<7月2日追記>
U19ワールドカップでも大活躍のジェイコブス晶選手。
先日は、ハワイ大学バスケットボールによる日本訪問までアナウンスされましたが・・・
そのハワイ大学バスケットボール公式から、全くジェイコブス晶選手に関するアナウンスがされない点が気になります。何も問題なければよいのですが。
先日、ハワイ大学への進学を発表しました。
↓歴代NCAAディビジョン1日本人選手一覧
1 | ジム川人 | イェール | 1992-1996 |
2 | 高橋マイケル | カリフォルニアステイト大学ノースリッジ | 1994-1995 |
3 | 松島ウォーターブラウン | ホーリークロス→ボストン(Boston University、BU) | 1994-1996 1996-1999 |
4 | 松井啓十郎 | コロンビア | 2005-2009 |
5 | 伊藤大司 | ポートランド | 2006-2010 |
6 | 渡邊雄太 | ジョージワシントン | 2014-2018 |
7 | コーフリッピン | カリフォルニア大学リバーサイド | 2015-2018 |
8 | ザックモーア | シアトル→カリフォルニア大学サンタバーバラ | 2015-2017 2017-2019 |
9 | 八村塁 | ゴンザガ | 2016-2019 |
10 | シェーファーアヴィ幸樹 | ジョージアテック | 2017-2019 |
11 | ヒューホグランド(渡辺飛勇) | ポートランド→カリフォルニア大学デイビス | 2017-2020 2020-2021 |
12 | テーブス海 | ノースカロライナ大学ウィルミントン | 2018-2020 |
13 | 弓波英人 | ジョージアサザーン | 2018-2021 |
14 | 富永啓生 | ネブラスカ | 2021- |
15 | ケインロバーツ | ストーニーブルック | 2021-2023 |
16 | 須藤タイレル拓 | ノーザンイリノイ | 2022- |
17 | 山﨑一渉 | ラドフォード | 2022- |
18 | マックニールキシャーン大河 | セントフランシス(ペンシルバニア) | 2022- |
19 | 山ノ内勇登ウィリアムズ | ラマー→ポートランド | 2022- |
20 | ジェイコブス晶 | ハワイ | 2023- |
※この投稿時点で、菅野ブルース選手はまだコミットしていません。そしてテーブス流河選手は、どうやら川島悠翔選手と同じ、2024年進学となりそうです。
毎回注目注目と書いていますが、、、注目です。
我が母校と少なからず縁がありましたし、、、UH(ハワイ大学)への進学は嬉しい!
ハワイ大学のバスケットボール-NCAAカレッジ情報57
ハワイ大学(University of Hawaii, Manoa)概要
タイプ | 公立 |
ロケーション | ハワイ州ホノルル |
ニックネーム | レインボウウォリアーズ(Rainbow Warriors) |
チームカラー・スクールカラー | グリーン、ブラック、ホワイト |
カンファレンス | ビッグウェスト |
バスケットボールアリーナ | スタンシェリフセンター(10,300人収容) |
フットボールスタジアム | チンアスレティックコンプレックス(17,000人収容) |
オフィシャルサプライヤー | アディダス |
ハワイ大学のバスケットボール
NCAAトーナメント出場は5回。
これはもちろん大きな数字ではないのですが、昔書いたとおり、ハワイ大学はバスケットボール強化において、「地理的に」大きなハンディを背負っています。
唯一、アメリカ本土にないディビジョン1校であるハワイ大学は、ある面絶好のロケーションにも関わらず、「NBAスカウトの目から離れている」という理由で、スーパー高校生は進学を拒否するのです。
そして、パラダイスと表現され、誰もがうらやむその常夏の環境は、ハングリーであることを難しくさせてしまいます。
が、しかし。
弱小とは言えないのがレインボウウォリアーズです。
上の動画は、ハワイ大学がホストする名物イベント、ダイヤモンドヘッドクラシック2022のファイナル。UHが、初のタイトルを獲得しました。
※2014年は、当時1年生の渡邊雄太選手が所属した、ジョージワシントン大学が優勝。
ハワイ大学出身のNBA選手
最も成功したOBは、間違いなくアンソニー”AC”カーターでしょう。
彼もまた、本土出身で、LAエリアの短大から編入してきた選手。
そしてボブナッシュ。息子ボビーともども、日本でもお馴染みの彼は、UHの伝説。
コーチとしては成功できませんでしたが、やはり短大出身の父ナッシュも、NBAでのプレイ経験を持ち、33番はハワイ大学バスケットボール唯一のリタイヤードジャージー。
ヘッドコーチ、イーランギャノット
UHプログラム史上最高のコーチは、ACなどを育てたライリーウォレス(トーナメントに3回出場)ですが、現コーチのイーランギャノットは、ウォレスを上回る可能性を持った名将です。
※ラドフォードのダリスニコルズ同様、こちらの記事で、注目の若手コーチの1人に選ばれています。
彼はウォレスでさえできなかった、NCAAトーナメントの1勝をハワイ大学にもたらしており、その手腕は誰もが認めるところ。
>ジェイレンブラウンが率いたカリフォルニア大学相手にアップセット!
ハワイ大学とジェイコブス晶選手
ジェイコブス晶選手。
こちらで、D1に進まないかもと書きましたが、結局NCAAへ。
おそらく、オーストラリア人アシスタント、ブラッドデイビッドソンによるコネクションでしょう。
ミッドメジャー以上の大学へ進んでもおかしくない才能でしたが、UHは幸運。
恵まれたサイズを持つ一方、D1レベルではより強く、より速く、そしてより正確なハンドリングとシューティングを求められますが、日本代表入りはまず間違いないでしょう。
キャリアのどこかで、再び横浜ビーコルセアーズでプレイするでしょうが、UHではもちろん、とにかく高いレベルの環境にいてほしいと願わずにはいられない、逸材です。
※NBAグローバルアカデミーに在籍した彼でさえ、ESPNはじめとした各リクルーティングに掲載無し。。。露出を大きくして、日本人選手などが、正当な評価を受けることができるよう望みます。
ウィンターカップやBリーグのユースイベントは世界へ配信、発信を!!!
ジェイコブス晶選手の情報は、かろうじでこれだけ。。。