<追記>
まだポストシーズンを残していますが。
激動の1年でした。
こちらで書いたとおり、シーズン前に母国(またはその近く)に戻る選手も続出。
ゲームさえ十分に行われない中、それでもアメリカに残り、学生アスリートとして過ごした選手の皆さんに、心から敬意を表したいと思います。
NCAAバスケットボール最新ランキング<week15>
やはりNCAAカレッジバスケットボールは期待を裏切りません。
いつもどおり、最高に面白い展開になってきました。
まずはBIG12、カンザスが意地。ホームでベイラーを破り、スウィープを阻止。
かたや、ついに1敗したベイラーですが、これは良い薬と捉えるでしょう。
今季最強カンファレンス、ビッグテンの潰しあいは、もはやランキングを意味のないものにしていますが、ミシガンがやや抜け出ている印象。ベイラーに代わって2位に躍り出ました。→こちらは必見
シーズン終盤の話題は尽きませんが、ここにきてTop25に滑り込んだ、PAC12のコロラドに注目。
NCAAなどアメリカ大学バスケットボールにおける日本人、日本縁の選手(男子)
まず渡辺飛勇(ヒューホグランド)選手のUCデービス。
ビッグウェスト5勝3敗、通算8勝6敗でカンファレンス3位につけていますが、渡辺選手の出場がありません。。。どうしたのでしょうか?
ドゥ”ドゥドゥ”ゲイ選手のルイジアナ・ラファイエットは、アウェイでのアーカンソー大学リトルロック戦を1勝1敗。
ドゥドゥ選手はやや不発に終わったものの、サンベルトカンファレンスWest2位の好位置で、カンファレンストーナメント突入です。
優勝すれば、2014年以来7年ぶりのNCAAトーナメント出場!
そして、弓波英人選手。3年生ながら、学業で優秀な成績を修めた弓波選手は早々の、”見事な”卒業。
「シニアデー」にて、ホームゲームを締めくくりました。
ジョージアサザンのアパラチアンステイトをホームにむかえたシリーズは1勝1敗。2戦目、本来であればウォークオンの弓波選手の登場は無い展開でしたが、ノースカロライナから駆け付けたご両親の前で登場。
有終の美、でした。
ですが、まだ終わりません。
ドゥドゥ選手ともども、カンファレンストーナメントに参戦。
ジョージアサザンはEast5位での出場ですが、奇跡は起こるか。
もちろん、優勝すればNCAAトーナメント出場です。
ディビジョン3!!
セントジョセフ大学(カレッジ、メイン州)4年生、酒井達晶選手が”3月に”ようやく登場!
同州内の3校と各2ゲームを行うとのこと。
最後のシーズン、思うようにプレイができなかった酒井選手ですが、オンラインでの暴れっぷりは忘れられません(笑)。
大変勉強になりました。
コートでの姿、必ず拝もうと思います。→視聴方法
同じくディビジョン3、コウキワイリー選手のローズは、アーカンソーのヘンドリックスとアウェイゲーム。2戦2敗となり、通算1勝8敗。
そして、木村圭吾選手。こちらもようやくのデビュー!
ニューヨークにあるユダヤスクール、イェシバと2戦。それもホーム&ホーム(日本流にいえばホーム&アウェイ)。
残念ながら、セントジョセフ(USJ、コネティカット州)の2敗となりましたが、ディビジョン3トップ校同士による、見ごたえのあるゲームでした。
イェシバは素晴らしいバスケットボールをします。→参考
NJCAA(短大)、富永啓生選手のレンジャーは2戦実施し、1勝1敗。
富永選手はともにベンチからの出場で、得点はそれそれ3と13。
まだ少し心配。。。
NCAAアメリカ大学バスケットボールにおける日本人、日本縁の選手(女子)
ロバートモリス大学、ホライゾンリーグトーナメントの初戦でノーザンケンタッキーに敗れ、シーズンが終了。
これにより、池松ほのか選手のカレッジキャリアが終了。
彼女もまた、大きな挑戦を終えました。”これから”に、大いに期待です!!
ヒル真理選手のボウリンググリーンステイト大学は、レギュラーシーズンゲームを2つ残し、MACカンファレンス優勝!!
油断はできませんが、NCAAトーナメント出場を期待!
今野紀花選手のルイビル大学は、レギュラーシーズン最終戦、@ノートルダムを見事勝利。
全米ランキング5位で、ポストシーズンにのぞみます。
ACCからは複数校の出場ですので、ルイビルのNCAAトーナメント出場はほぼ100%確定。
全米制覇にさえ期待がかかります。
今野選手はまだ2年生。楽しんでほしいですね。
→これは本当に素晴らしい、会心のショット!!20回くらい見ました(笑)。力強く、しなやか。