> NCAAカレッジバスケットボールランキング~2024-2025
10月17日(2023)、APとケンポンのランキングを追記しました。
※現代の2大ランキングと言える、APとケンポンのリリースがまだですので、随時更新致します。
※ESPNプレイヤーのサービスが終了。NCAAバスケットボールの視聴については別途投稿予定です。
恒例の、NCAAカレッジバスケットボールランキング。
2023-2024シーズンも多くのメディアがリリースを始めています。
残念ながら、Top25ランキングに日本人所属校は入っておりませんが、プレシーズンではTop100にもTop200・・・にも入っていないチームが、”マーチマッドネス”で暴れるのは当たり前。
”3月”には関係なくなりますが、”3月まで”は関係大あり!
特に複数校をNCAAトーナメントに送り出す、ハイメジャーカンファレンス校にとって、選考上ランキングは重要。※ワンビッド(1校のみの出場)カンファレンスでは、カンファレンストーナメントでの下剋上が可能。
意味がないようで、大きな意味を持つ、このランキングを、2023-2024シーズンも楽しんでいきたいと思います。
NCAAディビジョン1男子バスケットボールランキング2023-2024プレシーズン
ランク | AP | ケンポン | CBS |
1 | カンザス | パデュー | カンザス |
2 | デューク | カンザス | パデュー |
3 | パデュー | ヒューストン | デューク |
4 | ミシガンステイト | コネティカット | フロリダアトランティック |
5 | マーケット | ゴンザガ | ミシガンステイト |
6 | コネティカット | アリゾナ | マーケット |
7 | ヒューストン | ベイラー | ヒューストン |
8 | クレイトン | テネシー | コネティカット |
9 | テネシー | デューク | クレイトン |
10 | フロリダアトランティック | アラバマ | マイアミ(フロリダ) |
11 | ゴンザガ | マーケット | アーカンソー |
12 | アリゾナ | クレイトン | サザンカリフォルニア (USC) |
13 | マイアミ(フロリダ) | ミシガンステイト | サンディエゴステイト |
14 | アーカンソー | アーカンソー | テネシー |
15 | テキサスA&M | オーバーン | テキサスA&M |
16 | ケンタッキー | テキサス | ケンタッキー |
17 | サンディエゴステイト | ノースカロライナ | アリゾナ |
18 | テキサス | ケンタッキー | ベイラー |
19 | ノースカロライナ | イリノイ | ゴンザガ |
20 | ベイラー | ウィスコンシン | テキサス |
21 | サザンカリフォルニア (USC) | サザンカリフォルニア (USC) | セントメリーズ |
22 | ビラノバ | メリーランド | ノースカロライナ |
23 | セントメリーズ | ビラノバ | イリノイ |
24 | アラバマ | テキサスA&M | ビラノバ |
25 | イリノイ | カンザスステイト | ミシシッピステイト |
26 | - | UCLA | セントジョーンズ |
最も権威のあるとされ、その始まりから70年以上の歴史があるAPランキングは、やや「感覚的」なもの。
他方、ケンポンは徹底的に数字ではじき出されるもの。
どちらのランキングでも、Top25入りしたチームは全てNCAAトーナメントに出場する(選ばれる)のが一般的です。
よって、カンザス、パデュー、そしてデュークあたりがNCAAトーナメントを逃すことは考えられません。
面白い名前はまずフロリダアトランティック。
プロ入りや転校などにより、2季連続で勝ち続けるのがますます難しくなるNCAAバスケットボールにおいて、FAUは昨季ファイナルフォーのチームから多くの選手が戻ります。
さらに難しい、2年連続のファイナルフォー進出は実現するか。
ミルウォーキーのカトリック古豪校、マーケットが今季こその優勝候補。
VCUでの栄光、テキサスでの挫折を経た名将、シャカスマートは46歳になりました。
チームを率いるのは、全米ナンバーワンガードとされる4年生、タイラーコレック。
いよいよハイメジャーデビュー。今季からBIG12カンファレンスに参加する、こちらも古豪のヒューストンはもはやランキング常連校。
こちらもNCAAで栄光と挫折を味わい、NBAコーチの経験も得た名将・ケルビンサンプソンが素晴らしいプログラムを築いています。
> サンプソンがNBAでの経験をもとに作り上げたとされる施設
