、ホワイト |
カンファレンス | アトランティックサン |
バスケットボールアリーナ | エドマンズセンター(4,000人収容) |
フットボールスタジアム | スペックマーティンスタジアム(6,000人収容) |
オフィシャルサプライヤー | ナイキ(投稿時点) |
所属するアトランティックサンカンファレンス(ASUN)には、女子日本人選手、鈴木妃乃が在籍したノースアラバマも。
誰もが面白いと感じるのは、ステットソン大学のニックネームでしょう。
ハッターズ(帽子屋)。
これは、大学に多額の寄付をし、それにより大学名になってしまった帽子メーカー、ステットソンに由来します。
在学中、菅野選手も一度はハットを被った姿を見られるでしょう。
ステットソン大学のバスケットボール
NCAAトーナメント出場はゼロ。
カンファレンスチャンピオンにさえなったことがないハッターズですが、菅野選手の牽引による、チームの躍進に期待しましょう。
ステットソン大学出身のNBA選手
こちらも。際立った出身プロ選手はいません。
ヘッドコーチ、ドニージョーンズ
HCはドニージョーンズ。4季を終え、戦績は56勝65敗。
苦戦気味ですが、昨季は上昇しました。
ビリードノバンの弟子であり、フロリダ大学で2006,2007年の連覇に貢献。
ヘッドコーチデビューはドノバンと同じくマーシャル大学で。
続いて、オーランドのセントラルフロリダに移るエリート街道でしたが、失速。
NBAやウィチタステイト、そしてデイトンでのアシスタントの後、2019年にステットソンに着任しました。
ステットソン大学と菅野ブルース選手
所属した短大、エルズワースCCが開幕10連勝からまさかの後退。
最終的に、全米トーナメント出場を逃したこともリクルーティングには響いたでしょう。
*ハイメジャー数校からオファーをうけた、7フッターのチームメイト、サリューセイも、ローメジャーのテキサス大学リオグランデバレーへ。
しかし、ビッグガードとして、菅野選手のポテンシャルが高いのは疑いなし。