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最新のFIBAランキング
なんだかんだで注目の、FIBAランキングが前回より更新。夏の、各大陸選手権などの結果が反映されました。*シニア(フル)代表分のみ
男子(Men)FIBAランキング
↓右端が前回ランキングからの順位変動。
上位4か国に変化ありませんが、何と言っても5つ順位を上げたスロベニアでしょう。旧ユーゴスラビアの中においてはセルビアやクロアチアに大きく遅れを取っていましたが、2018年NBAドラフトの目玉選手、ルカドンチッチを擁してユーロバスケットを初制覇!一気に世界のトップテン入りです。
ユーロバスケットの結果が大きく影響を与えるこのランキング。
7位と健闘したイタリアが復活したほか、これも世界のスーパースター、クリスタプスポルジンギスを擁し、過去最高の5位に入ったラトビア、ラウリマルカネンの活躍が目立ったフィンランドも上昇。
ジョージア、チェコにモンテネグロ、さらには日本を一瞬で抜き去ったオランダ、アイスランド、エストニアと、ユーロ勢の「層の厚さ」は他大陸(ゾーン)と比べて圧倒的です。上位50か国中27か国を欧州が占めることとなりました。*アメリカ大陸が10、日本を含めたアジアオセアニアは8、アフリカが5。
バスケットボール男子日本代表と2019FIBAワールドカップアジア予選
アジアカップで8強入りを逃した日本は2つ後退して50位。
12か国で争う東京オリンピックに、開催国とは言えこれでは出場する資格が無いのは言うまでもありません。
FIBAランキング-アジアオセアニア
*ここに、98位シリアを加えた16か国で2019ワールドカップアジア予選を戦う
初参戦のオーストラリアが、2軍以下とも言えるメンバーで臨みながらもアジアカップ制覇。頭抜けている存在であることを証明しました。
ランキングだけを見れば日本はゾーン8位。2019年のワールドカップには、開催国・中国を含めてアジアから8か国出場可能。しかしチャイニーズタイペイ(57位)など、日本よりもランキングが下の国も決して油断できるチームではなく、この11月から始まるワールドカップ予選は全く予断を許しません。*1次予選、B組の日本はフィリピン、チャイニーズタイペイ、オーストラリアと同組。上位3つに入れば12か国で争う2次ラウンドへ→最終7か国(実質は中国を含んだ8か国)がW杯出場
このままで、日本男子は大丈夫なのか。
Bリーグの盛り上がりとは裏腹に、世界大会に向けてはどうしても不安が残ります。
ちなみにアジアカップを制した女子は世界の13位。アジアでは4位オーストラリア、10位中国に次ぐ3番目と、全く納得のいかないランキングも、東京五輪出場はまず固い状況。
世界のスターバスケットボール選手候補(の一部)
東京五輪に向け、日本に明るい材料が全くないわけではありません。
先日は日本代表候補選手に、15歳の田中力が抜擢。
また、間もなく開幕するNCAAカレッジバスケットボールシーズンにおいて、渡邊雄太、八村塁、シェーファーアヴィ幸樹、さらにNJCAAの大学に属する榎本新作(アイザイアマーフィー)らも、すでに日本人ではトップレベルの選手。
以下、彼らと同様に、NCAAバスケットボールに留学生としてデビューする選手を何人か紹介します。
オスカーダシルバ(ドイツ、スタンフォード大学)6-10,PF
オリビエサール(フランス、ウェイクフォレスト大学)6-11,C
イェブスポンズ(フランス、テネシー大学)6-5,SF