NCAAトーナメント組み合わせ決定!
先ほど出場校と組み合わせが決まりました。
早速4つのリージョナル(地区)について書いていきたいと思います。
WESTリージョナル
最初に紹介するのはWESTです。
八村塁。
ついに日本人選手がこの舞台に立ちます。しかも1位シードのゴンザガ。
日本では一番注目されるリージョナルと言っていいでしょう。
「西」なだけに、日本からのアクセスも一番。
見に行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブラケット(組み合わせ)
*ESPNより
開催地/アリーナ
少しややこしいのですが、1,2回戦もとにかくシード順位が高い学校が優遇されます。
上の組み合わせにおいて、WEST地区の準決勝と決勝はカリフォルニアのサンノゼで行われるのですが、1,2回戦は、ソルトレイクシティだけではなく、オーランドとニューヨーク州バッファローも開催地となっています。これは3位シードのフロリダステイトと4位シードのウェストバージニアにできるだけ近い都市が選ばれているからです。
各アリーナは以下の通り。
ソルトレイクシティ:ヴィヴィントスマートホームアリーナ
旧称エナジーソリューションアリーナ、デルタセンター(ややこしいですね、笑)。ご存知ユタ・ジャズのホームで、収容は19,911人。
ソルトレイクシティはコンパクトな町で、空港からも近い。
モルモン教の総本山テンプルスクエアにも近いダウンタウン。東にユタ大学があります。
オーランド:アムウェイセンター
こちらもNBA球団オーランド・マジックの本拠地。2010年建と比較的新しいアリーナ。収容18,846人。
フロリダステイト大学(FSU)キャンパスのある州都タラハシーからも近いのですが、その1回戦の相手フロリダガルフコースト(FGCU、14位シード)のフォートマイヤーズにはさらに近い。FGCUはアップセットが「得意」。FSUにはプレッシャー。コミッティー(選考委員会)がよくやる”遊び心”です(笑)。
ニューヨーク州バッファロー:キーバンクセンター
NHLバッファロー・セイバーズの本拠地。収容2万人弱。
NBAファンには馴染みがないですが、バッファローはNFLビルズも持つニューヨーク州西端の都市。トロント、クリーブランドにデトロイトも近い。
4位ウェストバージニア、5位ノートルダムのキャンパスからもそれほど離れていない。カナダ国境、観光地ナイアガラも近く。
サンノゼ:SAPセンター
1993年オープンと、それなりに古いアリーナ。旧称はサンノゼアリーナ、コンパック(懐かしい!)センターなど。収容18,543人。
NBAウォーリアーズも一時的に使用したことがある、NHLサンノゼ・シャークスの本拠地。
ダウンタウン立地です。シリコンバレーの大都市サンノゼには昔から直行便が飛んでいますね。もちろん、サンフランシスコからのアクセスも良いところです。
勝ち上がるのは?
予想通り、ゴンザガはソルトレイクシティに振られました。過去、2003年と2013年にこのジョン・ストックトン所縁の町でNCAAトーナメントを戦ったゴンザガは、それぞれアリゾナとウィチタステイトに敗れており、縁起は悪い(?)ようにも思えますが、過去2回のアリーナはユタ大学のハンツマンセンターで行われました。
今年こそファイナルフォー以上の思いは強いですが、、、強敵が揃いました。
#1シード校が#16に敗れた前例はありませんが、”入り方”は大事。初戦サウスダコタステイトとのゲームは大勝、八村選手の出場を望みます。
1回戦で最もエキサイティングと言われる#8対#9のゲームはここでも注目。特に、ついにNCAAトーナメント初出場を果たした8位シード、ノースウェスタンには勢いと、全米レベルの声援がついてきます。
2位アリゾナも1回戦のノースダコタはさすがに安全に思えますが、それ以外のゲームは全く予想がつきません。曲者揃いで、シードがほとんど意味のないもののように見えます。。。
それでも例年以上にゴンザガを力強く感じるのは、チームリーダー、ナイジェル・ウィリアムス=ゴスの存在です。
WCC最優秀選手のNWGからは何かしらの”オーラ”を感じます。大学入学前からトップレベルの選手と相対、勝つ体験をし尽してきた彼は、メンタル面でもチームの柱。
今年はやってくれるしょう!
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