その他注目は、連覇を狙うお馴染みの”ユーコン”ことコネティカット、こちらも常連化している、ネブラスカのライバル・クレイトン、レブロンの息子ブロニーが加わったUSC、昨季準Vのサンディエゴステイト、ダバンテガードナーの師・バズウィリアムズが率いるテキサスA&Mと、就任1年目でトーナメント進出を果たしたHCクリスジャンズのミシシッピステイトの両SECスクール・・・・・・
世界的に見てもレベルが高く、かつアップセットが日常茶飯事のカテゴリー。
つい最近まで、その数はゼロで当たり前であった日本人選手。
しかし、このエキサイティングな舞台に、2023-2024シーズンは史上最多7人が立ち、八村塁選手(ゴンザガ)以来のNCAAトーナメント出場を狙います。
NCAAディビジョン1・日本人、アジア人、その他選手所属校のランキング
APはフルランキングを出しません。というより、出せません。先に書いたとおり、それが感覚的なものであるからです。
ここにあげた、T-Rank、ケンポンは、いずれも「数字(データ)」を元にしているため、ディビジョン1全362校の格付けが可能となっています。(感覚で362校ランクは不可能)
大学 | 選手 | T-Rank | ケンポン |
ネブラスカ | 富永啓生 | 46 | 58 |
ガードナーウェッブ | 須藤タイレル拓 | 176 | 185 |
ラドフォード | 山﨑一渉* | 150 | 168 |
セントフランシス (ペンシルバニア州) | マックニールキシャーン大河 | 360 | 358 |
ポートランド | 山ノ内勇登ウィリアムズ | 146 | 160 |
ハワイ | ジェイコブス晶 | 126 | 122 |
ステットソン | 菅野ブルース | 180 | 207 |
富永啓生選手のネブラスカを46位。NUに好意的(?)なT-Rankは、転校生の評価ポイントが大きい。
(と言っても、ビッグテンではパデュー、ミシガンステイト、イリノイ、ウィスコンシン、メリーランド、インディアナ、ノースウェスターン、そしてオハイオステイトに続く9位にすぎないのですが)
昨季はノーザンイリノイに所属した、須藤タイレル拓選手、同じくラマーでプレイした山ノ内勇登ウィリアムズ選手、そしてストーニーブルックからBリーグ広島に移ったケインロバーツ選手らの動きはいずれも正解だったと言えるものです。
因みに、テーブス流河選手がコミットしたボストンカレッジは100位(T-Rank)、、、
同じくClass of 2024のロロルドルフ選手に先日最初のオファーを出した、カリフォルニアステイト大学フラートン校は131位(T-Rnak)、、、
大学 | 選手 | T-Rank | ケンポン |
ニューメキシコ (アイオナから転校) | ネリージュニアジョセフ (高知中央高校でプレイ) | 53 | 46 |
グランドキャニオン | デリックマイケルゼイビエッロ (インドネシア) | 81 | 83 |
サンフランシスコ | マイクシャラブジャムツ(モンゴル) バリーワン(中国) | 122 | 93 |
ミシガン | ヨセフキャイアット(レバノン) | 62 | 44 |
モンマス | アマーンサンドフ(インド) | 330 | 294 |
ネリージュニアジョセフ選手!
アイオナでのコーチ、リックピティーノともども、セントジョーンズに移るかもと思えたのですが、ピティーノの息子リチャードがヘッドコーチを務めるニューメキシコに転校!
チームメイトに、やはりピティーノのケンタッキー時代の選手、ジャマールマッシュバーンの息子さん(Jr.)や、エディハウスの息子さんジェイレン、さらに日系人・アーロンカツマがアシスタントにいるロボスは面白い!期待!
その他、昨季に続いてWACの優勝候補であるグランドキャニオン、マイクシャラブジャムツとバリーワンの2人を擁するサンフランシスコと、アジアの勢力も大きくなりつつあります。
2024NCAAトーナメントは?
お馴染みのブラケットロジーは、こちら。
長年不可能とされてきた、16位シードによる1位シード撃破が起こってきている現在のNCAAトーナメント。
出場さえできればこっちのもの!
その時点でランキングは無意味になります(笑)
ファイナルフォーは、フェニックスのステイトファームスタジアム。
リージョナルは、ボストン、ダラス、デトロイトにロサンゼルス。
そして1,2回戦は、ブルックリン、シャーロット、インディアナポリス、オマハ、ピッツバーグ、ソルトレイクシティ、スポケーン、そしてメンフィス。
今から、楽しみです!
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