2016-2017のNCAAカレッジバスケットボールシーズン
ジョージワシントン大学の渡邊雄太は3年生
ゴンザガ大学の八村塁は1年生
として迎えます。
渡邊選手は残り2シーズン、八村選手も先日の記事どおりなら2年生でNBAへアーリーエントリーなので残り2シーズン(笑)。
出来れば早めに現地で生観戦したいところです。
ジョージワシントン大学とワシントンDC
ジョージワシントン大学は完全なスケジュール発表はまだですが、先日少し触れました。
ジョージワシントン大学のあるワシントンDCはアメリカ東海岸にあり、当然日本からの距離は遠くなるのですが、成田から直行便が出ているのは便利。
渡邊雄太選手のジョージワシントン大学についてはホームでの観戦が一番おすすめです。直行便が便利であることと、ホーム、スミスセンターが収容人員5,000人とコンパクトでありながら、なかなか満員にはならず、チケットが取りやすいからです。
これは何もジョージワシントンのバスケットボールが不人気であるからという理由でなく、ホワイトハウスのすぐ近くというロケーションであるジョージワシントン大学キャンパス周辺が住宅地などではない特殊な場所であり、観客がほぼ学生に限られること(多くの大学は学生以外に地域住民のファンが多い)、都会であるワシントンDCには他のエンターテインメントも充実しており、よほど強くない限りジョージワシントン大学のバスケットボールに人気が集中するような環境ではないからです。
NCAAカレッジバスケットボールだけをみても多くのディビジョン1スクールが存在し、中でもジョージタウン大学やメリーランド大学は多くのNBA選手を輩出している強豪です。
さらにNBAワシントン・ウィザーズ、MLBワシントン・ナショナルズにNFLワシントン・レッドスキンズと、多くの人気スポーツチームを抱えるのが首都ワシントンDCです。
昨季もVCU(バージニアコモンウェルス大学)などの人気校を迎えながら、満員になったゲームはなし。NBAウィザーズをはじめとした”ハシゴ”観戦も可能ですから、ジョージワシントン大学の観戦はホームでのゲームをまずおすすめします!
アウェイゲームでも、例えばジョージメイソン大学はGWと非常に近く、またアリーナが大きいので観戦が容易。
ただ前出のVCU(バージニアコモンウェルス)はそこそこ近いバージニア州リッチモンドながら人気が高く、チケット入手が簡単ではありません。
ほかにおすすめはステファン・カリーの母校デビッドソン大学。ノースカロライナ州シャーロットが近く、NBAホーネッツやノースカロライナ大学やデューク大学のゲームと合わせることも可能です。
*ただしノースカロライナ大学やデューク大学のチケットは入手が難しい。あとはフィラデルフィアのセントジョセフ大学やニューヨークのフォーダム大学あたりがNBAゲームなどどセットで観戦できて便利です。
ゴンザガ大学とワシントン州スポケーン
続きまして、八村選手のゴンザガ大学。
スケジュールはほぼ決定しています。
ゴンザガ大学キャンパスはワシントン州スポケーンにあります。
ここはホームゲームのチケット入手がとにかく困難。その難易度はデューク大学やアリゾナ大学などと並んで全米有数です。
ホーム、マッカーシーセンターは収容人員6,000人と決して大きくないうえに、学生のみならず地元住民などがアメリカ、いえ世界レベルにあるゴンザガ大学バスケットボールを見ようと詰めかけてくるからです。
地方都市スポケーンの人口は20万人ほどなのですが、ワシントンDCと違って他に娯楽が少ないスポケーンではゴンザガ大学バスケットボールが町一番のエンターテインメントとなっています。(ある面、Bリーグ球団運営の参考になりそうです)
↓チケットが入手できれば最高の雰囲気を味わえます!
シアトルからも遠く、ご存知の通りソニックスは既に消滅。近くにロドニー・スタッキーが出たイースタンワシントン大学や、クレイ・トンプソンの母校ワシントンステイト大学がありますが、とにかく課題はゴンザガのホームゲームチケット入手です。。。
一番のおすすめはニュートラルゲーム。現地12月3日、ロサンゼルスのステープルズセンターで、超強豪校アリゾナ大学と対戦します。あのキャパシティですからチケット入手も比較的容易でしょう。
StubHub
*けっこう高いかな。。。
あとはカンファレンスゲーム。
WCC(ウェストコーストカンファレンス)の学校は日本からのアクセスが良いエリアに集まってます。
サンフランシスコベイエリア:
サンフランシスコ大学、サンタクララ大学、セントメリーズ大学、パシフィック大学
LA、南カリフォルニアエリア:
ロヨラメリーマウント大学、ペッパーダイン大学、サンディエゴ大学
いずれもアリーナが収容人員5,000人ほどと大きくはありませんが、チケット入手は難しくありません。*カリフォルニア州モラガにあるセントメリーズ大学(SMC、マシュー・デラベドバやパトリック・ミルズらを輩出)のみ、ゴンザガに肉薄する強さを誇っており、観戦が難しい。
ほか、伊藤大司選手の母校であるポートランド大学やユタ州のブリガムヤング大学はそれぞれNBAブレイザーズ、ジャズと組み合わせての観戦が可能でしょう。
*ゴンザガはポートランドから選手をリクルートすることが多いこともあってか、ポートランド大学でのゲームは多くの人が集まります。チケット入手は注意!
以上、簡単な観戦ガイドとなりましたが、2人のプレイは是非生で見たいですね!