NCAAバスケットボール最新ランキング
*ESPN
TOP4は変わりません。
ACC/BIGTENチャレンジの、@インディアナを生き延びたデュークは、ACCゲームまでのスケジュールが楽。次の難関は年明けの@ノースカロライナステイトでしょう。21世紀に入ってから、デュークが優勝した時の負け数は4or5(勝ち数はいずれも35)。今季は間違いなくこれと同じか、上回るペース。最強プログラムが、万全の態勢です。
5位ノートルダムは、同じくACC/BIGTEN、@ミシガンステイトでブローアウトを食らいました。4つ下げて9位。
ほか、USCは@SMUで敗戦。何とか踏みとどまったものの、トラブルの渦中にありながら健闘していたルイビルがパデュー、シートンホールに連敗してランク落ち。やはりシートンホールに屈したテキサステック、セントラルフロリダに負けたアラバマも圏外へ。@ゴンザガでそれなりに善戦したクレイトンも外れましたが、これはちょっと過小評価。
シートンホールとパデューが復活。
そのパデューに勝ち、@ジョージアテックも制したテネシーもイン。さらに、ニックファジーカスの母校ネバダがTOP25に登場。ランク校とは戦っていませんが、ここまで8戦全勝。今季注目です。
351校あるNCAAディビジョン1バスケットボール。開幕約1か月ほどですが、全勝校はデューク、カンザス、ビラノバ、テキサスA&M、マイアミ(フロリダ)、バージニア、アリソナステイト、TCU(テキサスクリスチャン)、ネバダ、フロリダステイト、ミシシッピステイト、ジョージタウン、そしてバルパライゾの13校のみ。今週は何校がサバイバルできるでしょうか。
ケンポンランキングの1位はビラノバ。以下、カンザス、ミシガンステイト、バージニアと続きます。面白い。
Game of the week
ボイジステイト73@70オレゴン
ゲーム全体通して見ごたえのあるものでしたが、このエンディング。2015年1月から続いていた、オレゴンの全米最長だったホーム連勝記録は46でストップ。
アウェイでオレゴン撃破のボイジステイトは、この後ホームでタヒロウのポートランドを一蹴。7勝1敗と好調。昨季ファイナルフォーのオレゴンは5勝3敗と苦戦。
NBAドラフト2018に向けた注目選手
マイルスブリッジス(ミシガンステイト大学2年生、6-7、ガード)
八村塁と同級生であるブリッジスは、2年生では最高の選手。今季ここまで14.6ppg、6.6rpg。チームメイトに恵まれた今季、数字に大きな変化はありませんが、重要な場面でボールを持つのは彼でしょう。身体能力は文句なしの怪物級。ここまで、「丁寧に」プレイしている印象です。
TOP10指名はまず間違いないスター。
NCAAバスケットボールにおける日本人、日本所縁の選手所属校の動向
ジョージワシントン大学と渡邊雄太
苦戦しながらも、またもブラックカレッジとの対戦となったvsモーガンステイトを73-66、地元キャピタルワンアリーナで行われた最後のBB&Tクラシックでは、フィラデルフィアの有力校テンプルに71-67でこれも辛勝。通算4勝4敗の五分に戻しました。
次戦、日本時間12月7日にホームでvsアイビーリーグの名門プリンストン。同10日にはアウェイでペンステイトとの定期戦です。特にPSUが手強いですが、連勝を!
渡邊雄太はそれぞれ26点・7リバウンド、17点・6リバウンドの活躍。スリーポイントが5/11と当たり始めました。通算15.0ppg・7.1rpg。相変わらず、全米1,2を争う出場時間の多さが心配になるほどですが、層の薄いチーム事情もあって仕方なし。怪我のないように、存分に暴れてほしい。
出場時間ランキング↓
NCAA公式サイト
ジョージワシントンは悪くないチーム。悪くないのですが、NCAAトーナメントへ出場するにはさすがにチーム力が不足。チームスタッツで、100位以内に入る特別なデータはありません。
引き続き、渡邊雄太への負担が大きい。この逆境を利用してのアピールを!
そして本日、素晴らしいニュース!アトランティック10カンファレンスの週間MVPを、4週目にして渡邊雄太が受賞!
