バスケットボールトレーニングのヒント、戦略、そして秘密-37こ
③シューティングこそが、バスケットボールにおいて最も重要なスキルである
このことを理解しないといけない。
体育館にいるとき、シュートの能力を向上させるのに多くの時間を割かないといけない。
他の全てのスキルは二の次である。
現代のバスケットボールにおいては、ペリミターのオープンショットをコンスタントに沈めることができなければ、より高いレベルの重要な局面で出場時間を得ることは難しい。
NBAやWNBAにおいてさえも、優れたシューターでない選手がいるのは確かだが、彼らは7フッターのような高身長であるか、なかなか手に入れることのできない身体能力を持っている。
成功したいのなら、シューティングにフォーカスすべきである。
目標は、常にチームのベストシューターであることだ。
訳注
その昔。
「ポイントガードはそれほどシューティングに長けていなくてもよい。一番の仕事はゲームメイクであり、アシストだ。」
「リバウンドだ。点を取れなくても、リバウンドで貢献できれば試合に出れる。ロッドマンがいい例だ。」
時代は変わりました。
現代バスケットボールでは、シュートができないと試合に出れません。
バスケットボール = シュート
大昔の、元PGとしては複雑な思いですが、認めざるを得ません。
もはや、ポイントガード、シューティングガード、スモールフォワード、パワーフォワード、センター、1番、2番、3番、4番、5番というポジジョン分けは消滅しつつあります。
ガード、ウィング、ビッグという分類さえも、”ポイントセンター”などと言う言葉にかき消されようとしています。。。
→ラベルモートンとダニーグリーンの話をもう一度どうぞ。
2009年のNBAドラフトで2巡目46位指名。Gリーグや欧州との往来も経験したグリーンは、今年3個目のリングを獲得しました。
シューティングによって、です。
参考
自分の経験上も含め、シュートの上達と才能はそこまで大きく関係ないですね。とにかく、「自分にとって」正しいフォームで、打ちまくること。
何万本も。
打つだけでなく、成功させること。
>こちらも
ダンクはそうそうできませんが、、、
シュートは練習次第。いくらでも上手くなれます。
1本のスリーポイントは、1本の360°ダンクよりも価値があります。当たり前ですけど。
ダンカンロビンソンが世界を驚かせたのも、シューティングがあったから。