*VCUのジャスティン・ティルマンとの同時受賞。
「A10カンファレンスのPOYとディフェンシブPOYを獲得してNBA」を公言している渡邊雄太。1ゲーム1ゲームを積み重ね、POW獲得を積み上げることで実現します。
何より、チームの勝利が必須です。
ゴンザガ大学と八村塁
いずれもホームで、インカネートワードとクレイトンに勝利。いよいよケミストリーも構築と思われた時でしたが、スターターの1人、スーパー1年生のコリーキスパートがインカーネトワード戦で負傷。長期離脱はないようですが、少々心配です。キスパート抜きで強豪クレイトンを下したゲームは、前半リードを許すやや重い展開も、キスパートに代わってスタートしたザックノーベルが、後半だけで21得点の活躍。大きく勝利に貢献し、そのままWCCカンファレンスの週間MVPに選ばれました。
日本時間12月6日。いよいよこの時がきました。ノンカンファレンスの、というよりレギュラーシーズンゲームのハイライトと言ってしまっていい、ゴンザガvsビラノバ戦。JimmyVクラシックのこの1戦は、マジソンスクエアガーデンで行われます。
全米注目のビッグゲーム!ケンポンランキング1位のビラノバは隙のないチーム。個人的に、今のデュークと戦えるのはビラノバのみとも思うほど強いチームですが、勝てばTOP5も見えてきます。楽しみです。
戻って、11日にはワシントン大学との定期戦。今年は@シアトルのアウェイ戦ですが、まず問題ないでしょう。
八村塁は、2戦を18点・5R、4点・5R。数字にはまだ波があり、格上相手との戦いではまだ本領発揮できていません。ビラノバ戦は絶好の舞台。KJ松井、渡邊雄太に続き、日本人選手がWORLD'S MOST FAMOUS ARENAでプレイします。
注目はチーム3番目の数字をあげているリバウンドでしょう。もちろん得点でも大きな潜在能力を秘めていることは間違いないですが、まずリバウンドでの貢献がチームと、八村自身のステップアップに必要と感じています。なかなかイカツイのを奪うので、個人的にはダンク以上に見ています。
ゴンザガのチームリバウンド42.2/gameは全米で13位。
ジョージアテックとシェーファーアヴィ幸樹
悪夢のウィーク。ともにホームで、グランブリングステイトとテネシーに連敗。特にグランブリングに負けたのは痛い。ケンポンランキングでも一気に81位へ急降下。怪我のため、いまだ出場なしのエース、ジョッシュオコーギーの復帰が待たれます。
両ゲームで、シェーファーアヴィ幸樹選手の出場はなし。
通算4勝3敗。今週の@ウォフォードは負けられません。
ポートランド大学とタヒロウディアバテ
近所のNAIA校、マルトノマを一蹴。しかしアウェイでのぞんだ強敵・ボイジステイト戦はさすがに歯が立ちませんでした(54-77)。相手エースのチャンドラーハッチンソンがトリプルダブル。
通算3勝5敗と苦戦が続くのは、若いチームのため仕方ないところ。今週はいずれもホームで、日本時間12月7日にカリフォルニアステイト大学フラートン、10日にサンノゼステイト。
タヒロウはムルトノマ戦にスタートし、8点・4R。ボイジ戦は無得点・1R。まだまだこれから。
フリースローも含めたシューティングは課題。日本の高校バスケットボールであれほど得点を量産したタヒロウが、このストラッグル。やはりとんでもないレベル差が存在します。。。
ピマコミュニティカレッジ(NJCAA)と榎本新作(アイザイアマーフィー)
カンファレンスゲームで1敗を喫して通算6勝1敗。ゲームは西部のNJCAA特有の打ち合いで、100点ゲームもしばしば。ディフェンスしません。。。榎本は相変わらず得点をあげており、現在16.1ppg。
チームの勝利がまず優先。そのうえで、、、早く進路を聞きたいところ。
<追記>
NJCAA(ディビジョン2)のランキングも出ました。ピマコミュニティカレッジは10位!*ディビジョン1との差は、NCAAほど大きくありません。ピマCCは、D1で現在15位のオデッサ(テキサス州)に今季勝利しています。